文章力9.5、ただし比喩過剰。AI読者からの「微妙な褒め方」に思うこと【エッセイ】


note創作大賞の応募が終わった。
投稿してから数日、【駿河倫太郎フォロバ100】さんの「AI感想文企画」という無料企画に応募作『満員電車のホームで、僕は愛ではない何かを叫ぶ』を送ってみた。
AIは主(あるじ)に寄り添う。ならば、他者が扱うAIから評価をもらうことに、少なくはない意義があるはずだ。
何が返ってきたか。
文章力:9.5 / 10。世界観:9.5 / 10。ただし比喩を盛りすぎている。
——微妙な褒め方である。
良い点と悪い点を同時に指摘されるのは、実に親切だ。が、同時に複雑な感情が生じた。
この小説のスタートは、「運という誰にも証明できないものは創作し放題じゃね?」「天才が無双する話って面白いよね」という発想だった。
私の好きな伊藤計劃先生の『虐殺器官』からも強い影響を受けた。
あの作品が「言語の文法」で世界を狂わせるなら、現代の中年サラリーマンが「運の文法」を利用して会社組織に一太刀浴びせる話があってもいいじゃないか、と。
そんな物語だ。
AIに「多すぎる」と怒られた比喩が、もしかしたら最高のスパイスになっているかもしれませんよ。
主人公の人生が「座りの悪い」ものならば、それを表現する文体だって「座りが悪く」あるべきなのだから。
よろしければ、ぜひ第一話だけでも覗いて確かめてみてください!
〜それは世界の「事象の文法」を読み、極小のノイズで運の流れをわずかに変える技術だった〜
他にも青春小説を書いてます。こちらもよろしくお願いします。
告白した瞬間、彼女は物理的に宙へと浮いた――。
創作大賞の締切が過ぎた今、手持ち無沙汰な創作者の皆様もぜひ、この感想を書いてくれる企画に参加されてみてはいかがでしょうか?
書いていただいた『満員電車のホームで、僕は愛ではない何かを叫ぶ』の感想記事はこちらです。【駿河倫太郎フォロバ100】さん、ありがとうございました!
