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Linux: IntelMacのキーボードの理解の大前提と、インストールのポイント 2026/02更新版

IntelMacの日本語キーボードのLinuxでの設定について書いていきますが、昔ショップ店員だった頃を思い出しながら、最近の経験も織り交ぜて書いていきます。
これから古いIntelMacにLinuxをインストールする参考に少しでもなれば幸いです。

キーボードのそもそもの歴史

PCの日本語キーボード(OADG109/106)は、実はIBMの元々のUSキーボードをもとにして作ってあります。記号の位置、かな配置などの関係、ノートパソコンで微妙に違いますが、全体的には左右の端は日本語キーボードとUSキーボードはほぼ同じ作りになっています。
日本語キーボードは、出た当初は「DOS/Vキーボード」「106」と云われてました(今は106からすこしキー数を増やして109が主流になってます)
ですから(今ではほとんどの人がやらない)かな入力と、英記号配置、漢字変換(IME)関連のキー以外は、ある程度共通性があります。

ではMacはどうかといいますと・・・
実はMacの場合、USキーボードと日本語キーボードは全くの別物です。
これは、USキーボードがIBMのキーボードに寄せてあるのに対し、日本語キーボードは、PC-9801/21、FM-TOWNS、X1/X68000などの当時のJISキーボードに設計を寄せているからなんですね。
なので、PCのキーボードとCTRLとCaps Lockの位置が入れ替わっていたりしますし、全角/半角キーも有りません。
で、PCのキーの「全角/半角」「無変換」「変換」「カタカナ/ひらがな」と、Macの「英数」「かな」は、それぞれキーコードが被らないようになってたりします。
おまけにMacの「英数」「かな」は、DE側で工夫してない限り(KDEはその設定が限定的だがある)、フレームワーク(ibus/fcitx)やIMEでキー設定ができません。
理由は簡単で、それぞれハングル(韓国語)につかうキーコードが設定されているからなんですね。

あと、PCにあってMacにないキーとして、「PrintScreen」「ScrollLock」「Pause」などがありますが、一番よく使う「PrintScreen」が一番問題になるでしょう。デスクトップでフルキーボードをつかってる場合は代替でF13を割り当てるという手が使えます。が、MacBookとかコンパクトキーボードだとその手が使えませんので注意です。

という訳で・・・・

MacOSに使い方を寄せようとすると、⌘(Command)キーにもCTRLを割り当てる必要があります。
というのも、PCで言うところの「CTRL-C」などをはじめとする機能は、「⌘-C」をはじめとするところになっており、MacでのCTRLは、どっちかといえばアプリケーション独自の機能などに割り当てられているというややこしい話になってます。
だからといって、PCに寄せようとすると、前述の通りCTRLとCaps Lockを入れ替える必要があります。

・・・・とまぁ、書いてても頭が痛くなるレベルですw
これについては私の方でそれにも対応した方法を書いていく予定です。

MacBookを始めとしたMacでのLinuxインストールの注意点

デスクトップの場合ははじめはキーボードとマウスは有線接続で設定すること

これ意外に重要でして
とくにiMacなどは、中古だと本体のみで売られてることが多く、製品構成を調べるとついているのが無線タイプのキーボードとマウスなんですよね・・・
ところがこれ、MacOSなどでもシステムリカバリーなどをしようとすると、やっぱり有線キーボードや有線のマウスが必要な場合があります。
なので分かってる人は別で持ってますが、初めて中古でも買うとなると、「えー両方とも買わないといけないじゃん😨」ということになりますので注意です。

Macの各ハードウエアはいやらしい仕様になっていることがある

これは昔からMacつかってる方なら誰もがご存知な話ですが、Macの周辺機器は微妙にMac専用品になってることが多いのです。
昔のMacのハードディスクはSCSIをつかってましたが、ハードディスクのROM内にベンダ(製造者)IDが必ず入っていました。
ふつうは各メーカー(例えばシーゲートとかウェスタン・デジタルとか)の名前なんですが、Appleの純正部品は「Apple」になっていて、Mac側でその文字を認識して初めて起動ディスクとして認識するようになっていました。
ですからハードディスクは(外付けのデータ用の場合を除いて)Apple純正を使わないといけなかったのです。

一時期、PowerMacの頃は、ハードディスクがSCSIからIDE/SATAに切り替わり、そういうのがなくなりましたが、IntelMacになって「Apple縛り」が出始めました。
例えばiMacの一部の機種は、SATAの本来アースの一部の端子に温度センサーを割り当てており、一般的なハードディスクに換装すると、その温度センサーがアースに落とされてしまうので、それに連動しているファンが全開で回ってうるさい、という仕様になっていたり(それを回避するためのアダプターも売られていました、今あるのかな?)、MacBookAirのSSDも、m.2でもなく、NVMeでも無い特殊仕様になっている上に、世代で端子が違うという非常にいやらしい仕様になっていたりもしました。
(それもあってAmazonでは変換アダプタ売ってたりします)

また、CPUファンや無線LANは、「OS協調型」なので、OS側(及びコントロールソフト)でコントロールができないと、正常に機能しません。
CPUファンの場合、コントロールソフトで対応できますので、それをOSをインストールした直後にすぐに入れる必要があります。でないとCPUが焼けてしまう可能性が有りますからね。
無線LANの場合は、OSインストール後は良いんですが、インストール前は「大人の事情」で、暗号化の対応部分がインストールメディアに入ってないようです。そのため認識もしますし接続しようとすることはできても、暗号化に対応ができてないので接続できなかったりすることが多いです。
BlueToothはもっといやらしくて、マウスはMagicMouseしか正常に使えません。USBは問題ないんですけどね。

逆にこれらをちゃんと理解してインストールすれば、IntelMacでも充分Linuxの戦力になると思います。




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