86話 油絵 A Senior Just Ahead 【波打際編】波打際スケッチ Sketches of the Shoreline ~AIと創る青春物語~
翌週、美術室にヨウイチロウ先輩がやってきた。
美術部の三年生で、受験準備もあるのだろう。
普段はほとんど部活に顔を出さない。
その日は油絵を二枚持ってきた。
「見てほしいと思ってな」

一枚は海を描いた油絵で、少し暗めの海に白い波が映える静かな迫力がある風景画である。
もう一枚は抽象画で、鮮やかな色合いに女の人が鳥を手に乗せているようにみえる。
「ピカソですか?」と聞くと
「うん、意識はしたんだが、俺が描くとピカソにはならん・・」
先輩は照れくさそうに笑った。

「いや、いいと思いますよ」
「そうかな・・」
その声は、少し嬉しそうだった。
彫刻をしているのには驚いたようで龍を見ていたが
「ヒノキにしたのか」
匂いで分かったらしい。
「あれ、折れちゃったのか・・・」とひげを拾い上げた。
瞬くひげの両端を見比べていたが、
「この太さだと難しいかな・・・」と考え込む

「少しひげ短くなってもいいか?」といった。
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こあら@SeaArt.AIイラスト×プロンプト発信さんのプロンプトを参照して作成しました。

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