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「自分という組織を導くために──『リーダーシップ・チャレンジ』読了記」

こんにちは。いかがおすごしでしょうか?
大変遅ればせながら、ジブン株式会社BSの4月「第3時間目」に進みます。

これまで私は、リーダーシップについて1限目・2限目で以下のように考えてきました。

「自分自身の人生をどう導くか」──それは、他人を動かす前に、まず自分自身と向き合う問いでもありました。

そして今回、3限目の課題図書として手に取ったのは、25年以上読み継がれてきたリーダーシップの名著『リーダーシップ・チャレンジ』
この本には100を超える実践的なケーススタディが紹介されており、読み進めるうちに、まるで自分の日常が見つめられているような感覚になりました。

たとえば──
・早朝、家族がまだ寝ている時間に目を覚まし、静かに始まる“自分の時間”
・散らかった家の中を前に、「どう暮らしたいのか」を改めて問い直す瞬間
・子どもたちの成長を見守りつつ、つい手や口を出したくなる自分との葛藤
・noteやstandfmでの発信を通じて、自分の言葉で過去を見つめ、未来を描こうとする試み

これらすべてが、「リーダーシップ」の実践につながる行動かもしれないと、本を読みながら考えていました。

今回は、この本が提唱する「5つの実践と10の原則」を、ジブン株式会社の視点で一つひとつ丁寧に紐解きながら、日常の中にある“リーダーの姿”を探していきます。


模範的リーダーシップの5つの実践と10の原則

クーゼス&ポズナーが導き出した「リーダーシップの5つの実践」。
その根底にあるのは、「特別なリーダーになる必要はない。ただ、日々の行動のなかに、リーダーシップは宿る」という考え方です。

私はこれを読んだとき、「“ジブン株式会社”にマッチするフレームだ」と感じました。
以下では、各実践ごとに、自分自身の具体的な生活や感情と重ねながら書いてみます。


【1】模範となる(Model the Way)

原則1:自分の言葉で語り、共通の理想を確認することで、価値観を明らかにする
原則2:共通の価値観に従って行動することで、手本を示す

私にとっての“模範”とは、「整えること」「行動で示すこと」。
例えば、朝5時台に起きて、まず静かな時間を過ごす。
コーヒーを淹れながら、家族が起きる前に本やnoteを読んだり、散らかった一角を片付けたりする。
その時間は、自分にとっての価値観──「静けさ」や「余白」を体現する、大切な習慣です。

発信することもまた、模範となる行動の一部だと思っています。
最初は誰に見せるわけでもなく始めた、書く。話す。伝える。
それが積み重なることで、「自分はこうありたい」という軸が自然と育っていく気がします。


【2】共通のビジョンを呼び起こす(Inspire a Shared Vision)

原則3:心躍るような崇高な可能性を想像し、未来を描く
原則4:共通の夢に訴えて、人々を引き入れる

“共通のビジョン”と聞くと、会社経営のような大仰なことを思い浮かべがちですが、我が家にとってのビジョンは、「GWに自然あふれる地域に愛犬を連れて旅行する」だったり、「この夏に家族で海外旅行をする」ことだったりします。

それでも、話し合うことに意味がある。
子どもたちと地図やガイドブックを見ながら、「ここなら愛犬も楽しめそうだね」と想像したり、「この店で食事したら、きれいな景色と共に満たされそう」と話したりする。
その時間こそが、“ビジョンに火をつける”プロセスだと感じます。

私自身も、「1年後のジブン株式会社のありたい姿」をnoteに綴ることで、自分に向けてビジョンを言語化しています。
それを誰かと共有することで、言葉に魂が宿ってくる感覚があります。


【3】プロセスに挑戦する(Challenge the Process)

原則5:チャンスを模索する
原則6:小さな勝利を積み重ね、実験しながらリスクを取る

ここでいう「挑戦」とは、大きな改革ではありません。
例えば、自分のコンディションを整えるために、あえて朝食のメニューを変えてみる。ジムでの運動開始とともにプロテインを試してみる。通勤ルートを歩いてみる。それだけで一日がほんの少し違うものになります。

私は最近、「アプリの通知を一日3回に減らす」という実験をしてみました。これは自分にとっての“集中力との付き合い方”を見直す試みでしたが、今のところ効果を発しています。

stand.fmで音声配信を始めたときも、最初は「誰が聞くんだろう」と思っていましたが、小さな挑戦が日々のリズムや視野を広げてくれることを実感しています。


【4】人々を行動にかりたてる(Enable Others to Act)

原則7:信頼を築き、絆を強める
原則8:意思決定の権限を与える

この章でまず思い浮かんだのは、息子と二人で出かけた台湾旅行のことです。現地での3日間、彼は「やりたいことリスト」を事前に考え、自分でスケジュールを組んでいました。

夜市で何を食べたいか、どこに行ってみたいか──「せっかくだから行こうよ」と僕が提案した場所もありましたが、最終的には彼の判断に委ねることにしました。

印象的だったのは、ちょっとしたアクシデントがあったときの対応力です。
予定していた店が閉まっていたり、道に迷ったり。そんなときも彼は「じゃあそこに行きたい」と切り替え、柔軟に動いていました。

旅の間、私は“リーダー”である必要はなく、ただ「横で見守る存在」になっていたように思います。
任せることで、相手のリーダーシップが自然に引き出される。そして何より、それが“信頼”という名の関係性を育ててくれる。

ジブン株式会社の中で、信頼とは「手放すこと」でもあるのだと実感しました。
すべてを決めず、導かず、でも黙って見守ること。
それは、これからの家庭や人生の中でも、静かに育てていきたいリーダーシップです。

【5】心から励ます(Encourage the Heart)

原則9:貢献を認める
原則10:共同体精神を高める

最近あらためて思うのは、「ちゃんと伝えること」の大切さです。
子どもたちがクラブ活動やDuolingoの勉強をがんばったとき、私はできるだけ「がんばったね」と声に出して伝えるようにしています。
単純な言葉でも、気づいてもらえたこと、認めてもらえたことは、思っている以上に人の心を支えるものです。

少し前、家族みんなで食事をしていたときに、私のnoteの話題になりました。フォロワーがもうすぐ200人に届きそうだと話すと、娘が「よく続いてるね。地味にすごいね」と言ってくれました。その一言が思いのほかうれしくて、自分でも驚くほど励まされている自分がいました。

また、noteやstand.fmで「読んでます」「共感しました」と声をかけてもらうことがあります。私はできる限り丁寧に「ありがとうございます」と返すようにしています。どんなに小さなやりとりでも、それが“ひとりではない”という実感を与えてくれるからです。

ジブン株式会社は、ひとりのようで、実は小さな“チーム”でできている。
家族、仲間、同じように記事を書いている方、音声発信をしている方──
誰かがちょっとだけがんばったときに、ちゃんと気づいて、ちゃんと認められる自分でありたいと思います。

心から励ますとは、「あなたの存在をちゃんと見ていますよ」と伝えること。最近参加した1on1のセミナーでも、相手の存在を認めることの大切さを学びました。それは、大げさな賞賛ではなく、日常のなかのささやかな“声かけ”で十分なのだと思います。


まとめ ~日々の行動に、リーダーシップは宿る~

『リーダーシップ・チャレンジ』を読み終えて、私はあらためてこう感じました。

リーダーとは、特別な肩書きを持つ誰かではなく、
毎日の行動の中で「何を大切にして、どう生きるか」を示す人のこと。

整えること、言葉にすること、挑戦すること、信じて任せること、そして小さな声をかけること。
そうした“何気ない行動”こそが、ジブン株式会社におけるリーダーシップの根っこなのだと思います。

何かを変えたいと思ったとき、
他人や環境に働きかける前に、まず自分自身が“今日の一歩”をどう踏み出すか。
その積み重ねが、家族や仲間との関係を育み、自分の在り方を整え、
ひいては、まわりの誰かにとっての“灯り”になるのかもしれません。

日常の中で、私はまだまだ迷いながら進んでいます。
けれど、この本を通して、「どんなときでも、自分自身のリーダーでありたい」と思えるようになりました。


今回も最後までお読み頂きありがとうございました。次リーダーシップの本を読み終わったら、また記事にしたいと思います。

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