44話 決戦 序 Decisive Battle — Prelude: Battle with a Samurai 【波打際編】波打際スケッチ Sketches of the Shoreline ~AIと創る青春物語~
竹刀を握り、胴だけをつけたナビオが山に姿を現した。

以前会った老人が、まるで待っていたかのように言う。
「来たか」

その直後、体格の良い無精ひげの武士が兜をかぶって現れた。

剣道のように礼をしたかと思うと、次の瞬間には踏み込んまれていた。
竹刀は一撃で弾き飛ばされ、ナビオは立ち尽くす。
万事休す――
そう思った瞬間、横から声が飛んだ。
「未熟者め」
ユリアだった。


竹刀を構え、平家の武士を相手に互角に渡り合っている。





老人も思わず身を乗り出すほどの戦いぶりだ。
だが、体格差は大きい。







竹刀はあっさりと断ち切られた。
だめか・・・
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