[2分エッセイ]『show, don't tell』の神髄の話|note継続190日目
みなさん、こんばんは。
今日も楽しくAIと壁打ちしていますか。
数週間前のことになりますが、「show, don't tell(語るな、見せよ)」という執筆の原則を強く意識するようになりました。
きっかけは、AIにプロットを渡し、清書させるという壁打ち作業を繰り返していた時のこと。
AIから「あなたの文章は、show, don't tellの構成で書かれていますね」と指摘されたからです。
実際にその手法とAIのサポートを駆使して、Kindle小説の1巻目の執筆と推敲をなんとか終えることができました。
しかし、問題はその次でした。
そのまま2巻目の冒頭部分を書き始めた途中で、はたと手が止まってしまいました。
「これ、全部ただの『説明』になっていないか?」
読者に状況を伝えようとするあまり、キャラクターが動く前に、筆者である私が語りすぎてしまった。
一旦、書きかけた2巻目の冒頭を脇に置き、2巻目のプロットそのものを組み直すことにしました。
そのプロット再構築の過程でAIと対話していると、ハッとするようなことを教えてくれました。
「show, don't tellは、読者を物語へ深く没入させることができる強力な手法です。しかし反面、『読者を信頼しないと書けない文章』なのです」と。
なるほど、めっちゃ深いな!
読者を信じきれず説明(tell)ばかりを並べてしまうと、読者は物語の中で「今、何が起きているのか」を体験できなくなってしまう。
代わりに「何が起こったのか」を、外側から客観視するだけの傍観者になり、没入感が薄まってしまうんですね。
読者の想像力を信頼し、出来事を説明するのではなく情景や行動で示す。
この「show, don't tell」の神髄……めちゃくちゃに難しいのですが、なんとか身につけて物語をすらすらと紡ぎ出せるようになりたいものです。
これを読んでいるあなたは、どんな文章がすきですか?
私はいつもハードボイルド(show, don't tell)ばかり読んでいる気がします。何かに没入するのが好きだからかもしれません。
それでは、次の最適解でお会いしましょう。
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