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【育児】保育園の連絡帳146日分をAIで振り返ったら、娘の知られざる成長に気づけた|#AIと振り返ってみた

皆さん、こんにちは!2歳と生後6ヶ月の二人の娘を持つ父で夫婦で1年間育休取得中のゆういちです。

早いもので12月に入り、今年も終わろうとしていますね。
皆さんは今年1年、どんな年でしたか。私は現在、夫婦揃っての育休中という人生でもかなり特殊で貴重な時間を過ごしています。
そんな中、noteとGoogle Geminiが「 #AIと振り返ってみた 」という投稿コンテストを開催しているのを見かけました。
AI活用は仕事でというイメージでしたが、まりさん(まり丨めんどくさいをテクノロジーで解決したい子育て中の主婦)の数々の投稿をみて、日常生活でもこんな活用の仕方があるんだと、私たちも何かやってみたいなと思っていました。

ちょうど年末だし、娘の成長記録でもまとめようかな、とスマホの写真フォルダを眺めていたとき、ふと気づいたんです。
写真や動画はたくさんあるけれど、保育園の連絡帳のスクリーンショットが大量に埋もれていることに。
数えてみると、その数なんと146日分
普段は保育園のお迎え前にサラッと読んでいる先生からのコメントですが、これを全部AIに読ませて分析したら、私たちの気づいていない娘の姿が見えてくるんじゃないか。
そう思い立ち、GeminiとNotebookLMを駆使して、我が家の2025年振り返りプロジェクトを始動させました。

今回は、その具体的な手順と、AIによって浮き彫りになった娘の成長ストーリー、そして感じたことをシェアしたいと思います。

きっかけは146枚のスクリーンショット

我が家の長女は保育園に通っているのですが、毎日の様子を先生がアプリで報告してくれます。
入園式の4月2日から今日まで、コツコツとスクリーンショットで保存していたデータが手元にありました。

大量の連絡帳スクリーンショット
(※内容をぼかしています)

写真や動画は、その時の表情や動きを鮮明に残せます。でも、その時娘が何を考えていたのか、先生やお友達とどんなやり取りをしていたのかという文脈や感情までは記録しきれません。
一方で連絡帳などのテキストデータは、まさにその文脈の宝庫です。

ただ、146日分の文章を人間が読み返してまとめるのは、正直言って至難の業です。
そこで、GoogleのAIであるGeminiの出番というわけです。

泥臭い作業とGeminiの分析力

意気揚々と作業を開始したのですが、ここでひとつ技術的な壁にぶつかりました。
Geminiに画像を読み込ませて文字起こしをしようとしたところ、一度にアップロードできる画像枚数に制限があったんです。

Geminiの画像文字起こし機能についてのチャット内容
文字起こしの仕方についてもGeminiに聞いてみた!

Geminiは一度に10枚までしか画像を処理できませんでした。
しかも、同じチャット内で何度も繰り返すとエラーが出やすくなる
結局、10枚ごとに新しいチャットを作成して文字起こしを行い、それをひたすら繋ぎ合わせるという、AI活用と言いつつもかなり泥臭い手作業を行いました。

また、iPhoneの写真データには撮影日が入っていますが、Geminiが読み込む画像データとしては日付が自動で反映されません
そのため、1から146まで通し番号を振り、4月から12月という大きな時間の流れとしてデータを整理しました。

(1/14追記)もし下記のようなKeisukeさんが提案する方法で、保育園の連絡帳の画像データから文字起こしを自動化できていたら、もっと簡単に分析に移れだと思います。

こうして苦労してテキスト化した146日分のデータを、改めてGeminiに入力。
以下の4つの視点で分析をお願いしました。また、それぞれの分析結果をNotebook LMにテキストとして入力し、インフォグラフィックやスライド資料を作成、可視化しました。

  • 成長サマリー(身体能力や精神的な変化)

  • 発語の進化

  • 熱中した対象(好きの変遷)

  • 性格と強み

すると、バラバラだった毎日の点が、1年の成長記録として一本の線となって浮かび上がってきたんです。

AIが見つけ出した長女の4つの成長物語

Geminiが出してくれた分析結果とNotebookLMが生成したスライド資料は、新しい発見に満ちていました。
(※名前を「長女ちゃん」として作成しています。)

1.成長サマリー

4月の頃は抱っこで様子見をしていた娘が、12月には自ら環境を整えたり自分の体重のかけ方を理解して滑り台を滑ったりと、身体能力が飛躍的に向上していました。
さらに驚いたのは社会性です。「おさきにどうぞ」と友だちに道を譲ったり順番待ちができるようになったりと、集団生活の中で自律心が育っていることが分かりました。

2.発語の進化

春先は「まんま」や「ぶーぶ」といった単語だけだったのが、夏には自分の意思を伝えるようになり、冬には「もやしとしめじとケールとオクラ」という複雑な注文をするまでになっていました。
Geminiは、「シマウマはしまむらねー」といった娘特有の言い間違いやユーモアもしっかり拾い上げてくれました。

3.好きの変遷

最初はトンネルやボールといった感覚遊びが中心でしたが、次第におにぎり屋さんやバスごっこなど、役割を演じるごっこ遊びへと変化していました。
特におにぎりへの情熱は凄まじく、ブロックを海苔に見立てる創造性は、AIに指摘されて改めて感心したポイントです。

4.性格と強み。

Geminiは長女のことを、納得を求める誠実さがあり、失敗を笑いに変えるレジリエンス(回復力)を持っていると分析してくれました。
転んでお団子が潰れてもケラケラ笑うエピソードなどを根拠に挙げられ、親として娘の将来がとても頼もしく思えました。

NotebookLMで視覚化して見えたこと

ただ、Geminiの分析を文字だけで見ると、淡白でわかりづらいですが、スライド資料をNotebook LMで作成すると、それぞれの分析がイキイキしてくることがわかります。

NotebookLMは、読み込ませたソースをもとに回答してくれたり、要約を作ってくれたりするツールですが、今回はGeminiで分析した内容をもとに、インフォグラフィックのデータやスライド資料の構成を作成しました。

こうしてAIの力を借りて分析、可視化してみると、ただの日記が一人の人間の成長ストーリーに変わりました。
日々の文章だけでは見落としがちな細部の成長が章立てされることで明確になり、言語発達の傾向なども可視化されました。

成長の全体像がわかりやすいインフォグラフィック

家での様子はどうしても親の主観が入りますし、写真だけではその時の言葉のやり取りまでは思い出せません。
しかし、保育園の先生というプロの視点で書かれた記録をAIが体系化することで、より深いレベルでの振り返りができたのです。

記録を資産に変えるAI活用

今回の振り返りを通じて、AIを使って言語化し、記録を残していくことの重要性を痛感しました。

子供が大きくなった時、写真を見せることは簡単です。
でも、その瞬間にどんな言葉を話し、どんなことに熱中し、どんな風に周りの人たちと関わっていたのかを具体的に伝えるには、こうした言語化されたデータが不可欠です。

連絡帳のデジタル化が進み、手元に現物が残らない時代だからこそ、こうして自らデータを吸い上げ、AIの力でアーカイブ化することは、子供への最高のプレゼントになるはずです。

また、これは家庭だけの話ではないと感じました。

もし保育園側がこのデータを活用できれば、個々の子どもの成長はもちろん、クラス全体の傾向や、馴染めない子へのサポート方法、遊びが発達に与える影響などを客観的に分析できるはずです。
連絡帳のデータは、単なる報告ツールを超えて、保育の質を高めるための重要な資産になり得るのです。

保育園の記録をAIとともに振り返ってみて

146枚の画像を読み込ませる作業は“ほんの少しだけ“手間でしたが、それ以上の価値がこの振り返りにはありました。
何気ない毎日の積み重ねが、確かな成長の物語であることをAIが教えてくれました。この感動は、これまでのアルバムをめくるという体験とはまた別のAI時代の新しい体験です。

皆さんのスマホの中にも、眠っているスクリーンショットやメモはありませんか?

ぜひ一度、AIというパートナーと一緒に、お子さんの1年を振り返ってみてください。きっと、親の目だけでは気づけなかった、新しい発見と感動が待っているはずです。

最後まで読んでいただき誠にありがとうございました!
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