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良質な映画を見る「真実の瞬間」(Guilty by Suspicion)ロバート・デニーロ/アネット・ベニング

かなり昔、学生の頃?思い出せないくらい昔に一度見て、
それから長い年月を経て、あらためて見たのが
10数年前だったか、息子たちがまだ高校生くらいの頃だったかと。
やはり、いい映画だな、そう思いました。

真実の瞬間(しんじつのとき)
(原題「Guilty by Suspicion」)


ロバート・デニーロは言うまでもありませんが、
元奥さん役のアネット・ベニングがGoodです。
可愛らしい雰囲気がありつつ、強い女も似合うし、
おちゃめな感じがとても好きです。
色気を売りにしないところ、清潔感がある、
そこが個人的に大好きなポイントです☝🏻

華やかな映画の世界で生きる夫とは対照的に、
知的で堅実、誠実な女性を深く演じています。
セリフは少ないのですが、夫への不信感を
表情や視線でしっかり表現しているところが、
素晴らしい!


飛ぶ鳥を落とす勢いの売れっ子監督であるデヴィットを
誰もがチヤホヤします。
本人も自信満々。
そんな浮かれ気味の元夫に、呆れた視線を向ける元妻。
 「みんながチヤホヤするのは今だけよ。
 そんなことがまだ分からないの?」
視線でそう言っています。

手のひらを返したように誰もが背を向けた時、
結局は元妻のルースだけが、彼を助けました。
一文無しになってしまったデヴィットを責めることなく、
生活のために小学校の補助教師として復職。
小さな家に引っ越し、結局そこへ、
行くところがなくなったデヴィットが。

受け入れたものの、口げんかになった時に、
元妻は今までの積もり積もった不満を爆発させます。
この場面が、どの夫婦にもありがちで
「分かるー!それそれ!」
なんていう風に共感できる人が相当数になるのでは?

「男の勝手な言い分」「女の立場の不満」
それぞれを的確に表現しています☝🏻

◆男の勝手な言い分
・ちゃんと仕事をして稼いで、家族を養ってきた。
・浮気なんてしてない!
・たくさんのことを犠牲にして仕事ばかりしてきた。
・いい夫、父親になろうと努力はしているつもりだ。
・勝手なことばかり言うな!

◆女の立場の不満
・仕事を言い訳にして、家族のこと、面倒くさいことには関わりたくないん 
 でしょう?
・稼いでいるからといって、好き勝手をしていいわけじゃないでしょう?
・努力をしているつもり?ふ~ん、その努力は職場でだけのことでしょう? ・そんなに夢中になって、全てを犠牲にしてやってきたのに、あなたが困っ 
 ている時に職場の人たちは一体何をしてくれたの?

ドキッ!グサッ!
どこの夫婦でも、こんなやり取りをしたことがあるのでは?
男と女は分かり合えないと、いつも思います。
越せない深い溝は、永遠に二人の間にー。
異なる種なので、仕方ないですね(笑)



当時のハリウッドで行われた赤狩りがテーマではありますが、
それのみではありません。
家族愛、夫婦愛、友情、人と人とのつながりも、
悲しく、つらく、厳しく、描かれています。

悲しくて、かわいそうで見ていられない場面、
理不尽で腹が立ち、怒り、許せない場面がたくさんあります。
でも、一度別れた夫婦がまた絆を取り戻し、
支え合い、新しい関係を築いていく、
完全に裏切られた友情が最後の最後に復活する、
そんな希望をクライマックスで見せてくれます。

良質な映画です。


映画の感想は色々なサイトで見れますが、
私はアマゾンが好きです👇


アネット・ベニング はこの映画👇にも出演、
いい味が出てるんですよ~


~最後まで読んでくださった方へ~
心よりありがとうございました😊


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Artwork
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