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【動画付き】HiDream × SDXLで最高画質のアニメイラストを作る方法!

はじめに

こんにちは、きまま / Easygoing です。

今回は、HiDream を使ったアニメイラストのワークフローをご紹介します。

ノイズからイラストを生成する!

今回は、AI が画像を生成する様子を動画にしてみました。

AI は ノイズから少しずつイラストを生成 していきますが、普段 生成AI を使わない方でも、動画から何となくそのイメージをつかんでいただけたのではないでしょうか?

まず ワークフロー!

まず、今回使用したワークフローはこちらです。

Workflow flowchart for SDXL, HiDream, Detailer
SDXL-HiDream-Detailer_workflow

モデル

動画ではこのワークフローに加えて、Flux.1[dev] を使った瞳の描き直しを行っていますが、配布版では処理に時間がかかるため省略しています。

HiDream と SDXL の良いところを使う!

今回は、画像を生成するときに次の2つのモデルを利用しています。

  • SDXL:2023年7月登場、アニメイラストで高い完成度

  • HiDream:2025年4月登場、非常に高い質感

両方のモデルを組み合わせることで、それぞれ単独のモデルでは実現できない表現を追求してみます!

下描き:柔らかな表現の SDXL

まずは、下描きを前世代の SDXL モデルで描いてみます。

SDXL のアニメモデルは、特にキャラクターの 柔らかさ肌色をはじめとした自然な色の表現 に優れています。

SDXL Rough image

SDXL のアニメモデルの中でも、ぶるぺんさん 制作の blue_pencil-XL シリーズは、ネガティブプロンプトなしの自然言語入力で使えるため、今回のように次世代モデルと共通したプロンプトを使うときに便利です。

HDR 処理で存在感を出す!

SDXL のなかでオーソドックスな e-pred モデルは、色の濃いハイコントラストの表現は苦手です。

そこで、その苦手な部分を HDR 処理で補ってみます。

SDXL Rough image 2
先ほどの下描き
SDXL HDR image
SuperBeasts による HDR 処理

ComfyUI-SuperBeasts はカスタムノードを通すだけで 簡単に HDR 処理を行うことができ、暗い色を強調することで 重みのある引き締まった表現 に変わりました。

2025.8.25 追記

ComfyUI-SuperBeasts についての解説記事を書きました。

HiDream で質感を上げる!

これから、HiDream で先ほどのイラストを描き直します。

HiDream は、次世代モデルの中でも特にパラメータ数が多く、質感が高いのが特徴です。

HDR add Noise image
まずはノイズを加えて馴染ませる
HiDream Resraw image
HiDream で再描画

HiDream で描き直すことで、服や背景の質感 がずっと上がり、さらに遠近法が整い 立体感のあるイラスト に変わりました!

高解像度化 + ノイズ除去

次に、AI アップスケラーを使ってイラストを高解像度化します。

AI アップスケラーは、アニメ塗りとノイズ除去のバランスの良い IllustrationJaNai_V1 モデルを使います。

AI upscale image
IllustrationJaNai_V1_DAT2_190k 1024 x 1024 -> 2508 x 2508

高解像度化とともにノイズを除去することで、背景が緻密でクリア に仕上がりました。

Detailer で顔を描き直す!

HiDream は、ベースモデルでもそれなりのアニメイラストの描写力がありますが、アニメイラスト専用のモデルではないので 瞳が潰れがち になり、また 肌色の表現 も前世代の SDXL モデルの方が優れています。

そこで、Detailer の部分修正を使って SDXL で顔を描き直します。

face detection
human face を検出
face redraw
SDXL モデルで再描画

Detailer を使うことで、肌色と表情が自然な仕上がり になりました。

なお、配布版のワークフローはここまでですが、動画ではさらに Flux.1 モデルを使って瞳の描き直しも行っています。

eye redraw

Flux.1 は解像度の小さな対象でもきれいに描くことできるので、瞳など小さなパーツの再描画に特に向いています。

完成!

今回のワークフローで完成したイラストがこちらです。

a female animated character with silver hair and blue eyes stands in a futuristic setting wearing a white jacket with orange and black accents standing in the room with night cityscape background

服と背景は HiDream の高い質感 を生かしつつ、表情と肌色は SDXL の柔らかな表現 で仕上がったと思います!

まとめ:モデルを混ぜて使ってみよう!

  • SDXL は柔らかく自然な肌色

  • HiDream は質感が高い

  • 両方の得意な部分を使う

今回は SDXL と HiDream の両方を使ったワークフローをご紹介しました。

ワークフローに Hidream とタイトルをつけていますが、実際は SDXL の苦手部分を HiDream で補う 使い方になっていると思います。

a female animated character with silver hair and blue eyes stands in a futuristic setting wearing a white jacket with orange and black accents looking out at a cityscape at sunset
an animated female character with silver hair blue eyes and a futuristic outfit stands before a large window revealing a bustling city where she gazes out at the buildings

HiDream をはじめとした次世代モデルは質感は高いですが、アニメイラストの表現力は オープンコミュニティ で発展した SDXL には及びません。

様々なモデルが無料で公開されていることに感謝しながら、これからもいろいろなモデルの良いところを取り入れた、独自の表現を探していきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます!


楽曲は AiPeacefulMoment から!

動画の BGM は、前回と同様に Shiki さんの AiPeacefulMoment チャンネルから提供していただきました。

作業用 BGM としても最適な心地よい楽曲が揃っていますので、皆様もぜひ一度訪れてみて下さい!


更新履歴

2025.8.25

ComfyUI-SuperBeasts の解説記事へのリンクを追加しました

2025.7.27

ComfyUI-Image-Filters のアップデートに伴い、ワークフローを更新しました


モデル紹介

anima_pencil-XL-v5.0.0

HiDream-I1-Dev

IllustrationJaNai_V1_ESRGAN_135k(軽量版)

IllustrationJaNai_V1_DAT2_190k(高精度版)


English Article



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