浮力活用でスピード倍増!しかも疲れにくくなる泳ぎ方とは?
どうも、足ひれ社長のヨシです!
「もっと楽に泳げたらいいのに...」
「なんでこんなに疲れるんだろう...」
「同じようなフォームなのに、あの人はなぜ速いんだろう...」
プールでこんな風に思ったことはありませんか?
実は、あなたが泳ぎで感じている疲労や停滞感の多くは「浮力」を活かせていないことが原因かもしれません。
浮力は代表的な4つの水の特性のうちのひとつ。水を使ったスポーツをするうえで、水の特性を知らないのはなんだかやばそうじゃないですか?果たしてそれで攻略できるのか・・・?
ということで今日は、普段お話ししている流体力学の解説と同じように、浮力についてわかりやすく解説していきます。必ずあなたの泳ぎが速くなること間違いなしなので、実践できるよう、最後まで読んでください。
知られざる浮力の威力
「水の特性を理解している人は、ほぼいません」
これは驚くべき事実ですが、多くのスイマーが水泳の最も基本的な要素「水の特性」を十分に理解していないんです。
でも、それは仕方ない部分でもあります。だって、学校ではもちろん、スイミングでも水泳の知識を勉強する座学なんて習う機会、ほぼほぼないですから。
だからこそ、ほとんどの人が浮力をマスターするだけで、同じ力でライバルよりも、より速く、より楽に泳げるようになります。なぜなら...
無駄なエネルギー消費が激減する
全ての発揮したパワーを「前に進む力」に使える
同じトレーニング量でより大きな効果が得られる
まさに「省エネ泳法」の鍵となるのが「浮力」の活用なんです。
もったいない!あなたのエネルギーの使い方
あなたは今、どのくらいのエネルギーを「姿勢維持」に使っているか考えたことはありますか?
多くの人は、泳ぐために必要なエネルギーのうち20-30%を「水面に浮いて、良い姿勢を保つ」ことに無意識に使ってしまっているでしょう。これって、ものすごくもったいないと思いませんか?
特にレース中や長い距離を泳ぐときに、このエネルギーロスは大きな差を生み出します。
「ストロークやキックのパワーをもっと増やせば速くなる」
実は、これは半分しか合っていません。本当に速くなりたいなら...
「ストロークやキックのエネルギーを100%推進力として、すなわち前に進むために使えるようにすること」
これが、トップスイマーとそうでない人の大きな違いなんです。
浮力をうまく活用することで、よりエネルギー消費を抑えながら抵抗の少ないポジションを作ることができるんです。
それによってストロークやキックで生まれたエネルギーを全て「前に進むための推進力」に使うことができるってことです。
実はこの秘訣、特別な筋力や高度なテクニックは必要ありません。子どもの頃に誰もが習った基本的なことに立ち返るだけなんです。
でも、具体的にはどうすればいいの?と思いますよね。次は、すぐに実践できる方法をお伝えします。
浮力を味方につける3つの方法
① 呼吸と浮力の深い関係
「浮力が最も影響するのは、人間の場合は呼吸です」
これ、本当に大切なことです。深く息を吸えば吸うほど、あなたの身体は浮きやすくなります。逆に息を吐ききると沈みやすくなります。この当たり前のことが、実は泳ぎの質を大きく左右するんです。
子どもの頃からスイミングに通っていた人は身体で体感したことがあるかもしれませんが、大人から始めた人はきっと苦手な人が多いでしょう。
まずは実験してみよう!
プールの浅いところで立ち、深く息を吸って膝を曲げてみてください
今度は息を全部吐き出して同じことをしてみてください
どちらが水面に浮かびやすいか感じてみましょう
この違いを泳ぎに活かすには?
シュノーケルで水を吐いた時って必ず息も吐きますが、吐いた分と同じ量の空気を必ず吸いましょう。
競泳でも、クロールやバタフライでは、息を吸ったときの浮力を利用して、身体を持ち上げる筋力を節約しましょう。平泳ぎでは、顔を水面から出す瞬間に深く息を吸うことで、より楽に姿勢を維持できます。
また、見落としがちなのが背泳ぎ!背泳ぎは他の泳ぎとは決定的に違うところがありますが・・・さぁ、何ですか?
そうです、上を向いて泳ぐということです。そのため、常に呼吸ができる状況にあり、すごくラクに泳げる種目と思われがちですが、ダメです!背泳ぎが苦手な人の特徴は、ずっと息を吸ったり吐いたりして鯉のように口をパクパクしちゃうんです・・・
これでは十分な空気を体内に入れられていないので、浮力の恩恵を受けられず、身体は沈みやすくなってしまいます。
② 「子どもの練習」と侮れないエクササイズ
幼児や初心者がやる「だるま浮き」や「伏し浮き」が実は意外と重要な練習方法です。私の練習では高確率でトップ選手にもこれをやらせています。
驚きですよね。日本代表選手でさえ、基本に立ち返るのです。
なぜなら、この単純な動きや感覚が、浮力を最も純粋に感じるチャンスだからです。
ウォームアップに取り入れたいドリル👇
だるま浮き(膝を胸に抱えて浮く)を10秒
けのびからの伏し浮き(壁を蹴ってからキックをせずにけのびの姿勢でひたすら浮く)を30秒orできる限り遠くまで!
このシンプルな練習で、水があなたを支えてくれる感覚と、まるで水面に乗っているかのような感覚を思い出してください。この感覚こそ、エネルギー効率の良い泳ぎの土台なんです。
③ エネルギー配分の最適化
では、この浮力感覚を実際の泳ぎにどう活かすのか?
まず、姿勢維持・ボディポジションの操作を「筋力」から「浮力」へと切り替えるイメージを持ちましょう。
ボディーポジションを作るのに、筋力やストローク・キックのエネルギーの一部を割いてしまうよりも、浮力をうまく活用することで、よりエネルギー消費を抑えながら抵抗の少ないポジションを作ることができます。
その結果、抑えたエネルギーを推進力、つまりエンジンのためのエネルギーに使えるというわけです。
具体的な実践方法👇
25m泳ぐ際、最初の10mは力を入れずに浮く意識だけで進む
次の10mはそのボディポジションを維持しながら、ゆっくりと推進力を加える
最後の5mは姿勢やポジションをキープしたまま、手足の力を強くする
この練習を繰り返すことで、「最小限の力で姿勢を保ち、残りの力を全て推進に使う」感覚が身についていきます。
明日から実践!浮力マスターへの第一歩
いかがでしたか?「浮力」という、普段あまり意識していなかった要素が、実は泳ぎのパフォーマンスを大きく左右することがお分かりいただけたでしょうか。
振り返ると、浮力を味方につけるためには:
呼吸を意識する — 深い呼吸で得られる浮力を最大限に活用
基本に立ち返る — シンプルな浮きのエクササイズで感覚を取り戻す
エネルギー配分を見直す — ボディポジションは浮力に任せ、エネルギーは推進に使う!
これらはどれも特別な道具や難しいテクニックは必要ありません。むしろ、子どもの頃に誰もが経験した基本に立ち返るだけなんです。
次回のプール練習では、ぜひこれらを意識してみてください。たった数回の練習で、「あれ?なんか楽に進めるようになった?」という変化を感じるはずです。
浮力を味方につければ、同じトレーニング量でより大きな成果が得られます。エネルギーの無駄遣いを減らし、より速く、より遠くまで、より楽しく泳げるようになるでしょう。
ということで、今回もここまで読んでくれてありがとうございました。
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また、これからも他では聞けないトレーニングの紹介や泳ぎの解説を通して、読者の皆さんのお役に立てるような発信をしていきますので、「コメント欄」に「質問や気になる内容」を入力して教えてください!
それではまた次回お会いしましょう!
またね〜
フィンスイミングスペシャリスト
足ひれ社長 関野 義秀

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