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「借りる」は英語で?失敗した英語は忘れない

こんにちは。
天然石&ことばのクリエイター 』
アーヤです。

英語講師として20年以上の経歴もあるので、noteでは英語のことも時々書いています。

今回は、初級レベルの生徒さんが「へぇ~知りませんでした」という言葉の使い方を紹介します。


初級レベルの生徒さんとレッスンをしていると、中学校で習うような単語でも意外と知られていなかったり、意味は知っていても会話ではとっさに出てこなかったりすることによく気づきます。

反対に、教科書ではあまり出てこなかったけれど、知っておくと会話がぐっと楽になる言葉もあります。

今回は、バンクーバーに住んでいた頃のちょっとした失敗談と一緒にそんな英語をいくつか紹介します。

「借りる」はborrow?

バンクーバーのスタンレーパークには、ローラーブレードで颯爽と走る人、ジョギングする人、自転車の人、ただのんびり散歩する人と、いろんな人がいました。

中でも目を引いたのがローラーブレードです。風を切って滑っていく姿がかっこよくて、友人と二人、ずっと憧れていました。

そしてある週末

「ローラーブレードに挑戦してみよう!!」

二人で盛り上がり、パーク近くのレンタルショップへ向かいました。



私:Can I borrow rollerblades?

店員さん:No, you can't. But you can rent them.

「えっ? 借りられないの?」と焦りましたが、店員さんが教えてくれたのはborrow と rent の違いでした。

borrowは、お金を払わずに借りるとき。
友人から本を借りるような場面です。

I borrowed a book from my friend.

rentは、お金を払って借りるとき。車を借りるときなどに使います。

I rented a car.

ローラーブレードはお金を払って借りるわけですから、borrowではなくrentが正解というわけです。

店員さんの返事も、つまり「無料じゃ借りられないけど、レンタルならできますよ」ということでした。

この日以来 borrowとrent の使い分けで迷ったことはありません。
間違えて覚えた英語ほど忘れないものです。

Let me know.

ローラーブレードを履いているときに、店員さんに言われた一言もよく覚えています。

Let me know if you need any help.
(手伝いが必要なら言ってね)

Let me know.は「教えてください」「知らせてください」という意味です。

会話ではものすごくよく出てきます。

Let me know if you have any questions. 
(質問があれば聞いてね)

Let me know when you are free. 
(あなたが暇なとき教えてね)

難しい単語は一つも入っていませんが、初級の生徒さんが知らないフレーズです。

half an hour

さて、ローラーブレードを借りた私たちですが、これがまったく滑れません。

We tried rollerblading for half an hour.

half an hourは「30分」。直訳すれば「1時間の半分」なので理屈はシンプルですが、
30 minutesは聞き取れても、half an hourは聞き取れない生徒さんは多いです。でも、自分でも使うようにすると耳にもすっと入ってくるようになります。

hard

30分ほど格闘した末、私たちは諦めることにしました。

But we gave up because it was too hard.

hardには「硬い」のほかに、「難しい」「大変な」という意味もあります。

This math problem is hard. 
(この数学の問題は難しい)
It was a hard day. 
(大変な一日だった)

日本語で機械を「ハード」と呼ぶことがありますが、これはhardwareを略した和製英語で、英語のhardにその意味はありません。

ここでのtoo hardは、「難しすぎた」という意味です。

「とても」を英語にするとき、very を使う初心者さんが多いですが、この場面ではtoo の方がぴったりです。veryは単に程度を強調するだけですが、tooには「〜すぎて、うまくいかなかった」という結果につながります。

It was very hard, but we kept going.
(とても難しかったけど、続けた)

It was too hard, so we gave up.
(難しすぎたので、諦めた)

今回は「難しすぎて諦めた」という話なので、tooがピッタリです。

諦めた、そのあとに

結局、30分でローラーブレードは諦めました。

そのあと、友人と近くのビーチカフェへお茶をしに行ったのですが、そこで出会ったのが今の夫です。

「 give up 諦める」前向きな響きの言葉ではありません。でも、あのときローラーブレードを諦めていなかったら、カフェに寄ることもなかった。

何かをやめたからこそ、たどり着く場所もある。そんな経験でした。

あっ、でも、英語学習は give up しないでね😉

ARYA


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