見出し画像

(伝記)アチャン・マン・プリタットー師②

(続き)タイの歴史において、これほどまでに行いと修行に優れ、完璧な道徳観持ち、世界全体を包むほど広大な精神をもち、天神と人間の両方から崇敬されるような偉大な長老はかつて存在しませんでした。
 タイの阿羅漢のほとんどはアチャン・マン師の弟子でした。師は正等覚(サンマーサンブッダ:自分で悟り、他人を大いに導く)を念願していましたが、それには間に合わないことを悟り、念願を撤回し、現世で阿羅漢(仏陀の弟子として悟る)になることを目指したのでした。
 師は小柄であり、色白で細いが力強く、俊敏であり、生まれながらの知性を備えていました。賢く、教えやすい性格であり、正しいことを好み、間違ったことは決して行おうとしませんでした。

 師は1870年1月20日、ウボンラーチャターニー県シームアンマイ郡コンチアム村バーン・カムボンに、カム・ドゥアン氏とチャン・ケン・ケーオ夫人の息子として生まれました。15歳でバーン・カムボン寺で沙弥出家をしますが17歳の時、父から出家生活から離れ、家業の手伝いに戻るように懇願されました。出家生活から離れた後も、彼の心はサフラン色の袈裟を恋しく思うのでした。そして祖母の「おばあちゃんはあなたを苦労して育てたのだから、わたしのために僧侶にならなきゃいけないよ」という言葉に深く心を動かされたのでした。(続き)

【参考】沙弥


参照 ドゥッタンガ(頭陀行)阿羅漢の仏塔p96より

ドゥッタンガ(頭陀行)阿羅漢の仏塔


いいなと思ったら応援しよう!

ばいたらよう(貝多羅葉) 貴重なお布施ありがとうございます!