『空の軌跡 the 1st』レビュー【原作から至高のリメイクへ】|de spiriarto & lucy(変人変態管理人の個人サイト)の note出張先
(本記事は、「de spiriarto & lucy【変人変態管理人の個人サイト】」にアップしたこちらの記事の複製版となります)
(空の軌跡 the 1stを知らない方向け、本作の結論)
王道RPGだった原作が超進化!プレイしたら最後、次回作を買わざるを得なくなる神作品!

ゲーム仲間、ゲームサイト同志の皆さん。
こんにちは。変人変態管理人のartoです。
これを書き始めるは2026年5月20日。
昨日の都内は、
5月にもかかわらず30℃という気温。
外からの日差しで室内が暑く感じる仕事場。
今年の夏は一体どうなってしまうのか。
今から憂慮している管理人です。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
私は最近、 「愛すべき二次元キャラ 第二幕」ページを伸ばす意欲が高まってます。 一時は下火になった当ページの意欲が再燃。 要するに「二次元の我が嫁」をもっと増やしたいのです。二次元キャラのハーレムをつくりたいのです。
・・・・・・
冒頭からこんなことを書くと、
「ヤベェ奴が来た」
「このサイトの管理人はオタクで変態だったのか」
と思われる方がいるかもしれませんが、
そうです、私が変態管理人です(志村けんの変なおじさん風に)
しかし、やる気や変態が十分にあっても、お仕事で時間が十分に取れないのがもどかしい・・・。コツコツと積み上げていく所存。少し辞めていたアニメにもアンテナ広げ、我が嫁を探しにいきます。
( 最近観ているアニメ=『リコリス・リコイル』)

さて、『空の軌跡 the 1st』をクリアしたのは前回の記事で書いた通り。
クリアの証明画像も前回の「Fin」を参照ください。 今回はクリア後感想です。
複数ゲームを並行でプレイしてるのもありますが、時間がかかりました! しかし長々とプレイした甲斐のあるソフトでした。
1.ゲーム概要と購入経緯

本作『空の軌跡 the 1st』はどんなゲームか。
まず『軌跡シリーズ』の説明からしましょう。
『英雄伝説 軌跡シリーズ』は、
ゲーム会社「日本ファルコム」(falcom) が送る作品群で、 今やfalcomの代表シリーズです。
2004年に第1作である『英雄伝説VI 空の軌跡』が発売され、2026年までに『英雄伝説VII』、『英雄伝説 閃の軌跡』、『英雄伝説 創の軌跡』、『英雄伝説 黎の軌跡』、『英雄伝説 界の軌跡 -Farewell, O Zemuria-』が発表されている、長く続いているシリーズです。
その軌跡シリーズの第1作目である
『英雄伝説VI 空の軌跡』。
『空の軌跡』自体が原作当時、
『英雄伝説 空の軌跡FC』
『英雄伝説 空の軌跡SC』
『英雄伝説 空の軌跡 the 3rd』
の3部作で発売されました。
本作はその『英雄伝説 空の軌跡FC』の3Dリメイクとなります。未知の方にはややこしいかもしれません。『軌跡シリーズ』一番最初の作品のリメイクということですね。
(※『空の軌跡FC』も、厳密には「背景3D+デフォルメ3Dキャラ」だったと思います。なので、本作は「等身大3Dキャラの3Dフルリメイク」というのが正しいかもしれません。皆さん、各自で補完してくださいw)

本作の公式ジャンルは「ストーリーRPG」。
公式でストーリーを推しているようです。
3D画面のRPGとなっていて、「クイックバトル」「コマンドバトル」という2種類のバトルシステムを携えたゲームになっています。
お話は、
「リベール王国ロレントの街近くに暮らす、遊撃士(民間の安全と地域の平和を守る職業)の父を持つ少女エステル。彼女は遊撃士への憧れからその道を志したひとり。姉弟同然に育ってきたヨシュアとともに、遊撃士を目指して修行に明け暮れていた。
ある日、
エステルの父カシウスのもとに一通の手紙が届く。手紙を読んだカシウスは、「急用ができた」と言ってエステルとヨシュアの2人を置いて旅立ってしまう。
《準・遊撃士》になっていた2人は、
カシウスが引き受けるはずだった仕事を代わりに引き受けることになり、父の行方を探す旅に出るのであった」(公式HPより。一部改変)
というもの。
リベール王国という架空世界が舞台のRPGで、キャッチコピー「忘れられない旅になる」がまさに! プレーヤーにとって、忘れられない物語になると付け加えておきます。

本作の制作会社は、前述したfalcom。
1981年からある古参のゲーム会社で、
ゲーマーなら知っている方は多いことでしょう。代表作に『イースシリーズ』、本作『軌跡シリーズ』があります。
管理人とfalcomさんの縁は古いもので、
小学生の頃にやった『ドラゴンスレイヤーIV ドラスレファミリー』(FC)、『イースⅡ』(FC) にまで遡ります。 しかしその後、縁が離れて、次は大学時代の『イースIIエターナル』 (PC) 。そして十数年後の『空の軌跡FC』 (PC) という軌跡になります(←ややこしい日本語)
本作のシナリオライターはfalcomの竹入久喜さん。falcom社長の近藤敏洋さんも関わっているようです。本作のキャラデザはfalcomスタッフ。特定のイラストレーター名は公表されていない模様。
そして本作の購入経緯。
『空の軌跡FC』をプレイしてから『空の軌跡シリーズ』LOVEになった私。2024年に本作が発表された時から購入予定だった訳でして。 発売記念抽選会に参加するべく、わざわざ予約して購入した流れになります。
ちなみに、
管理人の『軌跡シリーズ』のプレイ歴はプレイ#3に書きました。 まだまだ軌跡ペーパードライバーである管理人のつたない感想になりますがどうぞよろしく。次の項から本作の魅力を説明します。
2.『空の軌跡 the 1st』の魅力とは?
◎ 魅力的な登場キャラクターたちと会話の楽しさ

本作の魅力その1「キャラ」。
本作、というより軌跡シリーズ全体において、falcomさんがキャラにどれくらい力をかけているか。シリーズに登場するNPCのつくりこみを見れば判ります。
私のこれまでの経験から、
ゲームにおける「キャラゲー」「キャラ特化ゲー」というのはやはり強く、仮にシステムやシナリオが多少悪くても、キャラがよく描かれていれば、それだけで評価を覆せる力があると感じてます。
では、本作の魅力あふれるキャラを軽く説明していきます。
・エステル(CV高柳知葉)

名前はエステル・ブライト。
本作主人公の1人。
リベール王国で民間人の安全と街の平和を守る遊撃士(ブレイサー)見習い。
本作はこの16歳の可愛い少女が主役。
陰と陽でいえば陽。
太陽のような、元気一杯の女の子で、
周りの者を惹きつける明るさを持っています。
色気の面ではまだまだでありますが、
旅の途中で恋する乙女へ変貌していく姿には、 プレーヤーのほぼ100%をニヤニヤさせる力があります。ジト目の破壊力あり。 貴重なツインテール属性でその筋のオタクも満足♪ 口癖は「あんですってー!」。
次は、厳密には違うかもしれませんが、
もう1人の主人公と言ってしまっていいでしょう。
・ヨシュア(CV藤原夏海)

名前はヨシュア・ブライト。
5年前、ブライト家に引き取られた少年で、エステルとは義理の家族。同じく遊撃士見習い。エステルの相棒のような存在。
エステルちゃんが陽ならヨシュア君は陰。
冷静沈着な性格で、エステルちゃんへのツッコミにより非常によいバランスが保たれている。
ジョゼットさんやダルモア邸のメイドさんを惚れされるその甘いマスクに、 多くの女性プレーヤーが「ほぉおぉおおおおおおぅ……!」(『レイジングループ』の李花子さん)と唸ること必定。
また、ある意味本作の「ヒロイン」と言ってもよく、

こんな美人のメイド姿を披露されたら、 ノンケの私も「ヨシュアきゅん☆、スーハースーハー、アッー!」とならざるを得ない。 ただし、彼には大きな秘密があり・・・。
本作は、上記ダブル主人公が
まさに陰陽太極図のような絶妙なバランスを誇っていて、 全RPGの主人公中、屈指の魅力を持っていることを皆さんにお伝えしておきたく。
次に、
脇を固める主要キャラも極めて魅力的で。
・シェラザード(CV安済知佳)

遊撃士ランクC級。
「銀閃」(ぎんせん)の異名を持つ正遊撃士。 エステルたちにとっては先輩であり姉のような存在。
褐色の肌とシルバーヘアが特徴で性格は姉御肌。 鞭による攻撃はモンスターだけでなく、世のドM男性へも驚異的ダメージ(回復)を与える。
3Dになって表現が強化された豊満なお胸は、私の(別の部分への)集中力を高めるのに十分なものであった。アイナさんとともに、酒豪女性の恐ろしさを教えてくれる逸材。
・オリビエ(CV子安武人)

リベールの北にある
エレボニア帝国からやってきた旅の演奏家。
第一印象はどこか貴族の雰囲気を醸し出すが、 その実、ただのおバカであるw
しかし、本作の諸所で多くのお笑いを提供してくれ、彼が本作の魅力に大きく貢献しているのは否めない。 CV子安さんの演技が彼のお笑いを増強。 プレイ中、どれだけ腹がよじれたことかw
そんなドアホなオリビエさん、実は色々とあり・・・(ネタバレのため自重)
・クローゼ(CV羊宮妃那)

クローゼさーーん!むぎゅーー!(横から抱きつき)
嗚呼、サイトではフォントサイズ100pxで書いたむぎゅーも、noteでは容易に大きくできないのがもどかしい・・・。それはともかく。
ルーアン地方にある名門「ジェニス王立学園」に通う女子生徒。 16歳のJK(女子高生)に反応した貴方、少しは自重しましょう!(↑)
画像左にいるのは友達のシロハヤブサ・ジーク。 決してナコルルでは御座いませんw (ナコルルは『サムライスピリッツ』参照)
紫のショートヘアと穏やかな性格が魅力の一方で、 細剣を手にした時の可憐さも大きな魅力。 クラフト「ヴァイスアウラ」「シュトゥルム」のモーションが実に美しく、何度でも見たくなる。
本作で3D化し、クローゼさんの可愛さが1.5倍に!可愛くなり過ぎて、私、トキメキ☆胸キュンで御座います (*´∀`*)
原作のCV皆口純子さんが素晴らしくて、本作からCV羊宮妃那さんに交代し、初めは「どうかな~」と思いましたが、羊宮妃那さんで良かったです!合ってました!
そんなクローゼさん、実は色々と謎が・・・(本作、謎があるキャラ多すぎない?w)
・アガット(CV八代拓)

「それは剣と言うにはあまりにも大きすぎた」剣を持つ若手遊撃士。 遊撃士ランクはB級。
性格は無愛想で口が悪い。
初登場からエステルちゃん達に大きな態度を取り、プレーヤーからの印象はイマイチ。が、物語が進むにつれ不器用な優しさを見せ始める。
重剣を扱うだけあって頑強な身体をしており、上半身裸の衣装「アガット・湯着」の姿は、ご婦人プレーヤーの見どころかもしれない。
尚、のちに幼女好きであることが判明。
いくら私が変態管理人といえども、アガットさんのその気持ち、私には分かりませんな(キリッ)
・ティータ(CV飯田ヒカル)

ティータちゃん、キタコレ!嗚呼~~、幼女好きになるぅぅぅ~~~!
うん、これならアガットさんがロリ好きになるのも無理はないね(前言撤回)
ツァイス工房を手伝っている、
天才導力学者ラッセル博士の孫娘。 若干12歳。なんだおまえら、好きなものに年齢は関係ないと言っておろうが!(逆ギレ)
優しく健気な性格で、
『AIR』(PC18禁など) の観鈴ちんみたいな良い子!この子も3Dになって(萌え的な)破壊力大幅アップ!
「あのあの」「でもでも」と話す仕草、導力砲をぶっ放す(笑)アクション。 一挙手一投足が愛らしい!幼女好きの諸兄は必見!多分、ティータちゃんのロリパワーに失神すること間違いなし。
ジン(CV稲田徹)

実はジンさん、かなり好きです。キャラ的にもバトル性能的にも。
リベールの東に位置する
カルバード共和国出身のベテラン遊撃士。
遊撃士ランクは大陸全土に20人程しかいないというA級。
熊のようなバカでかい体から繰り出される 泰斗流(たいとりゅう)武術は、並の遊撃士数人に匹敵する力を持つ。性格は気さくで、エステルの先輩遊撃士として非常に頼りになる存在。 ただ女性にめっぽう弱い点は、変態管理人として同情を禁じえない。
時に気孔でクルツさんを回復し、
時に酔った演技でエステルたちを助ける。
A級遊撃士の実力を如何なく発揮!
誰だぁ~!ジンさんを「不動のジン」ならず「不遇のジン」と言った奴は~!
主要キャラは以上。
上記以外にも、
アネラスさん、ユリアさん、ロランス少尉、タマネギ大佐、巨乳雌狐など、 すべて書いていたらとても紙面が足りないほどの 魅力的なキャラクター達が本作に登場しています。
そして、
キャラの魅力はサブキャラに留まらず、
各街にいる名前付きNPC1人ひとりにまで広がり、
「人が息づくリベール、ゼムリア大陸という 一つの空想世界」を現実性高く構築している。 それが本作、あるいは軌跡シリーズの大きな魅力だと思います。 本作を知らない皆さんは、ぜひキャラとやりとり、その世界を味わっていただきたく。
○ 3Dグラフィックのよさと演出面のパワーアップ

原作の頃から魅力的だったキャラクターを、
さらに後押ししたのが本作の3Dグラフィック。
プレイ#3で書いた「Switchの性能差による画質の不安定」を横に置けば非常に美麗であり、ここまで滑らかで安定した3Dキャラグラフィックは他のゲームで見たことがないほど!
調べたところによると、
最新のグラフィック技術を使い、
「トゥーンレンダリング」(3DCGをアニメ調にする技術) されているらしい。たしかに、ゲームのグラフィックでありながら、 まるでアニメキャラが動いているようなレベルなんです。
また、単にグラフィックが美しいだけでなく、シーンにおける
・キャラの表情変化
・口や瞳の動き
そのような演出群が極めて高いレベルでまとまっていて、 原作のあのシーンが!涙なしでは見られないエステルとヨシュアの名シーンが! 大幅にパワーアップして表現されている。 プレイ中何度「軌跡1st、半端ない!」と思ったことか。 原作既プレイの方も、未プレイの皆さんも、ぜひこのキャラとやりとりと世界を(略)
(※画質の不満について、これまでの感想に書いてきましたが、 「Switch携帯画面だと画質の粗い時がある。大画面に映せば問題ないレベル」 というのが今の結論です)
◎ 原作から進化を遂げたバトル

本作の魅力その2「バトル」。
原作『空の軌跡FC』では、ほぼ単純なタイムライン制のコマンドバトルでした。
本作はそのコマンドバトルを改良、進化させ、 さらに「クイックバトル」「コマンドバトル」という2つのバトル形態を搭載。 新鮮で自由、かつ、スピーディーで爽快感のあるバトルを味わえるのが本作の推しポイントです。
バトルシステムの基本部分については、
プレイ#3とプレイ#9にある程度書いたので、そちらか公式をご参照ください(適当)
これまでの感想で書いたのと
被っている部分があるかもしれませんが、
バトルで良かった点を再度書きます。
○ ブレイブアタックの爽快感


「ブレイブアタック」というのは、
敵にダメージを与えた後に入れられる追撃のこと。スタン中の敵などに攻撃すると発生します。
発生した時は画面に「STRIKE!」と表示され、プレーヤーがボタンを押すことで追撃になります。このシステムがすごく良かった!
例えば、ジンさんのクラフト「天魁拳」や 大技アーツ「エアロストーム」を使い、 画面に「CRITICAL!」がバーン!と表示される。
その後、表示されるキャラの顔と「追撃」ボタン。ボタンを押すと、素早く攻撃して戻るヨシュア君。
この一連が気持ちよくてねぇ~ (*´∀`*) ブレイブアタックがあるだけで明日また頑張れる(?)。そんな中毒性がありました。
章が進むにつれて、 2人で攻撃する「チェイン」、全員でボコボコにする「バースト」と選択肢が増えていき、 爽快感が増していくのも◎。
こういった余計な演出が入ると
バトルテンポが悪くなりそうなものですが、
演出を巧みに調整することで、むしろテンポのいいバトルに仕上げているのが素晴らしい!
(少し触っている『閃の軌跡Ⅰ』の追撃よりスピーディーに。これもfalcomさんの試行錯誤の賜物でしょう)
また、行動後にランダムで発生する「サポートアビリティ」。 敵への反撃や、味方へのバフ(能力アップ)がメインでありますが、 ブレイブアタックとサポートアビリティがポンポン発生することで局面が優勢になっていく感覚、ノリノリ感。これは文章で説明しづらいものがあります。
以上、本作の「臨時収入がポンポン入る」的バトルシステム。 私は「good!バトルシステム賞」をあげたいですね。
○ 各種クラフト、アーツの演出

バトルの演出面で言えば、
クラフト(必殺技)、アーツ(魔法)の演出が実に素晴らしかった!グレイトだった!
原作ではデフォルメキャラだったクラフトを、よくここまで忠実に、美麗に、3D化させたものです。
例えば、
ヨシュア君の「絶影」。
エステルちゃんのクラフト全般。
皆さん、「旋風輪」「捻糸棍」(ねんしこん)を放つエステルちゃんをよーく見てください! 攻撃が当たるまで、生き生きとした、多彩な表情を見せるエステルちゃんを。 これはfalcomさん、エステルの魅力が3Dで表現されるため、かなりこだわったんじゃないでしょうか。
プレイ開幕、ロレント地下水路にて
エステルちゃん、ヨシュア君のクラフトを見た時点で、 その演出の凄まじさに私は思わず脱衣、もとい脱帽しました!

他にも、
オリビエさんの「ハッピートリガー」のコミカルさ。 クローゼさんの「ヴァイスアウラ」の麗しさ。 ティータちゃんの「スモークカノン」の可愛さ。クラフトのGOOD点をあげたら枚挙に暇がありません!
私が特に好きなのは、クローゼさんの「シュトゥルム」(上図)。 レイピアで敵を斬ってから振り返る演出がカッコよく、 これにブレイブアタックが重なるともう、たまりません!うっ!・・・ふぅ・・・(意味深)
○ 主要キャラのクラフト性能が強化
原作の各クラフトにも、
デバフや遅延(敵の行動順を遅らせる)といった付加効果はありましたが、本作になってほぼすべてのクラフトが強化 & 新クラフト登場となり、どのキャラも使い甲斐があるようになったのが好感触。ここからは主要キャラの性能を語らせていただきます。既プレーヤー向けの内容。
(※このあたりで記事の約半分です。長くて飽きてきた方、目次あたりへ戻りたい方はこちら)
・エステル

一番お世話になったのは「捻糸棍」。
威力200(通常攻撃の2倍)。範囲が扇直線で、駆動解除とボーナス奪取なのが大きい。
「金剛撃」は単体ながらクラフト最大威力の250。スタン大。封技30%が意外と敵を足止めしてくれて○。最強武器「大極棍」を装備したこの技の威力は抜群!
おなじみ「旋風輪」も側面特効(威力1.2倍)とSTR↓が付いたのが地味に嬉しい。 というか、攻撃位置による~特効というシステムを取り入れた制作陣に拍手。
・ヨシュア

「絶影」様様と言える活躍ぶりは原作と同じ。 「ホントに直線Sか?」と疑いたくなるほど、横幅広く巻き込んでくれる攻撃範囲に感謝。
あとは「魔眼」。
原作同様、遅延(中)が強力で、
本作ではさらに混乱20%というパワーアップぶり!混乱に助けられた場面は結構ありました。
駆動解除の「双連撃」、高威力の「朧ーおぼろー」と他のクラフトも無駄はない。これはヨシュア君だけでないのですが、サポートLV5で覚える「堅守」が有用過ぎます!正直、これがうまく出るか出ないかで難易度が変動するレベル。
・シェラザード

原作よりだいぶパワーアップして嬉しいです。
「シルフェンウィップ」は暗闇40% + 遅延(小)+ SPD & MOVダウン。「バインドネイル」は側面特効+封技40%。後者の封技40%は何気に役に立ってくれました。
原作で猛威を振るった「ヘブンズキス」は円L、STR & SPDアップでCP+15とさらに効果が高まるという(ただ消費CP90というのが(^_^;))。他のキャラ同様、シェラ姉のクラフト演出もすべてイメージに合致してるのがイイ!
一番好きな演出はサポートアビリティ「運命の輪」(上図)。CP+15、全能力アップという効果に、これが出るともうノリノリですw
・オリビエ

本作は全体的に、クラフトがアーツより強くなった印象で、 アーツキャラだったオリビエさんの印象は少し薄くなったか。
ただそれでも、各種攻撃クラフトは使えますし、 何よりほぼ全画面、HP & EP25%回復、デバフ解除の「ハッピートリガー」。 使い勝手は段トツ!これがあるため、デバフ主体の敵に必ず連れていきました。 高いEPのおかげで「クロックアップ改」が使いやすいのもいいですね。
・クローゼ

原作における「ケンプファー」のSTR & DEF50%ダウンが強すぎたので、さすがに弱体化されています。それでも威力200、側面特効は嬉しい部分。「シュトゥルム」には遅延(中)、凍結40%が付いて攻撃補強。
そして新技「ヴァイスアウラ」。
心眼(命中率+120% & 回避率+60%)とデバフ解除のこの技は、オリビエさんの「ハッピートリガー」に近い使い方が可能。
攻撃面は少々貧弱と感じられますが、本作はブレイブアタックがあるので、攻撃低のキャラでも戦えるのがよい所。 まあ、クローゼさんと各クラフトの演出が美しいので、何となくメンバーに入れちゃうんですけどねw
・アガット

一緒に戦える期間が少ないので、
何かと印象の薄いアガットさん。
1stではロリコンにも目覚めないですし、ロリコンダイブ、もといドラゴンダイブもありませんしね。高い腕力から繰り出す「フレイムスマッシュ」の威力と重量感のある演出がよかった。あとは堅守キャラ。
・ティータ

アガットさん同様、バトルにおいて影の薄さが否めないティータちゃん。でも許す。可愛いから許す。
「スモークカノン」で暗闇を付加させるのが基本戦法。HPとCPを回復しつつデバフ解除できる「バイタルカノン」も大きな魅力。サポートアビリティ「セルフメンテナンス」のデバフ解除、3ターンデバフ無効も何気に大きい。この技のいたいけなアクションに管理人は満足です (*´∀`*)
・ジン

アクセサリを装備させたためか、攻撃力が非常に高く、 また初めから「堅守」を持っていて、攻守ともに活躍してくれたジンさん。
単体の敵には遅延と背面特効の「天魁拳」。
複数にはスタン大と高い威力(威力275)の「龍閃脚」。
そしておなじみ「龍神功」。 最終戦にはジンさんを連れて行くべきだったと後悔・・・。 『空の軌跡SC』でのSクラ「泰山玄武靠(たいざんげんぶこう)」が早く見たいですね。
バトルの魅力は以上です。
バトル全体におけるクイックバトルの重点性が低かったのは予想外でした(クイックバトルだけでゲームを攻略できるものでなく、コマンドバトルの前座的立ち位置だった)。
ですが、コマンドバトルが大変魅力的に仕上がっていたので、まったく問題ありませんでしたね。
◎ 次回作を買わざるを得ない、秀逸なストーリー

本作の魅力その3「お話」。
原作の時から「王道RPG」と言われた通り、本作のストーリ-は王道。
奇をてらったシナリオも刺激的でありますが、王道はやはり親しみやすく、安心感、安定感があります。
遊撃士を目指すエステルとヨシュア。
父・カシウスが旅に出ていき謎の失踪。
その後、カシウスの行方と失踪事件を追うため、リベール各地をまわる二人だったが、物語は予想を超えた大きな方向へむかっていき・・・。
小さな出来事が大きな事件へつながっていく感覚。 序章から段階的に面白くなっていく丁寧なストーリー構成。 背後にうごめく大きな力の存在。 それを推理する、ミステリー的なドキドキ感もあります。
原作プレイ済で展開を知っていたにも関わらず、3章終了時に
「空の軌跡のお話ってこんなに面白かったか!」
とあらためて感心してしまいましたw

もう1つの見どころはエステルとヨシュアの未来。
ゲーム開始当初、ヨシュアのことを家族であり弟のように思っていたエステル。物語が進むにつれて、その関係が変化していきます。
本作が終わる時には、
□□□が○○○の前にあらわれて、その後、○○○と×××が、アァーーッ! もうこれ以上は言えない・・・。ネタバレになるからもあるけど、これ以上書くと私の心が抉られるから言えない・・・。
未プレイの方はぜひ、その目で確かめてください。
そして本作をクリアした方は次回作を買わざるを得なくなるでしょう。 1stをクリアして2ndを買わない選択が出来る人間、地球に存在するのか? いたらどうぞ、名乗り出て下さい。本作はそんな魅力的な物語となっております。
(ネタバレすると楽しみ半減なので注意してくださいね)
○ その他の良い点

ここまでキャラクター、バトル、ストーリーと 本作の大きな魅力を挙げてきました。次はそれ以外の良い点を2つ。
○ 声優の選定
プレイ開始時、エステルの父・カシウスの声に「ちょっと違和感あるなぁ~」と感じたりしましたが、プレイを終えると「声優さん、すべて良かった!」に変わりましたw
どのキャラも原作のイメージに合致したボイスで、これはfalcomさん、かなり厳選されたのではないでしょうか。
中でも出色だったのは、 エステル役の高柳知葉さんとヨシュア役の藤原夏海さん。この二人は、もうね・・・・・・優勝! 正直、言葉にならないほどのイメージとの合致具合! 高柳さん以上に、エステルちゃんの元気さ、天真爛漫さにマッチする方はいるのだろうか?そう思ってしまうくらい大称賛、大絶賛です!
○ セーブ、ロードが超速
ゲームというのは大体、電源を入れてからタイトル画面が出るまで、 いくつかの制作会社のロゴが表示され時間がかかるものです。FC、SFC時代はカセットと電源を入れたら一瞬だったのに、どうしてこうなった・・・(←老害管理人)
ところが、本作はタイトル画面が出るまで極めて速い!セーブとロードも超速! あまりに速いので「きちんとセーブされたかな?」と疑ってしまうほどw
本作に限らず『碧の軌跡』も『閃の軌跡Ⅰ』も速かった。 falcomさんのユーザーを想う気持ちの賜物なのでしょう。falcomさん、ありがとう。
3.『空の軌跡 the 1st』の気になる点

ここまで『空の軌跡 the 1st』の魅力、良い点を長々と書いてきました。本作を知らない方、未プレイ者の方はこれを読んで「ココの変態管理人は良いことしか言わないな。falcomの回し者では?」 と疑念を持たれているかもしません。
ですが違います。いくら変態の私でも気になる点はありました。 2点ほど書きます。
△ パートボイスが一部中途半端
プレイ#28で書きました。
本作はすべてのシーンに声が入るフルボイスでなく、 一部のイベントシーンに声が入るパートボイスを採用しています。
それは構わないのですが、 イベントシーンにおいて、エステル達主人公メンバーが喋らないで相手側だけ喋る、 はたまた、ボイスがあるキャラでもイベントシーン中すべてを話す訳でなく、 会話の途中から急にボイスが入ったりする。 この辺が中途半端に感じました。
フルボイスだと制作費がかかるからか、あるいは、容量が大きすぎるからか。 個人的には、ボイスを入れるイベントシーンなら、すべてのキャラがすべて話す。入れないシーンならすべて入れない。 そのように統一してほしかったですね。
△ Switchの性能による、3Dグラフィックの乱れ
こちらはプレイ#3、プレイ#9、上に少し書いたこと。 会話シーン、イベントシーンにおいて、 グラフィックが粗くなることがある。
ただ、プレイが進むにつれて「まあ、こんなものだろう」と受け入れられるレベルでしたし、 携帯モードから大画面に映すことで緩和されるのでそこまでのマイナスになりませんでした。
発売記念抽選会で見たプレイ動画は超美麗でヌルヌル動いていたので、 これから購入を考える方は、PS5、Switch2版を買えば大丈夫だと思います。Switch版を買う方は一応頭に入れておいてもらえれば。
4.総評とまとめ(ゲームノートPDFあり)

では、『空の軌跡 the 1st』の総合評価にいきます。
総合評価: $${\huge 【愛】神 98点}$$
※神ランク = 100~90点
【愛】評価 = 私の人生において、愛すべきゲーム、心から出会えて良かったゲームのこと
ほぼ100点に近い点数となりました。
前回の【愛】作品は2026年1月クリアの『JUDGEMENT 7 俺達の世界わ終っている。』。
同じ点数帯の作品は、『ゼノギアス』、『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』が100点。『ペルソナ5』が96点となっております。 (点数順リストは「ゲームレビュー一覧(4列ver)点数順」を参照)
いやぁ~、控えめに言って最高。上出来、大出来の作品でした。
原作『空の軌跡FC』はたしかに王道でよいRPGでしたけど、 FC単体でそこまで評価は高くなかった。当時の点数は76点をつけてますし。
しかしここまで進化したゲームになるとは・・・。
3Dの美麗なグラフィックで再現されたキャラと演出。新たなバトルシステム。3Dになってプレーヤーの心をより揺さぶってくるストーリー。 完成度の高さにおいて、これを書く今も嘆声を漏らすしかありません。

本作のまとめ。冒頭に書いたものを再度。
王道RPGだった原作が超進化!プレイしたら最後、次回作を買わざるを得なくなる神作品!
なぜ次回作を買わざる得なくなるかは
ネタバレになるので控えます。
そしてもう1つ。
『空の軌跡 the 1st』はドラクエ、FFに並ぶ、JRPGの代表格といってよい出来。
本作というより『軌跡シリーズ』全体といっていいかもしれません。 異論はあるかもしれませんが、 私はもう「日本のRPGの代表選手はドラクエとFFとこれ」と言っていいレベルだと思ってます。
本作の魅力、気になる点をまとめますと、
<●本作の魅力>
・魅力的な登場キャラクターたちと会話の楽しさ
・原作から進化を遂げたバトル
・次回作を買わざるを得ない、秀逸なシナリオ
・声優の選定
・システムまわりの親切さ
<●本作の気になる点>
・パートボイスが一部中途半端
・Switchの性能による、3Dグラフィックの乱れ
最後に、
本作のゲームノートPDFをアップします。
■空の軌跡 the 1st (switch) ゲームノート part1
■空の軌跡 the 1st (switch) ゲームノート part2
既プレーヤー向け。
容量が大きいので2つに分けています。
プレイ#20あたりまでかなり適当。
本作を知らない方、未プレイの方の参考にはならないと思いますが、 管理人のプレイの軌跡ということで。
本作のプレイ回数は49回。
プレイ時間は約85.5時間でした。
本作を世に生み出したfalcomさん、制作スタッフには最大限の感謝を。
falcomさんが『軌跡シリーズ』を愛し大切にしていることは、 本作の出来から伝わってきました。 また、本作に対する意気込みと自信は発売記念抽選会の時に窺えました。 この出来なら自信を持っていいと思います。
1981年からコツコツと頑張っている小さな(今や大きい?)ゲーム会社さん。 これからも応援してます!
最後に、 ゲームをあまり知らない方、ゲーマーかつ未プレイの方で購入を迷っている方がいたら一言。
ゲーマーならやれ。
ゲーマーでなくてもやれ。
はい、神作が出た時の定型文です(笑)。
それでは、『空の軌跡 the 1st』のクリア後感想は以上。 また次の、心揺さぶるゲームでお会いしましょう!

(c)2025 Nihon Falcom Corporation. All rights reserved.
PS.
5/24の「日記・雑記」に少し書きました。
『空の軌跡 the 2nd』はすでに予約済。
だってポスターとティータちゃんのアクリルスタンド熱過ぎるし。
今、『閃の軌跡Ⅰ』を触ってて思うこと。
falcomさんはこの軌跡シリーズをコツコツ、丁寧に作られてきた。
『碧の軌跡』も『閃の軌跡Ⅰ』も手抜きは感じられない。 そのひたむきな姿勢には頭が下がり、尊崇を抱かずにいられません。
(だからとて、falcom作品すべてが高評価という訳ではありませんがw 例えば『零の軌跡』は80点に届かず)
一つの舞台がここまで続くRPGのシリーズって中々ないですよね? 今後もぜひ、ゼムリア大陸全土、あるいはそれ以上にfalcomさんの独自世界を広げていってほしいですね!私も『黎の軌跡』まで積み上げた軌跡ゲーを早く消化しなくては!
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