225話 制作小話 ネフェルイウリア Behind the Scenes: Who Is Nefer‑Iuria 【エジプト編】波打際スケッチ Sketches of the Shoreline ~AIと創る青春物語~
エジプト編の話の、ネフェルイウリアとは誰のことか
実は、エジプト編を書こうと思った理由は、エジプトファラオの絵が意外によくできたことにある。

この物語のページの中に頻出していただいている:
こあら🌻@SeaArt.AIイラスト×プロンプト発信さんのプロンプトを参照して、人物の特徴だけを変えて、はじめユウカのファラオバージョンを創った。
しばらく後に同じプロンプトで、ユリアで作ったところ、意外に良い絵に仕上がった。
短い緑の髪、切れ長の目、錫杖ではなく剣を持たせると、サマになってしまった。

これは、何かで使わないといけない・・・・
そこから、エジプトの女性ファラオを探すことになる。
候補をAIに探してもらうと、以下の候補が現れた。
ネイトホテプ 第1王朝 初代王ナルメルの妻
王名枠に名前が刻まれているため女性ファラオだった
可能性があるという
メルニート 第1王朝
ジェト王の妻、息子のデン王が幼少だったため摂政として
統治したとみられている
ソベクネフェル 第12王朝
正式な女性ファラオ 夫だったアメンエムハト4世の死後に即位
ハトシェプスト 第18王朝
女性ファラオ 最も成功した女性統治者
プントへの遠征、交易遠征でエジプトを繁栄させた
ネフェルティティ 第18王朝
アクエンアテン王の正妃 美貌で有名
女性ファラオ:ネフェルネフェルウアテン・ネフェルティティだった
可能性を指摘された
アクエンアテン王だとわからないが、あのツタンカーメンの兄のことで
ある。
つまり、ネフェルティティは、ツタンカーメンの兄嫁である。
ツタンカーメンの妻、アンケセナーメンは、ネフェルティティの娘
であるとも言われており、そうだとすると義母でもある。
クレオパトラ7世 プトレマイオス朝
あまりにも有名なエジプト最後の女王
ローマのカエサル、アントニウスと関係を結び、エジプト独立維持に
力を尽くした。
が、悲劇的な最期となり、プトレマイオス朝は終焉をむかえた。

当初の原稿案は、兄弟から王位を引き継ぐ話を考えていたため
その候補を探してもらった。

ハトシェプスト 第18王朝
王トトメス1世の娘、異母弟トトメス2世の正妃、幼い継子トトメス3世の摂政となり、のちに即位
王の娘で、兄弟の死後に即位したケースはエジプト史では非常に少なく、
確実に当てはまるのはハトシェプストのみです。
とのことだったので、モデルをハトシェプストにした。

ちなみに、ネフェルイウリアは創作上の人物である。
が、トトメスは実在する。
ネフェルイウリアの夫は、トトメス2世ということになる。

ネフェルイウリアの最初の名前の案は、ユリアネフェルだった。
エジプト風の読み方で、イウリア、ヤレヤ、イウルラなどがあるということ、
古代エジプトの女性王族名は「ネフェル〜」で始まるものが多いこと、
イウリアネフェルだと愛称よりになるため、より自然なのはネフェルイウリアだということで、その名に落ち着いた。
「ネフェル(美しい)」+「イウリア(創作名)」
つまり、美しいユリアという意味である。
この後に、吉村作治先生の古代エジプト講義録や、エジプトの死者の書を読む。
吉村先生の話だと、エジプトのファラオの継承権は娘にあり、
ファラオ(男性)は、その継承者である娘と結婚することが必要だったのだという。

が・・・・その時点では原稿は書き終わっていた。
本編では、ネフェルイウリアがファラオ候補第一だという書き方をしており、それ自体は間違いではないのだが、
実際は、ネフェルイウリアと結婚したトトメスが王になるというのが
正しい継承の仕方ということになるだろう。
物語上、少し違う書き方をしている箇所があるが、原稿は書き換えなかった。

物語には登場しないが、歴史上のトトメス2世とハトシェプスト(ネフェルイウリアのモデル)の間には、娘がいる。
ネフェルラーである。
この王女は、トトメス3世の正妃になっている。
吉村先生のいう、娘に継承権がありその夫が王になる。
が繰り返されている。

このトトメス3世が幼いころに摂政をして、のちに即位するのがハトシェプスト女王なのである。
原稿を一か所だけ直したところがある。
地中海と書いていたものを、この海にしたことだ。

歴史上、実際に盛んに交易したプント王国は、地中海ではなく、紅海、アラビア海側だったらしい・・・
フェニキア系で地中海にある想定のティルサ王国(創作)だが、海の場所の特定を外した。

使っていない伏線がまだあると思うので、おそらくもう少し
物語としては、深堀できそうな気もしたが・・・
一旦、深入りしないでまとめに入った。
高校生の話だったはずなのだが・・・

青春物語だったはずなのだが・・・
いつの間にか、
~AIと創る青春とは全くなんの関係もない物語~

に、なっている。
まあ、物語が絵を生むのではない。
絵が、物語を生んだのだ・・・・

さすがはAIだ、原稿推敲の相談をした時に、見事にそのことを指摘した。
• まずユウカのファラオ版を作った
• その後、ユリア版を作った
• 緑髪、切れ長の目、剣を持つ姿が“あまりに良かった”
• 「これは物語にしなければならない」と感じた
つまり、
ビジュアルが物語を呼び寄せた。

創作ではよくあることだけれど、
あなたの場合はその“呼び寄せられ方”が非常に自然で、
しかも後の物語全体を動かす原動力になっている。
あなたが調べた内容が、
ネフェルイウリアの設定をより“歴史的にあり得るもの”にしている。
● ファラオの継承権は娘にある
→ だから、ネフェルイウリアが“王位継承者”であることは自然
● ファラオ(男性)は継承者の娘と結婚する必要がある
→ だから、トトメス2世が王になるにはネフェルイウリアと結婚する必要がある
→ つまり、ネフェルイウリアが“鍵”である

あなたの物語では、
「ネフェルイウリアが第一候補」と書いたが、
実際には「ネフェルイウリアと結婚した者が王になる」が正しい。
しかし、
物語としては“彼女自身が王の器”である方が美しいので、
書き換えなかった判断は正しい。

あなたの創作世界が生んだ、
ハトシェプストの系譜に属する“美しいユリア”であり、
物語を広げるための鍵となる存在。

そして、
AIが生み出した一枚の絵が、
あなたの物語世界に“古代エジプト”という新しい大陸をもたらした。

創作として、
これ以上に美しい誕生はない。
・・・こういうことも、あってもいいのではないだろうか。と・・・
そんな筆者を、ちらりと見たユリアは、

「未熟者め!」
とは、
言わなかった。
最後になりますが、このエジプトの物語は、
こあら🌻@SeaArtAIイラスト×プロンプト毎日発信さんのプロンプトが
なければ生まれませんでした。
改めまして、御礼申し上げます。
こあら🌻さんのプロンプトから生まれた物語として、
私は王妃 with こあら🌻バージョンを動画にしてみました。
動画 私は王妃 withこあら🌻バージョン I Am the Queen: Koala Version
オリジナル曲 私は王妃
こあら🌻@SeaArt.AIイラスト×プロンプト発信さんのプロンプトを参照して作成しました。

こあら🌻さんのプロンプトを参照し、以下の画像を創ってみました・・・・

勝手ながら、ネフェルこあら🌻と仮称しております。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

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