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★【打撃】ペッパー(トスバッティング)でミート力・バットコントロールを高める

(このnoteでは、”強い高校野球チームを作る”方法を仮想の高校を見立て様々な角度から具体的にシミュレーションしております。野球に関わる全ての方々にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。)
「工藤note高校 野球部」甲子園・日本一までのチーム育成プロセス を考える|工藤康博

ペッパーは、近距離でテンポよくボールを打ち返す基本が凝縮された練習になります。
打者はコンパクトなスイングと確実なミートを意識することで、バットコントロールの精度が高まり野球に必要な集中力と判断力が自然と鍛えられます。
また守備側にとっても打球への素早い反応や正確な送球動作を反復でき、基礎的な捕球技術の向上につながります。

正しい方法とポイントを押さえ継続的に取り組むことで、確実に成果を上げることができます。

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基本的には日々の練習メニューの中に組み込み、技術の習得を進めます。
普段は3人1組を基本としますが、たまに2人1組・4人1組のバージョンでも行なうようにします。

↓  打撃に関する項目は、こちらから!
★【打撃 ここからスタート】練習で磨いた打撃技術が、ここ一番の打席で生きる|工藤康博

🥎 ペッパーの方法

● 通常は、1人の打者と1〜3人の投手・野手で行ないます。
             ⇒ 基本2人1組、場合により3人1組・4人1組
● 投手が近距離から打者に向け緩め(遅め)のボールを投げます。
  打者はそのボールを確実にバットの芯に当て、基本はノーバウンドか
  ワンバウンドくらいで投手・野手に向け軽く打ち返し
ます。

🥎 ペッパーの効果

◉ 狭いスペース・少人数で可能

広いグラウンドでなくても10m前後あるスペースで行なうことができます。
      (ただし、バットを振る・打球が飛ぶ ため
                可能な安全な場所で安全を確認して)

◉ 投球に”目を慣らす”ことができる

いきなりフリーバッティング等で速い球を打つより、ペッパーで遅い球を見て”ボールに目を慣らす”ほうがスムーズに打てるようになります。

練習や試合前ではキャッチボールの後にペッパーを行なうことが多いですが、これは”目慣らし”の意味合いが大きいです。

◉ バットコントロール(正確性)を高める

(試合の中で、投手にノーバウンド・ワンバウンドで打ち返すような状況はほぼないですが)”ボールにバットを当てる”感覚を養うことで、打撃の正確さ(芯に当てる・バットコントロール)を高める効果があります。
試合では、ヒットエンドランやバスターのサインが出たときに狙ったコースに狙った打球を打つ技術を身につけることができます。

◉ ボールを呼び込んで打つ”タメ”を習得できる

遅い(緩い)ボールが来るため、良いタイミングでバットの芯で捉えるためにはボールを呼びこみ”タメ”を作ってバットを振ることがポイントになります。
”タメ”を作って振る感覚を身に付けるのにペッパーは有効な練習です。

※ (投手役は)送球の練習になる

投手役は本職が投手でない内野手・外野手が行なう場合が多いですが、ペッパーは狙ったところに正確に投げる必要があり、そのためにはリリースポイントを一定させる 等必要になります。これが普段の守備における送球の安定につながります。

🥎 ペッパーを行なう際のポイント

● 投手・野手⇔打者間でコミュニケーションを取る
  → 短時間でより効果の高い練習をするためには、メンバー間で
    声掛けしあいコミュニケーションを取りテンポ良く行なう
    ことが重要です。
≪投手≫

● 投手は打ちやすいコースに軽く投げる
  → 投手は打者が打ちやすい場所に軽く投げるようにします。
    このとき、一定のリズムでボールを投げると打者はより打ちやすく
    なります。打者の打ちやすい位置を事前確認、また様々なコースに
    投げることも練習になるため有効です。
≪打者≫

● 打者は軽めにスイングする
  → 打者は正確に投手・野手打ち返すのがポイントなので、
    軽く振り捕球できるくらいの打球スピードになるように打ちます。
      (フルスイングでなくコンパクト、ただし芯に確実に当てる)
    打球コントロールは、手首(スナップ)で行なうよう意識します。
● ただし、腕だけで振らない
  → 強い打球を打たないよう腕だけで振ってしまうと
                ”手打ち”のクセがついてしまうので、
    構え・フォーム等はあくまで普段の打撃
    (素振り・フリーバッティング…)と一緒になるようにします。
● ”インサイドアウト”・”最短距離”を意識する

  → 狙ったところに打ち返すには、
     肘を折りたたみインサイドアウト・最短距離でバットを出す
           ことが重要になるので、常に意識して行ないます。● バウンドは投手の少し手前でさせる
  → 投手がほとんど動かずに捕れるようなワンバウンドにするため、
    投手の少し前でバウンドするようポイントを定め狙います。
    その際は、投手にワンバウンドで返すにはどの角度でバットを出し
    どういう回転をボールにかけるよいのか?も意識します。
      (上から叩く・下から当てる、バックスピン・トップスピン)● 意識的に集中して行なう
  → ペッパーは短時間で行なう反復が重要な練習で、
    (全力でバットを振らないため)集中力が落ちがちになるので、
        意識的に集中し、その状態を維持して練習を行ないます。
≪野手≫

● 野手はフィールディングを意識する
  → 野手は打球はただ取って投手に投げるのではなく、
    試合と同様のフィールディングを意識して捕球・送球します。


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