がん検診はやりすぎるべきか?がん家系の僕が出した結論|セミFIRE時代の健康戦略
がんは、他人事ではありません。
私の家族では、母が乳腺がん、父が腎臓がんを経験しています。
幸い、どちらも早期発見で手術となり、大事には至りませんでした。
だからこそ「自分も、きちんと備えなければならない」と思うのです。
40歳でがん保険に加入した理由
私は40歳のとき、東京海上日動あんしん生命のがん保険に加入しました。
月々4,500円。
がんと診断されれば100万円、70歳まで何もなければ160万円が戻るタイプです。掛け捨てに少し抵抗があり、リターンがあるタイプにしました。
当時の私は、「がんへの備え=保険」だと考えていました。
多くの人と同じ、ごく自然な判断だったと思います。
医療保険に入れなかった現実
その後、他の病気にも備えようと医療保険を検討しましたが、うつ病の既往歴があり、審査で落ちてしまい、加入できませんでした。
ここで一つの前提が崩れます。
「保険で備える」という戦略は、誰にでも使えるわけではない。
この現実は、意外と見落とされがちです。
気づき① 日本の医療費は思ったより安い
両親の治療を見ていて感じたのは、「がんの手術って、思ったよりお金がかからない」ということでした。手術って、かなりの技術が必要なのに・・・。
その背景にあるのが、高額療養費制度です。
一定以上の医療費は自己負担が抑えられるため、いわゆる“破産レベルの医療費”になるケースは、日本では多くありません。
ここで、ひとつの疑問が生まれました。
「もしかして、保険に頼りすぎなくてもいいのではないか?」
気づき② 検査すれば安心、ではない
では、検査を徹底すればいいのか。
最近は、この考え方にも疑問が投げかけられています。
例えば、甲状腺がんなどは進行が非常に遅く、早期に見つけても、結果的に「治療しなくてもよかった」ケースがあると言われています。
いわゆる「過剰診断」です。
検査によって安心を得るどころか、不要な手術や治療につながる可能性もある。
つまり、
「知らなくていい病気を知ってしまうリスク」
も存在するのです。
健康もポートフォリオで考えるべきだと思った
ここで、ひとつの考えにたどり着きました。
それは、
健康もポートフォリオで考えるべきだということです。
検査しすぎる → 過剰投資(コスト増・過剰診断)
検査しなさすぎる → リスク放置
投資と同じで、「最適なバランス」がある。
これが、自分なりの答えでした。
私の結論
現在の私のスタンスは、次の通りです。
■保険
がん保険 → 継続(すでに加入済み)
医療保険 → 無理に入らない
■資産
現金を厚めに持つ(生活防衛+医療バッファ)
■検査
胃カメラ・大腸内視鏡 → 定期的に実施
CT → 必要に応じて
PET → 高価だが、定期的に活用したいと考えている
PET検査については賛否ありますが、私は「広く全身を確認できる安心感」に価値を感じています。
いわば、コストを払ってでも“見逃しリスク”を下げる選択です。
セミFIRE時代の健康戦略
セミFIREという生き方を考えたとき、健康の意味も少し変わってきます。
会社に守られて働き続ける前提ではなく、自分の裁量で働き方を選ぶ。
その中で重要なのは、
「長く働くための健康」ではなく、「自由に生きるための健康」です。
過剰な医療にお金を使いすぎてもいけない。
かといって、無防備でいるのも違う。
だからこそ、バランスが重要になります。
最後に
病気そのものをコントロールすることはできません。
しかし、
どう向き合うかは、自分で選ぶことができます。
保険で安心を買うのか。
検査で不安を減らすのか。
それとも、そのバランスを取るのか。
私はこれからも、
「納得できる選択」を積み重ねていきたいと思っています。
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ADHD気質で投資に疲れていた私が、長期・分散投資で落ち着いて続けられるようになった記録です。共感いただけたら、チップで応援してもらえると嬉しいです。