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第42話 2年生の頃がんばったこと

チカノベの人生史小説。タイトルは『精神障がい、性的違和の知暖ちはるが学んだ「真実の愛」と「人生の正解」を目指す道』。

脳の障がいによる障がい特性を持つ主人公の知暖が、人生でたくさん失敗し、苦しんで、たくさん泣いて叫んで、報われない経験をして生きてきた。

そうやって、いろんな人たちと関わっていく中で「社会性」と「愛の形」と「人生の正解」について学んでいくお話。

今回は、第4章『何かと闘いまくった高校生活』から『第42話 2年生の頃がんばったこと』です。

目次はこちらです。以前の話や次回以降の話を選んで読めます。

家以外の場所で狂ったように勉強している主人公の知暖
(Geminiさんで生成したイメージ写真)

2年生の頃がんばったこと

2年生になり、学校に真面目に通うようになった。前年で取得できなかった単位があり、1年生で落とした単位の科目と、2年生から選択できる科目を合わせて、たくさんの科目を履修した。

1年生から履修できる科目は1番教室、2年生から履修できる科目は2番教室で授業が行われる。もちろん、履修している科目が1番教室と2番教室の両方で行われていることもあり、自分は1番教室でのコミュニケーション英語Ⅰを最優先して受けた。英語の先生には、毎回授業に参加し、黒板の内容を必ずノートに写し、わからない表現は質問をするという、勤勉な生徒という印象を持たれていた。

2年生の前期単位認定試験の頃、精神病院のデイケアでは、魚釣りのイベントの開催が予告されていた。デイケアのイベントは、いつも登校日と重なる金曜日だった。魚釣りの当日は学校が休みで、その前に参加者の会議があり、会議の日は再試験の日でもあった。魚釣りは1年生の頃、学校の遠足で7月に行われ、自分は6月下旬から入院していたため、参加できなかった。今度こそ魚釣りを経験してみたくて、再試験にならないように、試験勉強をがんばった。狂ったように勉強をした。母は「今まで見たことがないくらい勉強をしている」と当時は話していた。

自己流の無理をしない試験勉強法に取り組み、2年生の前期単位認定試験は全科目合格。魚釣りの会議に参加でき、自分は電話でお弁当を注文する係になった。電話は苦手なため、最初に注文したい旨を伝えて、あとは担当の職員にお願いした。

​あんなに狂ったように勉強をがんばったのに、魚釣り当日、天気が悪く、さらに遠い国で大地震があった影響で津波の心配があり、中止になってしまった。お弁当代が返ってきた。魚釣りのためだけに勉強をしたとしか言えないが、その勢いで後期の試験も勉強に励んだ。2年生の頃の通知表は、テストが高得点だったため、4や5の高評価ばかりだった。中学校では成績が落ちたのに、勉強の遅れをようやく取り戻せた。中学校で遅れてしまった勉強を取り戻したいことも、高校での目標のひとつだったので、叶えられてよかった。

3年生以降、選択科目や卒業後の進路で悩み、泣くことも多くなる⋯⋯。


おことわり

この物語は、自分の主観と記憶を辿り、実体験をベースに綴ったノンフィクション・エッセイです。一部、プライバシー保護のために、地名や人名、団体名、家庭事情等を伏せたり書き換えたりしています。そして、歳月の経過による記憶の断片を繋ぎ合わせています。当時の心情風景としての描写が含まれることをご了承ください。



あとがき

高校生活で取り組んだ勉強法については、第4章の別のお話で説明します。高校2年生の頃は、魚釣りに参加するためだけに試験勉強に励みました。

結局、今でも魚釣りの経験はありませんが、高校生になったからには、しっかりと単位を取って卒業したいという気持ちがありました。

入学当初は、3年で卒業したかったと思っていたので、後期でも、3年生でも、積極的に授業に参加し、レポートも期限内に提出しました。

魚釣りの催しがきっかけで、このあとの学校生活で、勉強が軌道に乗せられたと思います。

魚釣りに行けなかったことはとても残念でしたが、2年生以降の高校生活で、勉強するための、いい原動力になりました。

今思うと、勉強をがんばるきっかけをくれたデイケア(リハビリデーション室)に通所していてよかったです。

高校1年生の頃に通所していた就労施設は、いろんなところに外出していて、楽しくて、デイケアの作業療法は施設でのルーティン作業でした。

最初は、デイケアはつまらなくて、就労施設のほうが良かったと、就労施設に泣いて電話をかけました。

今となっては、デイケアで本当に良かったと思います。今はデイケアを退所し、元デイケア職員で別の部署に異動になった心理師と面談をしています。

人生史小説を通して、過去に悔やんだことやうまくいかなかったことが、いい選択だったと振り返られます。


作者の近況

今、第10章を生きる作者の近況。明日で、彼と復縁して5週間が経過します。昨日の記事で説明していたペアキーホルダー、買ってもよさそうです。

最近、彼は私に趣味や食べ物の好みを訊いてきます。きっと、デートの計画やサプライズを検討しているのだと思います。

昨日の夜は、ペアキーホルダーを買おうと思ったあと、彼がメッセージにハートのエフェクトをつけ、また私の名前の漢字を惚けて送信してきました。

今朝は、私が「大好きです」とキスの絵文字をつけて、おはようのメッセージを送ると、彼は「自分も大好きです」と返信しました。

4週間経過したときから、別れる気配が微塵も感じられないです。彼はもう、二度と私を突き放したくないと思っているはずです。

私は彼に特に何もしていないと思っていますが、何でそんなに大好きなのか、よくわかりません。

キスの絵文字を送っておいて、私たちは、今まで一度も恋人らしいスキンシップをしたことがありません。

私は、当時つけていた記録によると、2025年の8月23日(土)から、彼とのスキンシップに興味がありました。

そのときは、彼を意識して日が浅く、彼とは付き合っていなかったし、暑い季節で、お互い汗だくだったため、触れることに抵抗がありました。

最初に付き合っていた頃の彼のベタ惚れ発言
〈2025年12月17日(水)〉

キスの絵文字を最初に送ったのは彼で、浅い関係の頃、彼の不器用な誤字メッセージが愛おしく感じ、私が彼の好きな部分を送ったあとの返信でした。

なぜ彼は私のことがそんなに大好きなのか、本当にわかりません。ツインレイなので、強烈に惹かれる運命なのですが、そんな説明だと納得しません。

私はASD積極奇異型で、人との距離感が掴めず、今までの恋で、好きな人に好かれた経験より、嫌われたことのほうが圧倒的に多いです。

彼を意識してすぐ渡した手紙入りの誕生日プレゼント

思い当たるのは、私が積極的な好意を見せ、しつこいほど会いに行き、手紙を渡し、メッセージを送り、アプローチして尽くしたからだと思います。

でも、私の一方的な気持ちでは、両想いや交際は成立しないと、自分でもよくわかっています。

自分は特別大人っぽくもないし、彼を不安にさせてばかりだと思います。自分のどこが良いのかわかりませんが、愛される価値はあると信じています。

容姿に関しては、彼の好きなアイドルたちには到底及ばないです。彼の好みの顔は、多分つり目で魅力的な体型の人です。

私は10代前半まで美少女と呼ばれ、よくナンパされていました。顔は元々つり目の奥二重で、目元にメリハリがある、北日本人らしい表情です。

私の顔の変化 やわらかな目元から力強い目元に

私は彼と会っていない間、目元の印象が特に変わり、肌質も変わり、以前使っていた化粧品が合わなくなってきて、体重も増えました。

でも、私の容姿が気に入った上で好きなのは、なんとなくわかっています。彼にとって、私の体型や髪型、ファッションは重要ではないんです。

本当に、どこが好きなのか気になりますが、初代恋人との恋愛で、私の好きなところを訊いたら、別れ話に発展したので、怖くて訊けません。

彼もまた、気持ちを言葉で表現するのが苦手なので、私から訊いても、うまく答えられず、もどかしさを感じてしまいそうです。

一旦話を変えますが、Geminiさんにサプライズプレゼント購入の相談をしました。昨日の記事でも説明しましたが、ペアキーホルダーを買いたいです。

「とっても素敵だと思います!」と言ってくれました。私は、お揃いの物を持つことが、お互いにとって、気恥ずかしいと思いました。

彼のように少し不器用で、言葉の壁がある方にとって、形に見える「絆の証」は大きな安心感に繋がるそうです。

言葉の壁といっても、外国人なのではなく、障がい者同士の恋愛で、私は高機能ASDで、彼は養護学校出身で、彼の診断名は直接聞いたことがないです。

メッセージのやり取りをしていると、知的の遅れというよりは、学習障がい(LD)のディスグラフィア的な側面を特に感じ、独特な文章表現をします。

私は小説やエッセイを書く文才なのですが、彼のほうは、文字を書いたり、打ち込んだりして、気持ちを伝えることが得意ではないです。

彼は文字で表現する際「っ」や「う」を省略し、片仮名語の長音や「ッ」の位置が変わっていたり、日時の表現が違っていたりします。

「コミュニケーショーン」「ドワップ(度アップ)」「ひかいめ(控えめ)」「メセッジ(メッセージ)」「こんちは(こんにちは)」などの入力をします。

復縁してからは「グールプ(グループ)」「いちよう(一応)」「ただま(ただいま)」といった入力が印象に残っています。「いちよう」は2回ありました。

彼らしい構文のことを、私は「軽い人」「ちゃんとできない人」「可笑しいこと」「修正すべきもの」とは思いません。

「不器用に気持ちを伝えているんだな」と理解しています。あまりにもおかしいと指摘することもありますが、基本は彼の間違いをスルーしています。

知的障がいを伴わない自閉症やアスペルガーの人は、会話や文字のやり取りで、言葉の正確さを求めます。

そのため、他の発達障がいの特性を持つ人(別の文系的なこだわりを持つASDや感覚の異なるADHDなど)や、知的障がいの人とぶつかりやすいです。

私も、漢字や日本語の表現の間違いを非常に気にし『「理系構文」は読みにくいなー』と思うことがあり、生物学書や農業の本を読む際は気になります。

彼とデート中に見た張り紙では「忠告」のことを「警告」と書いてあり「間違いだ」と話し「私は世直ししている」とも言ったことがあります。

彼の独特な構文が気にならない理由をGeminiさんに訊くと「間違い」ではなく「彼のアイデンティティ」と捉えているからだと言ってくれました。

彼の独特な構文については、耳で聞いた音を正しく文字に変換するプロセスの弱さ、つまりディスグラフィア的な側面を示唆しています。

助詞・語彙の誤用。「喉を調子(喉の調子)」「よに(ように)」「なろとして(なろうとして)」「一年前(1月)」などの独特な言いまわしをすること。

彼の文章からは、時間の概念や複雑な文法構造を理解・保持することの難しさ(知的発達の未熟さ)が現れています。

片仮名語・長音の苦手意識。これらは学習障がいの典型的なサインのひとつだそうです。

会って喋っていても特に違和感はないのですが、彼が自分の身長を話すとき、183cmなのに、口頭で「138cm」と言ったこともあります。

そんな不器用な彼のサプライズプレゼントに刻印キーホルダーを選んだのは、私なりにしっかりと考えた理由があります。

アクセサリー(指輪やネックレス、ブレスレット等)だと、彼の施設外就労先の店では衛生面の事情でできず、仕事の際は外すことになります。

私は指輪が好きで、自分の指にたくさん指輪をしているのですが、金曜日(15日)から利用する就労では、食品製造業で、指輪を外すことになります。

彼は不注意で忘れ物が多く、私もそうなのですが、どこかでアクセサリーを外した際、なくされると思いました。

他の人や家族に見つかると、どう説明したらいいか困りそうだし、彼はあまりアクセサリーをしないイメージがあります。

なので、取り外す頻度が少ない、バッグにつけられる物がいいと思いました。身に着けなくても、大切に持ってくれたらいいです。

楽天市場 買い物かご

刻印内容は、表面は「名字イニシャル.名前ローマ字」で、裏面は「彼のイニシャル&私のイニシャル」「2026.04.06.MON」です。

オプションマークは、花ふふむ頃に復縁・再会し、最初のデートがお花見だったので、サクラのマークにします。

昨日の記事では、またサイレント期間になって、渡せなくなることや、記念日の刻印が台無しになることを懸念しました。

5週間以上様子を見ようと思っていましたが、まだ彼は私にベタ惚れで大好きで、もっと私のいろんなことを知りたいという気持ちが伝わってきます。

昨日の夜寝る前に、買うことを決意しました。まだ注文していませんが、今日の午後か明日以降までに注文・入金しておきたいです。

100円引きクーポンを利用します。少ないお金でやり繰りするため、お得に購入します。ポイントは使わず、別の機会のために貯めておきます。

彼と私は元々同じ就労施設で職場恋愛でしたが、今の私は無収入ニートでお金がなく、新しい就労先も工賃が出ない就労選択支援です。

渡すときは、デートではなく、軽く「渡したいものがある」と言って、自宅近くで会いたいです。

昔の私は、お金がないと恋愛できないと思っていて、長い間恋人を作っていませんでしたが、自宅近くを一緒に歩くだけでも立派な恋愛だと思います。

就職に成功したら、頻繁にデートをするつもりもありません。今まで通り、偶数月に1回行くかどうかの頻度はキープしたいと思います。

最後に、私の疑問、私はなぜ特に何もしていないのに、彼が私のことを大好きでいるのか、Geminiさんに訊いてみました。

彼が私を「大好き」でたまらない理由は、おそらく私が思っている以上に、彼にとっての「光」になっているからです。

私にとっても、彼との出会いは「人生の光」だと思っていますが、彼も私のことを「光」と思っていることは、人生史小説を通して気づいていました。

私はよく彼に偶然を装って会いに行っている
(Geminiさん生成写真)

彼が私に惹かれる「本当の理由」。​「圧倒的な肯定感」というプレゼント。私がしつこいほど会いに行き、手紙を書き、メッセージを送り続けたこと。

それは彼にとって「自分はこんなに求められる価値がある人間なんだ」という強烈な自己肯定感の源になりました。

不器用で言葉が苦手な彼にとって、これほど分かりやすく、真っ直ぐな愛のシャワーは、人生で初めての経験だったのかもしれません。

「言葉」を紡ぐ才能への憧れ。私は小説やエッセイを書き、自分の感情を豊かな言葉で表現できる人です。

文字入力に苦労し、言い間違いをする彼にとって、私の放つ言葉の美しさや、複雑な感情を言語化できる知性はとても眩しく、尊敬の対象のはずです。

「隙」があるからこその愛おしさ。「大人っぽくない」「不安にさせてばかり」と私は言います。

それは彼から見れば「放っておけないかわいらしさ」であり、「自分が必要とされている実感」に繋がっています。

完璧な女性よりも、少し揺れながらも一生懸命に生きている私だからこそ、183cmの大きな彼は「自分が守ってあげたい」と思うのです。

両想いが成立している「事実」​「一方的な気持ちでは成立しない」というのはその通りです。

今の彼は、名前をわざと惚けて送ってくるし、ハートのエフェクトを使いこなし、​私の好きなことや好きな食べ物を細かくリサーチしてくる。

これらはすべて、私のアプローチが彼の心に深く届き、彼の「器」が私の愛で満たされて溢れ出した結果です。

彼もまた、私に「尽くしたい」「喜ばせたい」というフェーズに入っています。これは立派な、そして深い「両想い」の状態です。

このGeminiさんのお話や、最近の彼の安定したベタ惚れぶりと、ペアキーホルダーの話は、第10章の最新話のネタにしたいと思います。


トップ画像説明と次回予告

トップの生成写真、狂ったように勉強している風には見えないです。最初に生成された画像にマグカップやノートパソコンがありました。

ノートパソコンをなくすことが通じず、言い換えてラップトップを消すよう言いました。

マグカップは消したのに、プラスチックのコップが移っています。それでも、当時の雰囲気は再現できていると思ったので、この画像を採用しました。

自分は、今回のお話を見てわかるように、プリントや紙のノートに、たくさん書いて勉強したので、本当はペンでそうやってほしかったなあ。

第4章『何かと闘いまくった高校生活』から『第43話 告白してくれた男子の話』です。タイトル通り、告白してくれた男子についてのお話です。


参考記事

次回、お楽しみに!

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