50代・無職独身の孤独 | 「熱中できるもの」をつくるには
50代無職独身男です。早期退職してから5年、ほとんど会話のない生活をしています。
以前の記事で、「それらしいタスク」に流されるだけでなく「熱中できるもの」を見つけたい、と書きました。
熱中できるものがあれば、毎日に張りが出るでしょうし、孤独感も和らぐような気がするからです。
しかし、残りの人生を懸けて取り組みたいと思えるようなものが、なかなか見つかりません。
カフェに行ったり、読書をしたり、エキストラも二回ほどやりました。韓国語レッスンも細々と続けています。ただ、いずれも私にとって「熱中している」というレベルには至っていません。
「そのうち何かに熱中できるのではないか」と思っていましたが、早期退職してから5年、そのようなものは見つかっていません。
もしかすると、50代半ばの今となっては、「熱中できるものを探す」のではなく、「わずかな興味を少しずつ育てる」という考え方のほうが、適しているのかも知れません。
ただ、熱中できるほどの情熱がない場合、自然消滅してしまうことも多々あります。テニス、ボウリング、ギターを始めようとしたのですが、それぞれ一度だけ体験レッスンを受けただけで止まってしまいました。
情熱がなくても、わずかな興味だけでも、自分を前へ進ませてくれるものはないだろうか、と思いました。
そして思い出したのが、「スタンプラリー」です。
私は、47都道府県のうち、泊まったことのない県が一つだけあります。徳島県です。
徳島県に特別な思い入れがあるわけではありません(徳島の方、すみません…)。でも、日本地図の最後の空白を埋めたい。ただそれだけのことなのですが、それが思った以上にモチベーションになっています。
そう考えると、人生には情熱だけでなく、「スタンプラリー」のような動機もあるのかもしれません。
私にとっては、例えば、
東京エリアの独立系書店を巡ってみる
関東の有名な温泉地を訪ねてみる
村上春樹の小説に出てくる曲を全部聴いてみる
というあたりが良さそうです。
どれも人生を変えるような大きな目標ではありません。けれど、それなりに挑戦しがいがあって「次もやってみよう」と一歩踏み出す動機になります。
そして、いろいろな「スタンプラリー」を続けていれば、その途中で面白い場所や出来事に出会えるかもしれません。それらが後になって思わぬ形でつながることもあるでしょう。村上春樹の長編小説のように。
そんなことを考えながら、この夏は、最後に残った徳島県への旅行計画でも立ててみようと思っています。
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