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【まとめ】マーケティングフレーム入門

 マーケティングのフレームワークとは何だろうか。
 簡単に言えば、モノやサービスを売るために使う「地図」のようなものだ。たとえば、小さな文房具店が新しいノートを売りたいとき、どこで、誰に、どんな値段で、どうやって伝えるかを整理する必要がある。その整理を助けるのがフレームワークだ。

 歴史を少し振り返ってみよう。

 1950年代から1960年代にかけて、アメリカでは大量生産・大量消費の時代が始まった。そのころ、マーケティングとは「広告を打って、たくさんの人に買ってもらう」ことが中心だった。
 しかし、1960年代半ばに、経営学者ジェローム・マッカーシーが「4P」という考え方を提唱した。これは「Product(商品)」「Price(価格)」「Place(流通)」「Promotion(販促)」の頭文字を取ったものだ。たとえば、商品のデザインや品質をどうするか(Product)、適切な値段はいくらか(Price)、お店やネットでどこに並べるか(Place)、チラシやCMでどう伝えるか(Promotion)――これらをバランスよく考えると、売れる仕組みが見えてくるというわけだ。

 1970年代には「STP」というフレームワークが注目された。
 STPは「Segmentation(市場細分化)」「Targeting(ターゲット設定)」「Positioning(ポジショニング)」を指す。
 たとえば、同じ飲み物でも「甘いジュースが好きな子ども向け」か「健康志向の大人向け」かで、デザインも値段も売り場も変わる。その違いを見つけて、どの層に向けて売るか決めるのがSegmentationとTargeting、そして「うちのジュースはここが特別だよ」と示すのがPositioningだ。

 さらに1980年代から90年代にかけては、企業が置かれた環境や自社の強み・弱みを分析するフレームワークが注目された。代表的なのが「SWOT分析」だ。SWOTは、Strengths(強み)、Weaknesses(弱み)、Opportunities(機会)、Threats(脅威)を表す言葉の頭文字である。
 たとえば、自社の工場で低コストで作れる強み(Strengths)、新しい競合が来るかもしれない脅威(Threats)などを整理する。これによって、ただ「売ろう」と考えるのではなく、「自社の得意なところを生かし、外のチャンスを逃さない」「危険を避ける」方針を立てることができる。

 最近では、さらに総合的な視点を持つフレームワークも増えている。たとえば「5C分析」は、Company(自社)、Customer(顧客)、Competitor(競合)、Collaborator(協力者)、Context(環境)の五つをチェックする方法だ。これによって、自社だけでなく、お客さんや競合他社、協力する仕入先の状況、社会の流れなどを一度に見渡せる。
 こうした手法は、ただ目の前の商品を売るのではなく、長い目で事業を考えるときに役立つのだろう。

 大切なのは「見直すタイミングを決める」ことだ。
 どんなに優れたフレームワークも、一度作ったら終わりではない。
 半年ごとや季節ごとに見返して、新しい流れや競合の変化を取り込むべきだと思う。そうしないと、せっかく立てた計画も古びてしまい、結果が出にくくなるからだろうか。

 歴史あるフレームワークを使いながら、少しずつ考え方を養うことで、マーケティングはもっと身近になるはずだ。


追加


 実際にスタートアップにおける、フォーマットを活用したマーケッティングプランを立てるフォーマットをフォーマット化するとこうなる。

環境分析フェーズ

  1. マクロ環境分析をPEST分析で行う

  2. 5フォース分析で競合を把握する

  3. さらに業界の環境を3C分析を使って紐解く

  4. その上で戦略目標をSWOT分析を使って浮き彫りにする

基本戦略構築

  1. STP戦略を使い市場を細分化し、顧客を絞り、ポジションをとる

  2. AIDMAでどのタイミングで顧客にアプローチできるかを分析

具体的施策

  1. マーケティングミックスとして4Pを使いながら動く

  2. PCDAで戦略を見直し改善する

  3. ECRSで太った戦略をスマートにして本質を見直す

実践しつて動きつづける

  1. OODAの心でいつかないとらわれない心で、変化し続ける時代に素早く対応しつづける。

エンディングテーマ『マーケティングフレーム』


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