○○○○泳ぐだけで上達するあなたのフォーム改善の極意
どうも、足ひれ社長のヨシです!
今日は土曜日、「スタディサタデー」ということで、多くのスイマーが見落としがちな、でも実はめちゃくちゃ重要な話をしたいと思います。
突然ですが、あなたはプールでこんな光景を見たことはありませんか?
ウォーミングアップから必死に手をバタバタと回している人。
フォーミングでも一生懸命にキックを打っている人。
「頑張ってるのになぁ」と思いながら見ていると、隣のレーンで優雅にゆったりと泳いでいる人の方が、実はずっと速く進んでいる。
この差って、一体何なんでしょうか?
「速く泳ぐには、全部の練習で速く泳がないと」
多くの人がそう思いがちですが、実はこれ、大きな勘違いなんです。
今日は、速く泳げるようになるためにこそ、「ゆっくり泳ぐ」ことの本当の価値について、お話ししていきますので、最後まで読んで練習に取り入れてみてください!
あなたの身体、本当に「あなたのもの」ですか?
少し変な質問かもしれませんが、真剣に考えてみてください。
「自分の身体を、自分の思った通りに動かせていますか?」
「え?当たり前じゃない?」
そう思った方も多いでしょう。でも、実際のところはどうでしょうか?
私がこのことに気づいたのは、自分のフォーム改善に本気で取り組んでいた時期のことでした。
練習中、ふと気づいたんです。
「あれ?今、自分が思った通りに身体動かせてる?」
動画をスローにしてよく観察してみると、驚くべきことが分かりました。
頭では「こう動かそう」と思っているのに、実際の身体は全然違う動きをしている、もしくは、勝手に動いちゃってる瞬間が、想像以上にたくさんあったんです。
これって、実は多くのスイマーが経験していることなんじゃないでしょうか?
特に、最初は調子よく泳いでいたのに、疲れてくると...
「あれ?なんか身体がいうこと聞かない」
「思うようにキックが入らない」
「自然と顎が上がってしまう」
まるで自分の身体が自分の身体じゃないかのような感覚になったこと、ありませんか?
この時、多くの人は「体力が足りないからだ」と考えがち。でも実は、本当の原因は違うところにあったんです。
それは、「自分の身体をコントロールする能力」の不足。
体力や心肺機能の問題ではなく、身体操作能力の問題だったんです。
フィンスイミングで発見した「見えない敵」
この気づきは、フィンスイミングを続ける中でさらに深まっていきました。
フィンスイミングって、大きなフィンを使うので推進力がとても強いんです。競泳の倍近いスピードが出ますからね。
でも、その強い推進力が、実は新たな問題を教えてくれました。
「フィンの反動で身体が持っていかれる」
これです。
例えば、強くキックした瞬間。本来なら「膝関節だけ」を動かしたいのに、その反動で無意識に股関節が動いてしまったり、胸の姿勢がずれてしまったり、背骨が勝手に姿勢を変えてたり。
「あ、今、予定してない部分が勝手に動いてる」
そんな瞬間が、実はたくさんあることに気づいたんです。
これを専門的には「代償運動」と呼ぶのですが、分かりやすく言うと、
「やりたい動きをするために、無意識に別の部分で帳尻を合わせてしまう動き」
階段を上る時を想像してみてください。
膝を痛めている人が階段を上ろうとすると、無意識に腰を捻ったり、反対の足に余計に体重をかけたりしますよね?
それと同じことが、泳いでいる時にも起きているんです。
「動きの順番を抜かす」という無自覚な罠
さらに観察を続けていると、もう一つ重要な発見がありました。
「動きの順番を無意識に抜かしてしまう」
これです。
例えば、理想的なキックをするためには・・・
まず胸が開き、腰が落ちる動作から動き始めて
次に手〜上半身と太ももが動いて
このあと膝から下が動き
最後にキックが行われる
この順番が大切なのですが、スピードを上げて泳いでいると、気づかないうちに「2番」をすっ飛ばして、「1番」から「3番」あるいは「4番」に直接行ってしまうことがあるんです。
これって、料理に例えると分かりやすいかもしれません。
美味しいカレーを作るには・・・
玉ねぎを炒める
肉を入れる
水を加える
煮込む
この順番が大切ですよね?
でも急いでいる時、「面倒だから玉ねぎと肉を一緒に入れちゃおう」なんてやってしまうことがある。
結果として、期待していた味にならない...
泳ぎでも、同じようなことが起きているんです。
「通常の10倍ゆっくり」が教えてくれること
この問題を解決するために、私が取り入れたのがズバリ・・・
「通常の2倍、5倍、いや、10倍の速度でゆっくり動く練習!」
最初は「ちょっとゆっくり程度でいいだろう」と思っていました。
でも、実際にやってみると...
「えっ?これでもこんなところが無意識に動いちゃうの?」
と、驚きの連続でした。コントロールできないんです。
ポイントは反動や勢いに頼らない、いや、頼れない速度までゆっくり動くんです。
すると、一つ一つの動きを、本当に意識的にコントロールしなければならなくなるんです。
これって、車の運転で例えると分かりやすいかもしれません。
高速道路では気づかないような細かなハンドル操作も、駐車場でゆっくり車庫入れをする時には、一つ一つ丁寧に操作しますよね?
「あ、ここでちょっと右に切って...」
「ここで少し戻して...」
それと同じで、ゆっくり泳ぐことで、普段は無意識にやっている動きの一つ一つを、意識的にコントロールできるようになるんです。
多くの人が陥る「ゆっくりやってるつもり」の罠
ただし、ここで注意点があります。
「ゆっくりやればいいんでしょ?」
そう思って練習する人の多くが、実は陥ってしまう罠があるんです。
それは、さっき書いたように「ゆっくりやってるつもりでも、結局無意識に反動で動いてしまっている」こと。
見た目はゆっくりに見えても、肝心な部分は相変わらず勢いや反動に頼ってしまっているケースが本当に多いんです。
例えば、ゆっくりキックの練習をしている時。
「よし、ゆっくりやろう」
そう思って脚を動かしているのに、実は腰から太ももにかけての動きは、いつもと同じように勢いに任せてしまっている。
これでは、せっかくの練習も効果半減です。
「無意識になってしまうポイント=あなたの弱点」
ここを見つけて、意識的にコントロールできるようになること。
これが、次のステージへのパフォーマンス向上の鍵なんです。
実践的アプローチ:今日からできること
では、具体的にどうすればいいのか?
私がおすすめするのは、以下のステップです。
Step 1: まずは「発見」から
普段の練習の中で、ドリルの1本・2本だけでもいいので、意識的に「通常の10倍くらいゆっくり」泳いでみてください。まるで動画を「スローモーションで視聴している時」のように。
その時、こんなことを意識してみましょう。
「今、どこが動いてる?」
「無意識に動いちゃった部分はない?」
「思った通りに動かせてる?」
Step 2: 「1つずつ」の練習
慣れてきたら、身体の部位を1つずつ分けて練習してみましょう。
例えば・・・
「今日は腰の動きだけに集中」
「今日は膝から下の動きに集中」
全部を一度に意識しようとすると、脳がパンクしちゃいますからね。
Step 3: 「スピードアップ後の確認」
ゆっくり練習した後、普通のスピードで泳いでみてください。
その時も、ゆっくり練習で意識したポイントを思い出しながら、
「今、あの部分はちゃんとコントロールできてるか?」
この確認が、実際のレースペースのフォームでも活きてくるんです。
これは泳ぎだけの話じゃない
実は、この「ゆっくり動かす」ことの重要性は、フィンスイミングや水泳に限った話ではないんです。
陸トレでも、野球でも、ゴルフでも、テニスでも。
上級者ほど、ゆっくりとした基本練習を大切にしているでしょう。
なぜなら、スポーツで高いパフォーマンスを出すには「自分の身体を思った通りにコントロールすること」が絶対に重要になるから。
これができるようになると、どんなスポーツでも、確実にパフォーマンスが向上します。
もちろん、仕事や日常生活でも同じ。
「意識的に身体をコントロールする」習慣は、姿勢の改善や、疲労の軽減にもつながっていきます。
まとめ:次のステージへの扉
今日お話しした内容、いかがでしたか?
「ゆっくり泳ぐ」ことの本当の価値、少しでも伝わったでしょうか?
最後にもう一度、重要なポイントをまとめておきますね👇
✅ 「素速く動く=上達」は大きな誤解
✅ 本当に大切なのは「身体のコントロール能力」
✅ ゆっくり動くことで「無意識の動き」が見えてくる
✅ 「無意識になる部分」があなたの弱点
✅ 段階的に練習することで確実にレベルアップ
次回プールに行った時、ぜひ1本だけでも「いつもの5倍ゆっくり」泳いでみてください。
きっと、新しい発見があるはずです!
そして、その発見が、あなたを次のステージへと導いてくれることでしょう。
ということで、今回もここまで読んでくれてありがとうございました。
この内容、良かった!勉強になった!と思っていただけたら「スキ❤️」と「フォロー✅」、「シェア♻️」、「チップ💙」で応援していただければ嬉しいです...!
また、実際に「ゆっくり泳ぐ練習」を試してみた感想や、新しい発見があれば、ぜひコメント欄で教えてください!みなさんの体験談が、他の読者の方にとっても貴重な学びになります。
それではまた次回お会いしましょう!
またね〜
フィンスイミングスペシャリスト
足ひれ社長 関野 義秀

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