CachyOS:キーボードをMacOSライクにする for MacBookAir 2011mid
今回の記事は主にCachyOS on MacBookAir 2011midというサブタイトル(のつもり)で書いてますが、他のIntelMacでも同様に使えます。
他のディストリビューションでも使えるかも知れませんが保証はしません。
ことAppleの日本語 Aluminium keyboardは世界でもレア物らしく結構バカにされますが😅、これで見返してやろうとおもって数ヶ月。
やっと納得できる仕上がりになったので、ここで発表しようと思います。
MacOSのキーとの違い&問題点
流石にキーの割当などが全部違うので、完全に同じ、というわけには行きません。
MacOSの⌘(Command)キーはSuperキーに割り当てられており、MacOSの本来の目的とかとは違う使い方になっています。
おまけに、日本語キーボードとUSキーボードはPC系と違い元が全くの別なので、更に頭が痛い話になっています。
ここにも少し書かせてもらってますが。
他でも書いているので重複してたら申し訳ないのですが、
実は、MacのAluminiumキーボードは、日本語と英語版では、ベース(基準)となるキーボードが全くの別物。
これはWindowsPCのOADGキーボード(所謂106/109とかいうやつ)とは全く違うんですね。OADGは、USのPC用キーボードのキー配列をJISにし、かつファンクション系のキー(CTRLやCapsLockなど)をUSキーボードとほぼ同じ配置にしているのに対して、Aluminiumの場合は、USキーボードはUSのPCキーボードの配列をベースにしているのに対して、日本の場合は昔のPC-9801やFM-TOWNSなどのJISキーボードをベースにしています。
なので海外から見たらかなり特殊な配列になってるはずです。
更にいやらしいことに、Macの一部キーボードのキー、特に「英数」「かな」という漢字変換には重要な2つのキー(実はAluminiumキーボードには「全角/半角」などのキーがありません。そのために「英数」「かな」が存在しているのですが)mozcなどで割り当てられないハングル系の機能にマップされてしまっているんですね。
fcitxの機能でなんとか漢字変換モードにはできますし、最悪でもCTRL-スペースキーで漢字変換を使うことはできますが、なんかモヤモヤしますね。
MacOSライクにするためにどういうキー配置にすべきか
100%MacOSライクにする必要は無いとは思いましたが、やっぱりある程度はなってる方が気持ちいいよね、ということで、こういう設定にしています。
右CTRLの機能を左Super(⌘Command)キーに割り当てる
本来なら両方の⌘Commandキーを割り当てるべきなのでしょうが、Superキーは基本的にメニューキーなのでその利便性も捨てがたい。
実際私の場合、⌘Commandキーは基本左側しかつかってないので、設定は左側のみにしてあります。「英数」に「無変換」を割り当てる
英数ならxmodmapで言うところの「Eisu_toggle」なのでしょうが、実はevremapにはその項目がありません。
また、mozcにしても、あえて無変換を割り当てるほうが英数モードと感じモードの切替がしやすい、というのもあるので、あえてそうしています。「かな」に「全角/半角」を割り当てる(fcitxの機能ですでに設定済み)
実際は「全角/半角」を割り当ててるわけではないですが、実際はそんな感じです。Xfceだと場合によってはこの割り当てが必要な可能性があります。右Super(⌘Command)キーはそのまま(Xfceの場合は左Superキーを割り当てる)
Xfceの場合のみ、この割当をするほうが良いでしょう。
というのも、Xfceのメニューは、左Superキーでのみ機能しますので。
人にってはCTRLとCaps_lockを入れ替えてる方もいますが私はやってません。但し可能ではあると思います。
IntelMac(特にMacBook Air)は色々制約が多い!
実は、IntelMacは、当時のWindowsも動きましたし、PC互換機じゃね?って言ってる人は多くいました。
でも実際にLinuxをインストールしてみると、結構制約が多いです。
こちらにもすこし書いてますが、ここに書かれてないことをここでは書いていきます。
そもそもハードウエア構成がIntelMac全部で同じとは限らない
実はAppleは、ソフトウエアではとんでもなく技術力がすごい会社です。
CPUが違おうが、ハードウエアが多少違おうが、同じようにソフトを動かせる技術を持っています。
意外と皆さん知らない話ですが、まだMacのCPUが68000だった頃は、全部の機種のハードウエアは全部違っていました。
ですから、当時のOSである漢字TALKは、機種専用版(専用のパッチ拡張機能をつかっていた)で、新しいOSがでたときにOS内に過去の機種の違いを内包する形を取っていました。
これは実はOSがBSDベースになった今のMacOSでも変わりません。当時よりは大胆な違いは無いようですが。
ですので、同じIntelMacだからといって、MacBook AirとiMacではハードウエア、つまり機器そのものの作りが違う(単純なハードウエアでの互換性がない:ドライバーやその他のソフトウエアで違いを吸収する必要がある)可能性があるわけです。
xmodmap もinput-remapperもkeydもMacBookでは使えない!
この3つは、キーのリマップ(別の機能を割り当てる)にはメジャーなものです。が、どれも実はIntelMac、特にMacBookでは使えません。
通常PCの場合は、タッチパッドとキーボードは基本的にそれぞれ独立して接続されていることが多いです。
ところが、MacBookの場合だと、コントローラー1個で充分いけるとおもったのか(それともケチりたかったのか)、なんとタッチパッドの”下”にキーーボードがくっついている形になってます。
これが原因で、input-remapperが使えません。
というのも、Input-remapperはタッチパッドに対してバグが有り、ハングアップする可能性があるからです(2026/02現在)。
実際私も試しましたが設定が2つを超えるとうまく設定できませんでした。
iMacなどのデスクトップは問題ない可能性があります。
xmodmapの場合は、これはLinuxの仕様上の問題なのかも知れませんが、Debian13では、fcitx絡みだと(せっかくxmodmapで変更しても)それらがキーボードの設定を上書きして事実上もとに戻してしまうらしく、機能していませんでした。
rvaiya/keydも有名なキーリマップソフトですが、github見てもらえば分かりますが、バグ取りなどのメンテが全く行われていないようです。
実際2026/02段階でプルリクエストが大量に残っていました。
また、KDEとの相性が悪く、MacBookAir2011midだとタッチパッドが使えなくなります。
CachyOSでは、それらを使わない方法でなんとかならんのかな・・とおもって色々探して、ようやく良いものを見つけました。
AURは「ドラえもんの四次元ポケット」か?!
AUR、つまりArch's User Repositoryは、とにかくなんでもあります。
MXやMintのパッケージインストーラーにすらなかったrvaiya/keydも有りました。
自己責任とはいえ、他のディストリビューションに比べたら明らかに大量の宝の山があるわけです。
かゆいところに手が届く、それがAURなんです。
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