224話 イスパニア旧市街にて 王都へ行こう In the Old Quarter of Hispania — Toward the Royal Capital【イスパニア編】波打際スケッチ Sketches of the Shoreline ~AIと創る青春物語~
石の壁の城の近く、石畳の道に甲冑を着た騎士がいる。
美しいピンクの髪が、風になびいている。
手には西洋剣を持ち、静かにこちらを見ている。

石畳の道に人は少ない。
イベリア半島の南部は、ついこの間までイスラムの国の領土になっていた。
古い石畳にブーツの金属が当たって硬い音がする。
風の向こうから、緑色の髪の騎士が来る。
長い西洋剣を背にしている。

ピンクの髪の騎士は、姿勢を正した。
「お待ちしておりました。ザリアル殿」
「お待たせしてすまない。ラカルナ殿」

この後、王都に向かうつもりだ。
王都では、最近動きがあったようだ。
これまでのエンリケ4世からイサベル1世に王が変わっているらしい。
それまでポルトガルとの親交が深かったのが、
アラゴンとの協力を強めるように体制は変わっているらしい。

久しぶりの王都での騎士会は、その対応を協議すると聞いている。
この二人の騎士は、王都の騎士会に参加するのは初めてである。
少し、緊張した表情のまま
二人は向かい合った。

イスパニア旧市街にて 王都へ行こう In the Old Quarter of Hispania — Toward the Royal Capital
オリジナル曲 王都へ行こう Toward the Royal Capital
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