α6100を買って後悔した理由|子ども撮影で分かった弱点とレンズ選びの失敗
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子どもが生まれてから、写真を撮る枚数が一気に増えました。
スマホでも十分きれいに撮れるとは思っていました。
それでも写真を見返したときに、「もっとちゃんと残しておきたい」と思うようになったのが、カメラを購入したきっかけです。
室内で遊んでいる姿や、何気ない日常。
イベントではない普通の日こそ、数年後に見返すと大切な思い出になっていたりします。
そんな子どもの日常を残すために購入したのが、ソニーのミラーレス一眼「α6100」のパワーズームレンズキットでした。
購入直後は、スマホとは違う写りに感動しました。
しかし、1年ほど使っているうちに、
「もう少し違う選び方があったかもしれない」
と思うようになりました。
ただ、今振り返ると、後悔しているのはα6100を買ったことだけではありません。
一番大きかったのは、カメラ本体とレンズの違いを理解しないまま、価格だけでレンズキットを選んでしまったことでした。
この記事では、実際に子どもの撮影でα6100を使って感じた弱点と、単焦点レンズへ交換して分かったことを紹介します。
この記事で分かること
子ども撮影で感じたα6100のデメリット
α6100とα6400で迷ったときに考えたい違い
室内撮影でノイズが増えた理由
レンズキットを使って感じた限界
単焦点レンズに交換して変わったこと
α6100がおすすめできる人と、慎重に選んだ方がいい人
α6100を選んだ理由
カメラを買おうと決めてから、初心者向けの記事やYouTubeのレビュー動画、機種の比較記事をかなり調べました。
その中で最後まで迷ったのが、α6100とα6400です。

どちらもソニーのAPS-Cミラーレスカメラで、画素数やオートフォーカスなどの基本性能はよく似ています。
カメラ初心者だった自分には、スペック表を見ても大きな違いが分かりませんでした。
そして、最終的な決め手になったのが価格差です。
当時はα6100の方が、α6400よりも2万円ほど安く購入できました。
「初心者だから、まずは安い方で十分だろう」
そう考えて、α6100のパワーズームレンズキットを選びました。
ズームレンズもセットになっているため、これだけでさまざまな写真を撮れると思っていました。
実際、最初に撮った写真を見たときは感動しました。
スマホよりも細かい部分まで写り、背景も少しボケます。
瞳AFも便利で、動き回る子どもの顔にも比較的簡単にピントを合わせられました。
この時点では、α6100を買ってよかったと本気で思っていました。
α6100は子ども撮影に使えないカメラではない
先に書いておくと、α6100は子ども撮影に使えないカメラではありません。
小さくて軽いため、子どもとの外出にも持って行きやすく、オートフォーカスも優秀です。
公園や旅行、運動会など、明るい屋外では満足できる写真を何枚も撮れました。
特に、子どもと一緒に出かけると荷物が増えます。
その中で、気軽に持ち出せるα6100の軽さは大きなメリットでした。
それでも、使う回数が増えるにつれて、購入前には気づかなかった小さな不満が少しずつ見えてきました。
α6100を使い続けて感じた3つの弱点
ファインダーの見え方が気になった
最初に気になったのが、電子ファインダーの見え方です。
購入直後は比較対象がなかったため、特に不満はありませんでした。
しかし、ほかのカメラを触る機会が増えると、α6100のファインダーは少し粗く、動いている子どもを追うときに見づらいと感じることがありました。
α6400はα6100よりも高精細なファインダーを搭載しています。
購入前に両方のファインダーを実際にのぞいていれば、価格差に対する考え方も変わっていたかもしれません。
水準器がない
次に気になったのが、カメラ内に水準器表示がないことです。
購入前は、水準器の有無をまったく気にしていませんでした。
しかし、撮影した写真を見返すと、背景や地面が微妙に傾いていることが何度もありました。
編集時に修正することはできますが、傾きを直すと写真の端が切れてしまいます。
グリッドラインを表示すればある程度は対応できます。
それでも、撮影時に水平を確認できるα6400の水準器が、後から羨ましくなりました。
登山で使うには少し不安があった
α6100は軽いため、登山にも持って行きやすいカメラです。
その一方で、雨や砂ぼこりがある環境では不安を感じることがありました。
α6400は防塵・防滴に配慮した設計になっています。
完全な防水ではありませんが、登山やアウトドアでも使いたかった自分にとっては、価格差を払ってでも検討する価値があった部分です。
室内で子どもを撮るとノイズが目立った
α6100を使っていて、一番困ったのが室内撮影でした。
誕生日会やクリスマス、普段の遊んでいる姿など、子どもを撮りたい場面は家の中にもたくさんあります。
しかし、子どもは撮影のために止まってくれません。
シャッタースピードが遅いと、手ブレを防げても子どもの動きで写真がブレてしまいます。
そのため、シャッタースピードを上げる必要があります。
暗い室内でシャッタースピードを上げると、カメラは明るさを補うためにISO感度を上げます。
その結果、写真を拡大したときにノイズが目立つようになりました。
「思い出は撮れているけれど、何か惜しい」
そんな写真が増えていきました。
当時は、これをα6100の性能不足だと思っていました。
しかし、後から考えると、原因はカメラ本体だけではありませんでした。
一番の原因はレンズキットの暗さだった
α6100のパワーズームレンズキットには、
「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」というレンズが付属しています。
広角から中望遠までズームでき、小さくて軽いため、最初のレンズとしてはとても便利です。
明るい屋外では、特に困ることもありませんでした。
一方、室内で動く子どもを撮ろうとすると、レンズの暗さが気になるようになりました。
このレンズは広角側ではF3.5ですが、ズームすると開放F値がF5.6まで暗くなります。
子どもを少し大きく写そうとしてズームするほど、光を取り込みにくくなります。
その結果、ISO感度が上がり、ノイズが増えやすくなっていました。
背景も思っていたほどボケません。
つまり、当時の自分が感じていた室内撮影への不満は、α6100だけが原因ではありませんでした。
α6400を選んでいたとしても、同じレンズキットを使っていれば、室内撮影では似たような不満を感じていた可能性があります。
ここに気づくまで、1年ほどかかりました。
E 35mm F1.8 OSSに交換して写真が変わった
その後、思い切って購入したのが、ソニーの単焦点レンズ「E 35mm F1.8 OSS」です。
ズームはできませんが、開放F値はF1.8。
レンズキットよりも多くの光を取り込めます。
このレンズに交換して、α6100に対する印象が大きく変わりました。
まず、室内でもシャッタースピードを確保しやすくなりました。
ISO感度を以前ほど上げなくても撮影できる場面が増え、写真のノイズも抑えやすくなりました。
子どもを撮ったときには背景が自然にボケ、被写体が浮き上がるように写ります。
初めて撮った写真を見たとき、
「自分が撮りたかったのは、こういう写真だったのかもしれない」
と思いました。
ズームができないため、自分が前後に動いて距離を調整する必要があります。
被写体との距離や背景の位置を考えるようになり、写真を撮ること自体も楽しくなりました。
ただし、35mmはAPS-Cのα6100で使うと、フルサイズ換算で約52.5mm相当になります。
子ども一人を撮るには使いやすい一方、狭い部屋で全身や家族全員を撮るときには、少し画角が狭いと感じることがあります。
すべての場面に対応できるレンズではありません。
それでも、子どもの表情や何気ない日常を撮るレンズとしては、今でも気に入っています。
α6100を持っていて、室内撮影の暗さや背景のボケに不満を感じている人は、カメラ本体を買い替える前に、明るい単焦点レンズを試す価値があります。
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一番後悔しているのは、価格だけで選んだこと
今振り返って一番後悔しているのは、α6100を買ったことそのものではありません。
価格差だけを見て、必要な機能やレンズに使う予算まで考えずに選んだことです。
α6100とα6400の価格差は、当時約2万円でした。
初心者だから安い方で十分だと思っていましたが、使い続けると、
ファインダーの見え方
水準器の有無
アウトドアで使うときの安心感
といった違いが気になるようになりました。
一方、室内撮影の不満については、α6400を選べば解決したとは限りません。
むしろ、最初から明るい単焦点レンズを購入する予算を残しておく方が、撮れる写真は大きく変わったと思います。
カメラは、ボディだけで写真が決まるものではありません。
どこで、誰を、どのように撮りたいのか。
そこから逆算して、ボディとレンズをセットで選ぶ必要がありました。
今から買うならα6400が現実的な候補
自分が実際に購入したのはα6100ですが、現在は生産を終了しています。
今からソニーのAPS-Cミラーレスを購入するなら、α6100に近いサイズ感と使い方で、機能面が強化されたα6400が現実的な候補になります。
α6400には、
α6100より見やすいファインダー
撮影時に傾きを確認できる水準器
防塵・防滴に配慮した設計
子ども撮影にも便利な瞳AF
といった特徴があります。
特に、自分がα6100を使っていて不満に感じた部分が補われています。
子どもの写真だけでなく、登山や旅行でも長く使いたい人には、α6100よりも後悔しにくい選択だと思います。
ただし、α6400を購入すれば室内写真が自動的に明るくなるわけではありません。
室内で動く子どもをきれいに撮りたい場合は、カメラ本体だけでなく、F1.8前後の明るいレンズを購入する予算も含めて考えることをおすすめします。
これからソニーのAPS-Cカメラを始める人で、ファインダーや水準器、アウトドアでの使いやすさも重視するなら、α6400が選びやすいと思います。
α6400がおすすめできる人
実際にα6100を使った経験から考えると、α6400は次のような人に向いています。
小さくて軽いカメラが欲しい
子どもやペットを瞳AFで撮りたい
公園や旅行、登山にも持ち出したい
ファインダーの見やすさを重視したい
水準器を使って写真の傾きを抑えたい
レンズを交換しながら長く使いたい
α6400にはボディ内手ブレ補正がありません。
手ブレ補正を重視する場合や、さらに高性能なオートフォーカスを求める場合は、上位機種のα6700も比較候補になります。
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カメラと一緒に単焦点レンズも検討したい
初めてカメラを購入するときは、ズームレンズキットを選ぶ人が多いと思います。
自分も、ズームレンズが1本あれば十分だと思っていました。
しかし、子どもの室内撮影を重視するなら、明るい単焦点レンズを1本持っているだけで、撮れる写真は大きく変わります。
特にE 35mm F1.8 OSSは、α6400にも装着できます。
室内でもシャッタースピードを確保しやすい
背景を自然にぼかしやすい
レンズ内手ブレ補正が付いている
子どもの表情や日常を撮りやすい
という点が魅力です。
狭い室内では画角が少し狭く感じることもありますが、子ども一人を中心に撮るなら使いやすいレンズです。
カメラ本体だけで予算を使い切るのではなく、レンズを含めて考えることをおすすめします。
今から最初のカメラを選ぶなら
今の自分がもう一度、最初のカメラを選ぶなら、次の順番で考えます。
まず、自分が必要なボディ機能を整理します。
ファインダー、水準器、防塵・防滴への配慮、手ブレ補正など、後から追加できない機能は妥協しません。
そのうえで、レンズを購入する予算を確保します。
子どもの室内撮影が目的なら、ズームレンズキットだけでなく、F1.8前後の明るい単焦点レンズも候補に入れます。
最初から高価なカメラを買えば正解ということではありません。
ただ、価格だけを見て選ぶのではなく、撮りたい場面まで想像しておくことが大切です。
まとめ|α6100への後悔はレンズ交換で大きく変わった
α6100を購入して1年後、正直に言えば後悔していました。
ファインダーの見え方や水準器がないこと、アウトドアで使うときの不安など、α6400との価格差を後から感じる場面があったからです。
しかし、室内撮影で感じていた一番大きな不満は、α6100ではなくレンズキットによるものでした。
E 35mm F1.8 OSSへ交換してからは、室内でも撮影しやすくなり、背景をぼかした子どもの写真も撮れるようになりました。
カメラ本体を買い替えることだけが、写真を変える方法ではありません。
すでにα6100を持っていて、写りに満足できていない人は、まずレンズを見直してみるのも一つの方法です。
これから新しく購入する場合は、生産を終了したα6100ではなく、機能面が強化されたα6400が現実的な候補になります。
そして、子どもの室内撮影を重視するなら、カメラ本体と一緒に明るい単焦点レンズも検討してみてください。
自分にとってα6100は、選び方に後悔はあったものの、写真とカメラの楽しさを教えてくれた最初の一台になりました。
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参考までに
※リンクは参考として置いています
自分が最初に購入したカメラはこちらです。
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