生きているから笑えるんだ
以前の私は、笑うのが少し苦手でした。
しんどい時や理不尽なことがあった時、無理に作り笑いをしてやり過ごす自分が嫌いだったのです。
笑うって、もっと心から楽しい時に自然に出るものじゃないのか。
そう思って、自分の感情に蓋をしていました。
でも、ある時気づいたんです。
悲しみも怒りも、すべて私がしっかり生きているから湧き上がる感情なのだと。
数年前、体調を崩して数日間ベッドから起き上がれなかったことがありました。
その時は、悔しいとか悲しいとか感じる余裕すらなく、ただ息をするだけで精一杯でした。
少し回復して、ようやく起き上がって飲んだ温かいお茶の美味しさに、思わずふふっと声が出ました。
その瞬間、ポロポロと涙があふれてきました。
笑えるって、命が前を向いている証拠なんだ。
楽しいから笑うのではなく、生きるエネルギーが満ちているから笑えるのです。
涙が出るほど悔しい日も、息が詰まるほど悲しい日も、あなたの心が生きようと必死に動いている証拠です。
自分の感情をまるごと愛おしむこと。
それこそが、私たちが明日へ向かって歩き出すための小さな勇気になります。
あなたは今日、自分の命にどんな言葉をかけてあげますか。
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