見出し画像

115話 白髪 The White-Haired Elder: Who Is He? 【波打際編】波打際スケッチ Sketches of the Shoreline ~AIと創る青春物語~



ここが半僧坊である。

半僧坊にある木の札を見た。

これに願いを書けば、祈祷してくれるのだと思う・・・

この白髪老人の話は、もう一つある。

後醍醐天皇の皇子・無文元選(むもんげんせん)禅師の前に忽然と現れた白髪の老人として伝わる。

老人は突然現れ、無理やり弟子入りを願った。

無文元選禅師が亡くなると、老人も姿を消したという。

この老人こそが半僧坊権現の化身であったといわれている。


後醍醐天皇の皇子なのだから南北朝から室町の初期 14世紀後半だろう。


建長寺の霄貫道(おおぞらかんどう)老師の話は明治23年(1890年)だ。

この白髪の老人は、二回来ている。


モリヤマ校長は、まさかな・・・と思う。




「二度あることは三度ある。か」


白髪の老人・・・・


髪の毛はないけれど見事な白髭ではある。

明治23年に前回来ているとすれば、130年以上前だ・・・

髪の毛がなくなっていたとしても、無理はない。



あの夜の言葉を思い出した。




「幸運の女神には、前髪しかないからの」




冗談で言ったわけではなかったのかもしれない・・・



マガジンに掲載いただきありがとうございます。



次の話

前の話


味志ユウジロウ&あじずむさんのプロンプトを参照して作成しました。


#創作大賞2026 #ファンタジー小説部門




いいなと思ったら応援しよう!

yukariyajp / Hiroki Kon ご覧いただきましてありがとうございます。少しずつ進めていけたらと考えております。よろしければ応援いただけると嬉しいです。