SBG発AIバブル崩壊の序章⁉ 孫正義の『スターゲート計画』とソフトバンク・ボイコットの重要性
ソフトバンクグループ(SBG)の『スターゲート計画』は2025年1月21日に発表され、翌日の1月22日には株価が10,230円まで上昇しました。しかし、2025年3月12日には7,781円まで下落しており、1月22日からの約50日間で23.9%の下落となっています。
日本の信用取引における最大レバレッジは3.3倍です。仮にスターゲート計画に期待し、SBG株を1株10,230円で信用買い(買建て)していた投資家がいたとすると、わずか50日間で悲惨な状況に陥っていることになります。
これが、私がSBGのリスクを警告し続けている理由です。空売りを仕掛けて利益を得ることも可能かも知れませんが、私はSBG関連株には一切投資しておらず、このnoteも誰かに投資を勧めるものではありません。
ソフトバンク・ボイコットシリーズの目的は、SBG(ソフトバンクグループ)とスターゲート計画が日本経済に破滅的なリスクをもたらす可能性があることを警告し、ソフトバンクのボイコットを呼び掛けることです。そこで、SBGが抱えるリスクを分かり易く示すために、直近1か月間のSBG株価がいかに投機的かつ不安定に動いているかを紹介します。

SBGの主要投資先であるArm社の動向
SBGの投資対象の一つであり、その評価益を支えているArm社は、スターゲート計画の発表翌日である1月22日に15.9%上昇し、179.93ドルで取引を終えました。
しかし、その後DeepSeekショックにより急落し、1月27日には145.96ドルまで下落しました。1月31日には159.55ドルまで回復したものの、完全には戻り切れていません。さらに、2025年3月12日時点でのArmの株価は111.49ドルとなっており、1月22日の高値から約38%の下落となっています。

つまり、スターゲート計画による資金調達の可能性はさらに低くなり、SBGがリーマンショックを超えるAIバブル崩壊の引き金を引くというシナリオが現実味を帯びてきたということです。
SBG株の信用取引シミュレーション
購買時の前提条件
購入価格(建値):10,230円
現在価格(3月12日):7,781円
最大レバレッジ:3.3倍
下落幅:10,230円−7,781円=2,449円
下落率:(2,449円÷10,230円)×100≒23.9%
評価損の計算
・信用取引では通常、1単元=100株です。つまり、10,230円で100株買建てを行っていた場合の評価損は、2,449円×100株=244,900円です。
・レバレッジ3.3倍で取引していた場合、自己資金は約30.3%(1/3程度)です。そのため、今回の評価損244,900円は自己資金の約78.9%に相当します。
追加証拠金(追証)の試算
評価損の拡大によって、保証金維持率が8.4%に低下したと仮定します。
一般的に、維持率が20%を下回ると追証が発生します。このケースでは、不足分を補うために追加証拠金(追証)として168,330円が必要となる計算です。
もし追証を支払わない場合は、強制決済(ロスカット)されるリスクが高まります。そのため、信用取引を行う際は十分な資金管理が必要です。
しかし、それ以前に、博打経営のSBGの株式を信用取引することは、博打に博打を重ねるようなものです。したがって、投資の素人は絶対に手を出すべきではありません。
武智倫太郎
