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50代・無職独身 | 孤独を「スタンプラリー」で和らげる

50代無職独身男です。会社を早期退職してからというもの、時間はたっぷりあります。しかし、予定がないのは自由なはずなのに、手持ちぶさたの時間が長いほど、かえって孤独感が濃くなっていくのを感じます。やることが何もない一日は、むしろ辛いです。

そんなとき、やはり目標が必要になります。小さな目標でも、今日やること、明日やることがあるだけで、孤独は少し和らぎます。目標があるだけで、同じ一人時間が「空白」から「行動」へと変わるのです。

私が無職生活4年余りを経て、特におすすめするのが「スタンプラリー的な目標」です。

小学生のころ、「走って県内を一周しよう」というイベントで、自分の走った距離に応じて、市町村の位置にスタンプ押していく取り組みがありました。妙に楽しかった記憶があります。子どもながらに「積み重ねることの楽しさ」を知った瞬間だったのかもしれません。

小目標を達成するごとに印がついていくあの感覚は、大人になっても意外と有効です。何かを集めるように、一つひとつの行動を積み重ねていくと、孤独な時間さえゲームのようになります。

例えば、山手線の全駅に降りてみる、近所の美術館や図書館を制覇してみるといったことですね。温泉や銭湯、カフェめぐりだって立派なラリーです。ポイントは、自分がやって楽しいもの、ひとりでやっても達成感が得られるものを選ぶことです。

もちろん、「スタンプラリー」をしたところで孤独そのものが消えるわけではありません。でも、孤独を和らげてくれるのは確かです。見知らぬ駅に降り立ったとき、カフェでコーヒーを飲んだとき、偶然誰かと会話を交わすこともあるかもしれません。

私の今のスタンプラリーの一つは、47都道府県すべてに宿泊することです。残すところ徳島県のみになりました。渓谷好きな私としては、祖谷渓は訪れてみたいですね。吊り橋「かずら橋」を渡りながら、孤独を抱えたまま足を震わせるのも悪くありません。

スタンプラリーをしていなければ、徳島県に行くこともなかったかもしれません。スタンプラリーという一種の「制約」が新しい行動を生み出して、孤独な日々に小さな冒険をもたらしてくれているのだと思います。

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