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音楽ド素人がSunoを始めて1ヶ月でSpotifyリリースした話 | 『ぽんこつチャッピーくん』デビューまでの経緯

前回の記事に、『ぽんこつチャッピーくん』の曲を実際にSpotifyなど各プラットフォームでリリースした事実について書いた(本シリーズを初めてお読みいただいた方は、よければこちらのマガジンもご参照ください)。

今回は、楽曲リリースにいたるまでの経緯について、書いてみたいと思う。

が、その前に注意書きを記しておきたい。

これはいわゆるノウハウ・ハウツー系の記事ではない。
私自身がどう進めたか、という経緯の記録だ。
これから「音楽配信をしたいと思っている」という方にとって参考になる内容ではない、というよりは、参考にしてはいけない感じの内容になる予定だ。

Sunoの使い方やリリースまでの流れをちゃんと知りたい方は、他にたくさん有用な記事があると思うので、ぜひそちらをご参照ください。

私は何も参照せずにぶっつけでのぞんだので、世の中にどんなハウツー記事があるのかを、知らない。

では、『ぽんこつチャッピーくん』がデビューにいたった経緯については、以下よりご一読ください。



Sunoで遊びすぎて、有料版にアップグレードした

最初の一歩は、Suno有料版へのアップグレードだった。

私は数週間、Sunoの無料アカウントを使っていた。

が、音楽生成という遊びが楽しすぎて、1日に使えるクレジットをすぐに使い切ってしまうことが続いていた。

一度でもSunoで遊んだことがある人なら、わかっていただけるのではないだろうか。
あのドーパミンなのかアドレナリンなのか、なんか出ちゃう感じ。

私はせっかちなので、歌詞が思いついたらすぐに曲にしたくなる。
しかし無料枠では、そう何曲も一気には作れない。

プロンプトが当たるかどうかはガチャ的なところもあるし、トライアルと失敗を繰り返して、ちゃんと曲にならないままクレジットを使い果たす日も多かった。
うっかり思いついて、演歌を作ってクレジットを消費してしまう日などもあった。

また以前にも少し書いたが、「チャッピー」の発音が「チャッツィー」とか「チャッスィー」になってしまうなど、歌詞の発音ブレが気になっていた。

英語圏のサービスなので、漢字が読めなかったり日本語の発音がブレるのは理解できる。
しかし英語の発音がブレるのは、受け入れがたい。
Sunoの母国語ではないか。

「有料版だったら、もう少し精度が良いものが作れるのだろうか」
「もっと気兼ねなくたくさん作れるんだろうな」
という疑問と好奇心がむくむくと育っていった。

そんな折に届いたのが、Sunoからの「年間パック、今なら20% OFF」みたいなメールだ。

私は簡単に乗っかって、有料版(年間14,400円のSuno Pro)に加入した。

Sunoさん、課金させるのがお上手。


「リリースできる」ということを知った

有料版にアップグレードしたら、使える機能が増えた。
曲もたくさん作れる。
リミックスの幅も広がった。

楽しい。

私は盛大にはしゃぎ、ぽんぽんと曲を作りはじめた。

そして遊んでいるうちに、有料版のSunoで作った曲は商用利用も可能で、本当に「リリース」できることを知った。


え、リリースって、あの?

SpotifyとかApple Musicとかで配信するやつ?
ミュージシャンがやるやつ?

せっかく課金してたくさん曲を作るわけだし。
できるんだったら、やってみるか。

Sunoに課金した直後の、ぽていとぽたあとの心の声



そんな軽いノリで、私はリリース準備に踏み切った。


Suno有料版へのアップグレードから楽曲リリースの決断まで、わずか10分。


勢いでDistroKidに登録。突っ走った

あとはもう、勢いで突っ走った。

「配信できる」ことはわかっても、方法は知らない。

私は、ChatGPTに質問しまくった。
ぽんこつチャッピーくんは、ハルシネーションを出力しまくった。

そうしてたどりついたのが、配信プラットフォームのDistroKidである。

DistroKidで配信登録を行えば、審査から各種プラットフォームへの配信まで一括でやってくれるらしい。
すばらしいじゃないか。

DistroKidという名前がチャラいことが気になったが、そんなことはどうでもいい。
私は曲をリリースすると決めたんだ。

チャラチャラするくらい、なんてことない。
曲をリリースすると決めたんだから。

私はさっそく、DistroKidにも登録した。
ついさっき知ったこの配信サービスにまで課金してしまった。

もう、あとには引けない。


Suno有料版へのアップグレードからDistroKidを見つけて登録するまでの時間、30分。


見えないゴール。はやる気持ち。とにかく走る

「やると決めたからには、やるんだ」

この時点で私の頭には、これしかない。

ここまで読んでいただいた方はお気づきかもしれないが、私は走り始めてから考えるタイプだ。

ゴールとは、走り始めてから探すものなのだ。
「ゴールどこ?」と探しながら、スマホを片手にチャッピーくんに聞きまくり、とにかく走る。

ついさっき知ったDistroKidというサービスに言われるがままに情報を入力したり、音楽ファイルをダウンロードしたりアップロードしたり、間違った情報を提出してカスタマーサポートへ連絡して取り消したり(この時点ですでに2回、カスタマーサポートのお世話になっている)、しっちゃかめっちゃかである。

「アーティスト名?『ぽていとぽたあと』でいいか」

「検索性を考えて、英語にしよう。ん? Potato Potatoは取られているのか」

「ハイフンで区切って、Potato-Potahtoでいいや」

「歌詞は入れられないのか。え、それは別課金? してやろうじゃないか」

「YouTubeやTikTokにも配信される?チャンネル持ってないのに、どうやって?」

「ま、そんなことは今はどうでもいい」

こんな感じで、走りつづけて2時間くらいは経っただろうか。


1週間後に見えた"Now Available"というゴール

ほとんど何が何やらわからない状態で、前に進みつづけた。

ゼェゼェ言いながら、その日はパソコンを閉じた。


そして、Suno有料版とDistroKidへの登録から1週間後。


どん。



ぽんこつチャッピーくん、すっかりチャラい。


煌々と輝く NOW AVAILABLE の文字!
無事、リリースされたわけである。

疲れ切っていたが、実際にうちの『ぽんこつチャッピーくん』がSpotifyにいるのを見たら、さすがにテンションが爆上がりした。

よくやった。
そう言ってあげたい。
自分に。


配信先をほとんど知らないという事実

配信先は、驚くほど多い。
以下に、アイコンで紹介しよう。

正直、この中で私がわかるのは5〜6個しかない。
自分がSpotifyユーザーなので、Spotifyに出ていることが一番うれしい。

日本にはないサービスも含まれているのか?
いないのか?
ご存知の方がいたら教えてほしいくらいだ。
調べる体力はもう、残っていない。



無料アカウントのときに作った曲は、リリースできない

前回の記事にもチラッと書いたが、Sunoで作った曲を配信するためには、有料アカウントを持っている必要がある。

私が無料アカウント期間に作った曲は、リリースできない。

残念この上ないが、note限定の音源があるというのも、いいかもしれない。

ただ歌詞の著作権は私にあるため、音楽だけを作り直して、順次リリースしていこうと思う。
作り直すのもまた、楽しかったりする。


終わりに

いかがだっただろうか。

音楽ド素人で、1ヶ月ちょっと前まで作詞すらしたことがなかった私が、勢いに任せてAIで作曲し、リリースにいたるまでの経緯を紹介した。

計画性ゼロ・事前準備ゼロ。
それでもできちゃったのは、調べて出てきたものすべてに課金したからである。
恐ろしいな課金の力。

リリースされても歌詞が表示されなかったり(おそらく時間差で、いつかは出るはず。出るといいな)、配信先のプラットフォームもよくわかっていないのは、これほどまでに行き当たりばったりだからだ。

今こうして書いてみると、なぜあんな勢いで突っ走ったのか、自分でもわからない。
夢中になっている状態に、夢中になってしまった。
急ぐ必要は、まったくなかったよな。

しかし。
とても疲れたが、とても楽しいのだ。

ということで、今後はいろんな曲を続々リリース予定なので、Spotifyユーザーのみなさん、フォローいただけたら嬉しいです。
※SNSではないため、誰がフォローしたのか、私からは見ることができません。どうぞご安心ください。

他のプラットフォームがどうなっているかよくわからないのだが、これもまた見つけていただけたらありがたい。


以下が、デビュー曲だ。
まだの方は、ぜひお聴きください。

『その指摘は妥当です』

小ネタだが、「妥当」という歌詞をSunoに入れるとき、スペルを「dattoo」にして作ったので、タトゥー(tattoo)に似た特徴的かつリズミカルな発音となっている。


「そのっしてっきは だっとぅーーーーです」

ではまた、次回のリリースをお楽しみに。



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本コラムをおもしろいと思っていただけた方には、以下もオススメです。
元祖『その指摘は妥当です』は、以下からどうぞ。無料アカの時に作った曲はリリースできないため、note限定公開となっている。


以下の『ぽんこつness of you』もかなり気に入っているが、こちらも残念ながらリリースはできないので、note限定公開である。