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INNO64 1/64 MITSUBISHI PAJERO EVOLUTION #206 "OFF ROAD EXPRESS" PARIS-GRANADA-DAKAR RALLY 1998 WINNER

どうも、岡田です。
怒涛のINNO64製パリダカ仕様パジェロエボリューション紹介、ラストの3台目です。

この年のパリダカ優勝車両、J.Pフォントネ選手の206号車オフロードエクスプレス三菱ラリーアートチームのミニカー。

■INNO64 1/64 MITSUBISHI PAJERO EVOLUTION #206 "OFF ROAD EXPRESS" PARIS-GRANADA-DAKAR RALLY 1998 WINNER

1998年 パリ~グラナダ~ダカールラリー 第20回大会参戦車両
ドライバー:ジャン・ピエール・フォントネ選手/ジル・ピカール選手
総合順位:1位

ストライプが黄色いパジェロエボリューション。
1998年のパリダカ優勝車両です。

他のモデル紹介は↓から!

市販車改造クラスに出場するためのホモロゲーション仕様車として登場したパジェロエボリューションですが、当然市販車そのままではパリダカ競技に耐えられません。
パリダカ専用のパーツが随所に入ってますが、中でも驚くのが専用の燃料タンク容量。

公式サイトの紹介によると、なんと400Lもの燃料タンク容量が用意されてます。
市販車のパジェロエボリューションが75Lタンクなので実に5倍以上。
仮に市販パジェロエボの10・15モード燃費公表値7.5km/Lで走ることができたら、3,000kmは無給油で走れる計算です。(笑)

パリダカではSS(競技区間)とリエゾン(移動区間)で1日500~800kmもの距離を走る上、「マラソンステージ」というメンテナンス禁止の日が設けられていたりするので、その間給油をしてる時間はありません。
当然競技をしてたら7.5km/Lの燃費で走れるはずもなく、仮に800kmのSSだと平均2km/L以下の燃費だったら途中でガス欠して止まる計算です。
競技区間と言っても砂漠地帯は速度が落ち、時には空転しながらゆっくり進むので燃費としては最悪の状況ですし、燃費2km/Lを下回ることもあるでしょう。

この燃料タンクは2000年登場の3代目パジェロベースになって470Lに拡大し、増岡選手が初の総合優勝を飾った2002年には更に500Lに拡大されています。

パジェロのリアゲートには「希望」が詰まっているのです。

パリダカパジェロのリアゲート内には、その大容量燃料タンクがドライバーの真後ろに搭載され、その後方にスペアタイヤやスペアパーツ、工具などが積まれた状態で競技をしています。

更には、そもそも優勝争いは想定しておらずエース車両のサポートの為に出走する競技車両がいるのもパリダカの特異な点の一つ。
スペアタイヤが足りなくなったエース車がSSのコース脇で停まって、後から来たサポートカーからスペアタイヤを譲り受け戦線に復帰するシーンは、同じラリーでもスプリントなWRCではまず見ることはありませんね。

篠塚車の三菱石油号同様、車体下部がシルバーなのが引き締まっててよろしい。
ちょっとグリルが分厚くてヘッドライトが小さい気がするフロントビュー。

206号車オフロードエクスプレス三菱ラリーアートチームを始めとする、INNO64でモデル化されたパジェロエボリューション1998仕様の3台は、当然総合優勝狙いのエースカー達です。
ミニカーの発売時期としては三菱石油号とPIAA号が先に発売され、少し遅れてこのオフロードエクスプレス号が発売されてます。

モデルそのものは3種とも素晴らしい出来栄えでパリダカパジェロを堪能できます。
このオフロードエクスプレス号のみ、背景スリーブのデザインが他2台と違っていて「PAJERO」の文字がちゃんと2代目時代のフォントになってる他、商品名に正式大会名の「PARIS-GRANADA-DAKAR」とグラナダが追加されてるマニアックなアップデートが入ってます(笑)

フォントネ/ピカール両選手のネーム
やっぱり砂漠背景が似合うなぁ
OFF ROAD EXPRESSとその下の4x4 MAGAZINEは、当時店頭にもよく並んでいたクロカン車両専門誌。

この206号車をドライブしたジャン・ピエール・フォントネ選手は、1990年から三菱ラリーアートチームよりパリダカに参戦していたフランス人のラリースト。
1991年と1996年に3位、そして1997年に2位という成績を残し、満を持して挑んだ1998年に総合優勝を成し遂げています。
以後2003年まで三菱チームの一員としてパリダカに参戦していましたが、意外にもWikipediaを始めとしたネットの海にこの選手の記録が無く、車両は有名ながら選手の知名度はもしかしたら薄め・・・?

人となりを知ってるわけではないですが、幼少期に脳裏に焼き付いた名前なので、調べてもなかなか出てこなくてモヤモヤ中です(笑)

2017年に愛知県・岡崎市の「三菱オートギャラリー」で見た実車。

あまり現存していないイメージのある三菱のラリーカーの中で、この1998年パリダカ優勝車両はメーカーが保存している貴重な個体です。

車内は市販車とは全く異なり、戦闘機のような計器類のデザインです。
赤いSparco Evo2シートは、多分実戦時からは替えられてるものだと思われる。
実車で見るとリアビューはより迫力がありますね。

三菱では5台のパリダカパジェロ(1983・1985・1998・2002・2006)が保管されており、増岡選手優勝車の2002モデルは2019年に、初優勝車の1985モデルが2025年にレストアされて実走可能となってます。

1998モデルは動かないのか分からないですが、最近三菱は徐々に当時のラリーカーをレストアする活動が見られるので、いつかは期待したいですね。

あと気になるのが、今まで音沙汰が無かった1997モデルのサビ―号(PIAA)が2025年WRCラリー・ジャパンで展示されてたりしましたが、発掘されたのでしょうか?

最後に3台を並べて。
複数台出場させるワークスチームの車両で、カラーリングパターンは同じで色分けされてるの大好きなのですが、多分幼少期に見たパジェロの並びが影響してます。
昔はトミカのパリダカセットを親に買ってもらって同じように並べてましたが、大人になってINNO64モデルカーで同じことをしてるので、成長してませんね(笑)

今回は以上!

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岡田

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