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【ゆるビタミン|心の習慣 #05】1分で心が軽くなる。デスクでこっそりできる「ゆるめる呼吸」と「ほぐしストレッチ」

こんにちは、「ゆるビタミン」です。

前回の記事では、言葉にならないモヤモヤとした感情を「色」と「体の感覚」で捉え、そっと手放す方法をご紹介しました。

心が重たい時、実は体も一緒に緊張して、固くなっていること。そして、心の状態が変わると、体の感覚もふっと軽くなること。

心と体は、あなたが思っている以上に、深く、深く繋がっています。


さて、今回はその繋がりを逆から使ってみましょう。

つまり、「体」の方からアプローチして、心を軽くしていく、という方法です。

特に、毎日デスクワークを頑張っているあなたは、自分でも気づかないうちに、体がガチガチに緊張しているかもしれません。

大丈夫。今回は、誰にも気づかれずに、椅子に座ったままたった1分でできる、魔法のように簡単なワークをご紹介します。

あなたの体と心を、優しく「ゆるめて」いきましょう。


1. なぜ「体をゆるめる」と心も軽くなるの?


「考えすぎてもう限界…」という時、私たちの体では、決まって二つのことが起こっています。

  1. 呼吸が、浅くなっている

  2. 筋肉が、こわばっている


これは、体が危険を感じた時に起こる、自然な防御反応です。

しかし、デスクワークで長時間同じ姿勢を続けたり、仕事のプレッシャーを感じ続けたりすると、この緊張状態が慢性化してしまいます。

体がずっと緊張していると、心もリラックスすることができず、不安や焦りを感じやすくなってしまうのです。


逆も当てはまります。

意図的に呼吸を深くし、体をほぐしてあげれば、体は「あ、もう危険はないんだな」と安心し、その安心感が、ちゃんと心にも伝わります。

難しい理屈はここまで。

とにかく、「体をゆるめれば、心もゆるむ」

まずは、その心地よい感覚を、一緒に味わってみましょう。


2. 集中力が高まる。「針の穴の呼吸法」


まずご紹介するのは、乱れた心を静め、集中力を高めるための、少し特別な呼吸法です。

ポイントは、「細く、長く、そして、味わう」こと。

そして、息を吸いきった後と、吐ききった後に、ほんの少しだけ「間」を作ることです。


  1. 椅子に座ったまま、背筋を軽く伸ばし、軽く目を閉じます。

  2. 目に見えない、細い一本の糸をイメージしてください。その糸を、鼻から「すーっ」と、細く、長く、静かに吐き出していきます。まるで、針の穴に糸を通すような、繊細な感覚で。

  3. 息を完全に吐ききったら、その「空っぽ」の状態を、1~2秒ほど、じっくりと味わいます。

  4. 次に、その細い糸を、今度は鼻から「すーっ」と、同じように細く、長く、静かに吸い込んでいきます。

  5. 息を完全に吸いきったら、その「満たされた」状態を、1~2秒ほど、じっくりと味わいます。

  6. これを3回ほど繰り返してみましょう。


この呼吸に集中している間、あなたは「今、この瞬間」にだけ意識を向けています。

そうすることで、頭の中をぐるぐると巡っていた不安な思考が、自然と入り込む隙がなくなっていくのを感じられるはずです。


3. 周りにバレない。3つの「こっそり指ほぐし」


① 指1本ずつ、丁寧に「ありがとう」ほぐし


頑張ってくれている指を、1本ずつ労わってあげましょう。


  1. 片方の手の親指と人差し指で、もう片方の手の、指と指の間(付け根の部分)を、数回、気持ちよく指圧します。

  2. 次に、ほぐしたい指を、親指と人差し指で両側から挟み、中指を指の腹(指紋のある側)に添えて、しっかりと指を支えます。

  3. その3本の指で、圧をかけながら、指先に向かって、滑らせるようにスライドしていきます。

  4. 指先に到達したら、中指はそっと離し、挟んでいた親指と人差し指で、軽く「ポンッ」と抜くように、優しく引っ張ってあげましょう。

  5. これを10本の指すべてに行います。


② 意外とこわばる「手のひら」ほぐし


マウスやスマホの操作で、意外と疲れが溜まっているのが、親指の付け根のふくらんだ部分(母指球筋)です。

ここをほぐすと、手の疲れがすーっと楽になりますよ。

  1. 片方の手の親指で、もう片方の手の親指の付け根の、ふっくらとした部分を、ぐりぐりと押していきます。

  2. 「気持ちいいな」と感じる場所を見つけたら、そこでゆっくりと5秒ほど圧をかけましょう。


③ 巡りを良くする「手首」のばし


手首の緊張を取ることは、上半身全体の巡りを良くすることに繋がります。

  1. 腕を前に伸ばし、手のひらを上に向けます。

  2. 反対の手で、指先を掴み、ゆっくりと手前に引きます。手首から腕の内側が、じわーっと伸びるのを感じて10秒キープ。

  3. 次に、手のひらを下に向けて、同じように指先を手前に引きます。腕の外側が伸びるのを感じて10秒キープ。反対の手も同様に行います。


ゆるビタミン's note


私がリラクゼーションセラピストとして、多くの方の体と心に触れさせていただく中で、「ここをほぐすと、不思議と表情まで明るくなるな」と感じる、ある特別な場所があります。

それは、「鎖骨(さこつ)」です。


「え、鎖骨?」と、少し意外に思われるかもしれません。

でも、デスクワークに集中して、知らず知らずのうちに呼吸が浅くなっている方は、肩や首だけでなく、この鎖骨の周りまでガチガチに硬くなっていることが、本当に多いのです。

鎖骨は、胸にとても近い部分です。

そのため、この鎖骨周りを優しくほぐしてあげると、胸の前の緊張がすーっと取れて、自然と呼吸が深く入ってくるようになります。

そして、物理的に胸が開くことで、心まで解放されて、施術が終わる頃には「なんだか、すごく気持ちが軽くなりました」と、晴れやかな笑顔を見せてくださる方が、たくさんいらっしゃいました。

もしあなたが、なんだか胸が苦しいな、と感じた時は、ぜひ、ご自身の「鎖骨」を優しくさすってあげてみてください。

そこは、あなたの心が、一番ゆるみたがっている場所なのかもしれませんよ。


今回の「明日やってみよう」


たくさんのワークをご紹介しましたが、全部やろうとしなくて大丈夫です。
今日のワークは、究極にシンプルです。

仕事中に一度だけでいいので、PCの画面からふと目を離して、「ふぅーっ」と、今日一番ながーい息を、吐いてみてください。

たったそれだけ。
その一息が、あなたの心と体に、優しい休息をプレゼントしてくれますよ。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

自分の体を大切に労わることは、自分自身を大切にすることの、最も分かりやすくて、最も確実な第一歩です。

まずは、いつもとは違った呼吸から始めてみてくださいね。


次回は、言葉で自分を励ますのが少し苦手なあなたへ

言葉を探すのではなく、あなたの中にすでにある温かくて優しい「本当の想い」を、あなた自身に届ける方法を一緒に探っていきます。

それでは、また次の記事でお会いしましょう。


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