仁と義 28章 仁侠小説抗争編 23(シリアスコメディ)
ペリンさま♪
マガジン登録、いつも本当にありがとうございます(#^^#)💕
久しぶりに更新しました💦
更新が途切れてしまいすみませんでした。
これからは、このお話を集中的に仕上げていこうと思っています。
安桜芙美乃
キュートなニューハーフヤクザ
弱きを助け強きを挫く。昔ながらの仁義を重んじる関東頭鬼組。その分家であり頭鬼組のシノギでもある、悪党にはボッタクリ料金、堅気の一般客には明朗会計パブスナックレインボー、ホステス5人組。顔も容姿も見た目はキュートな二十歳のホステス。見た目は可愛いホステスだが、根っこは任侠貫くヤクザなニューハーフ、ダークヒーローレインボー組、抗争編 入ります。
前回のあらすじ
頭鬼組と|石頭一家。
兄弟盃《きょうだいさかずき》を交わしている二つの組による、膝織一家への報復が始まった。
頭鬼組分家、レインボー組のメッチ、ナッチ、ティップ、ミオ、ラン達の活躍により膝織一家代表の息子、膝織義之の拉致に成功。
頭鬼組による膝織一家組長、膝織忠義の息子、膝織義之の異性化計画が始まった。
だが、膝織一家も黙ってはいられないが、警察が張り付いているため頭鬼組、石頭一家同様、自由に動けないでいた。
膝織一家 本部
頭鬼組分家、パブスナック・レインボー襲撃のため、再び立膝組を現金三百万円で動かし、膝織一家は頭数を増やしていった。
☆★☆
『レインボー襲撃の頭数、どんだけ揃った?』
膝織一家・若頭補佐の斉藤直也は、舎弟に状況を尋ねた。
『はい!サツに張り付かれていないウチの組員が四十人です。工業団地の倉庫に集結し始めています。立膝組が六十人で、その半数が半グレのギャング連中です。立膝組は半グレに報酬二百万円を要求しています』
斉藤は眉をしかめた。
『勝手に半グレ呼んで金よこせだぁ? 寝言は寝てから言えって伝えとけ。それでも文句言ってきたら、俺に連絡するように言え。調子に乗りやがって!』
『分かりました!』
舎弟は斉藤の気迫に怯え、慌ててその場を離れた。
それから十数分後。膝織一家本部から遠くない工業団地の一角にある倉庫に、膝織組員四十人が集結していた。
その数分後、立膝組組員三十人と半グレのギャング十五人が到着した。膝織側から、ギャングへの報酬が出ないことが判明したため、立膝組はギャングの人数を半分に減らしていた。
そんなヤクザとギャングが集結した倉庫を、闇に紛れて見ている二人の男がいた。
彼らは、ギャング集団が膝織一家に利用され、パブスナック・レインボーに襲撃をかけたとき、レインボー組の華麗な喧嘩捌きに心を奪われ、魅入ってしまった元ギャングだった。
無断で抜け、レインボー組五人をアイドルの如く崇拝している。
『百人くらいいそうだな』
『百人でレインボーの姉さん達に襲撃するのかな……』
『いや、それはないだろ。頭鬼組と石頭一家、そしてパブスナック・レインボーに分けるんじゃないか?』
『でもさ、頭鬼組と石頭一家には、警察の機動隊が張り付いてるってニュースで見たぜ?』
『まぁ、どっちみち奴らはレインボーにも行くだろうから、パブスナック・レインボーに連絡しとこう』
『姉さん達の電話番号、知ってるのか?』
『店の番号なら調べた。頭鬼組の番号も知ってるから、なんとか伝えられるさ……でも深夜二時だからな、店なら大丈夫かな?』
元ギャングの一人がそう考えていると、二トントラックの箱車数台とワゴン車数台、バイク十五台が動き出した。
『ヤベッ、奴ら動き出したか! すぐ連絡しないと!』
『おうっ、急げ急げ!』
元ギャングの一人はスマホでパブスナック・レインボーの番号を表示し、躊躇なく電話をかけた。
パブスナック・レインボー店内
頭鬼組、レインボー護衛組員、カズ、ケン、ヒロ、ユキら四人と他十名。
そして石頭一家組員十人。レインボー組五人が、いつ来るか分からない膝織一家の襲撃に備えていた。
午前二時二十五分。頭鬼組員四人が警戒のため、パブスナック・レインボーから東西二十五メートルの地点に二人ずつ配置され、店の隣にあるカズたちの詰所(アパート)の二階にも二人が見張りとして警戒していたとき、店内の電話が鳴った。
『はい、パブスナック・レインボーです』
ティップが2コールで電話に出ると、すぐにスピーカーモードに切り替え、店内の組員たちにも聞こえるようにした。
思いがけない情報
「えーと、高崎という者ですが、膝織一家と立膝組、それにギャング合わせておよそ百人前後の人数が、◯◯工業団地の膝織一家の倉庫から車とバイクで移動を始めました。たぶんパブスナック・レインボーに向かっていると思います。もしかしたら石頭一家と頭鬼組にも別れて向かうかもしれません! 気を付けてください」
『あなたは? どこの誰?』
ティップの問いに、店内がざわめき始めた。
「俺は元ギャングです。先日、お姉さん達と喧嘩してしまった者です。お詫びでマジの情報を流してます」
『あー、ここで暴れたギャングか。なんでそんな情報をウチらに流すの?』
ティップが疑問を投げかける。
「お姉さん達の喧嘩のセンスに惚れたんです。俺たち‥‥‥‥と言っても今は俺ともう一人しかいませんが、お姉さん達をアイドルみたいに崇めてます。
あと二人、レインボーファンクラブにいたんだけど、膝織にボコボコにされて殺されたんです。だから俺達もあとから、姉さん達に加勢します。仲間の弔い合戦です。
奴らの車は二トントラックの箱車が数台、ワゴン車が数台、バイクが十五台で、バイクはギャングです。組員の半数以上はトラックの荷台に乗ってます。
だから後ろの扉さえ開かないようにできれば、レインボー姉さん達はかなり有利になると思います」
『信じてもいいかもしれないな……』
カズがティップを見て呟いた。ティップはレインボー四人の顔を見回す。皆が頷く。
『分かった。膝織に殺られたあんた達の仲間の弔い合戦といくよ!』
ティップはそう言って、同じく膝織に殺された恋人、タクシードライバー坂下一雄の顔を思い出していた。
「じゃあ、俺達もバイクで追いかけて、トラック一台だけでも後ろの扉を開かないように鉄の棒を後ろ扉の中央支柱に挟んでみます。あとで連絡します」
電話は高崎側から切れた。
『今の子達も無理しないで欲しいね……』
ミオがぽつりと呟いた。
『そだね。無事を祈ろう。それと、石頭一家とウチの本部、組長の家にも連絡入れとく』
『うんうん』
ミオの言葉に、メッチ、ナッチ、ランが頷く。
作戦会議
『じゃあ、トラックの扉封鎖を数人決めておこう。あと、車がどれだけ来るか分からないから、止まったら取り囲む。
ただ、奴らチャカ(拳銃)を持ってる可能性もあるから無理はしないで。もし奴らが窓やドアを開けたら、催涙スプレーを大量に使う。遠慮なくぶっかけよう』
カズが話していると、ヒロが店内の奥から大きな段ボール箱を持ってきて開けた。
中には催涙スプレーがたっぷり入っている。それを一人一本ずつ手渡した。
『バイク連中には、道路に油を撒いときゃ自滅するだろう。店前に止めてあるトラックにエンジンオイルが入ってたな。それ撒いちゃおうぜ』
ユキがそう言って、にやりと笑った。
『ユキちゃん、ナイス!』
ケンがユキを見て親指を立てた。
『工業団地の倉庫からだと、今の時間ならここまで三十分ってとこか』
『道路に撒くオイルはギリギリまで我慢しよう。他の車も通るからな』
カズはそう言って店外の、東西二十五メートルの見張り組員に無線を飛ばし、怪しい車の集団が見えたら即連絡するように伝えた。隣のアパートの二階からドローン監視を強化し、店内で役割分担と作戦会議が始まった。
パブスナック・レインボー防衛組員。
頭鬼組員 10人+カズ、ケン、ヒロ、ユキ(計4人)
レインボー組 ナッチ、メッチ、ティップ、ラン、ミオ(5人)
石頭一家組員 10人
元ギャング 2人
続く。。。

SUNO AI MUSIC
【葬列のブルース】
作詞 作曲 編曲 Echo.EXE
[Verse 1]
真夜中の倉庫に ざわめく影
100の足音が 闇を裂く
笑う奴らの声が 遠くで響いて
私の心は 鋼に変わる
[Chorus]
Hey boys, don’t touch my pride
Rainbow sisters stand and fight
涙じゃなく 煙を吐いて
Funeral revenge tonight
[Verse 2]
裏切りの電話が 静かに告げる
走るトラック 油の匂い
扉を塞ぎ 火花を散らす
私の愛は 弔いの刃
[Chorus]
Hey boys, don’t cross that line
Rainbow sisters burn and shine
血より熱い ブルースを歌う
Funeral revenge tonight
[Bridge]
ハーモニカが泣いてる 鉄の夜
魂だけが 真実を知る
「守るものは一つ」 そう胸に刻み
私は女、鋼のブルース
[Outro]
Hey boys, hear my cry
Rainbow sisters never die
夜明けまで続く 葬列のブルース
Funeral revenge tonight
【登場人物】
関東頭鬼組
組長
頭鬼洋次郎(48)
若頭
阿久津龍一(38)
若頭補佐
石垣正樹 (36)
舎弟頭
新島浩二 (37)
相談役
相田真二 (38)
構成員
荒巻和幸 通称カズ (23)
三澤謙二 通称ケン (25)
須藤弘道 通称ヒロ (23)
小林幸弘 通称ユキ (23)
他 30名
パブスナック レインボー組メンバー💕
メッチ 木ノ内健(20)(きのうちたけし)
(めんちきることが多い。メリケンサックを持つが何でも武器にする)
ナッチ 中沢義男(20)(なかざわよしお)
(よくナイフをちらつかせる)
ティップ 榊枝真二(20)(さかきえだしんじ)(
ダーツの矢を数本いつも太股に隠している)
ミオ 安桜芙美乃(20)(あさくらふみお) (アイスピックを両足太股に6本常時備えている)
ラン 一之江将一(20)(いちのえまさかず)(通販で買った伸縮警棒とスタンガンを持つ)
故)タクシードライバー
坂下一雄(さかしたかずお)
レインボー組のティップと恋仲だったが、膝織一家に拉致されたレインボー組、ミオと石頭一家幹部、立石尚樹が拉致された時、ミオと立石救出でレインボー組に協力したことで、膝織一家により殺害された。
石頭一家
代表
石頭博 (49)(いしずひろし)
舎弟頭
水谷雄一(38) (みずたにゆういち)
若頭
三浦翔吾 (37)(みうらしょうご)
若頭補佐
小澤誠 (36)(おざわまこと)
相談役
立石尚樹 (35)(たていしなおき) (ミオの恋人)
組員40名
膝織一家
代表
膝織忠義(ひざおりただよし)
舎弟頭
八木亮一(やぎりょういち)
若頭
安曇孝信(あずみたかのぶ)
若頭補佐
斉藤直也(さいとうなおや)
比較的真当なスナック、ボッタクリホストクラブ、ボッタクリキャバクラ三店舗を運営する、膝織忠義の息子
膝織義之(ひざおりよしゆき)
立膝組
