うつ病と不眠症の治療が正式に終わりました | 鬱病治療 2年10ヶ月
デエビゴの断薬を始めて、4ヶ月が経った。
今では飲まない夜が当たり前になり、「最後に服用したのはいつだっけ?」と思い返しても、この1ヶ月で4回ほどだった。
「睡眠薬を飲んでも眠れない」「睡眠薬がなければ眠れない」という日々があれほど長く続いていたのに、いらなくなるタイミングが来れば、体はそれに合わせて変わっていく。
そんな変化に自分でも驚いている。
うつ病の治療で飲んでいた抗うつ薬のイフェクサーに関しても、気づけば断薬して1年2ヶ月目に突入していた。
月1回の主治医との診察で、初めて、何も話すことがなくなった。
処方してもらう必要のある薬も、もう何ひとつない。
ありのままにその状況を伝えると、
「卒業かもしれませんね」
と先生に言われた。
この日を迎えるのを、何年もずっと待ちわびていた。
なんなら、治療が正式に終わる日が来たら、診察室の椅子から飛び跳ねるくらい嬉しくなるんだろうな、とずっと思っていた。
けれど、実際は全然そんな感じじゃなかった。
その日は、日常の中の一つの出来事として静かに訪れた。
地に足がついたような、穏やかな気持ちがほんのりと胸に広がった。
自分自身が、もうすでに「回復後の世界」に立っているのだと実感できた。
合計41回の診察と28回のカウンセリング(認知行動療法)を経て、僕の2年10ヶ月に及ぶうつ病と不眠症の治療は終わりを迎えた。
翌月の予約を取らずに病院を後にしたとき、もうここに戻ってくる自分の姿が、どうしてもイメージできなかった。
その瞬間、「卒業」という言葉の本当の意味に、触れたような気がした。
うつ病と不眠症の治療、正式に終わりました。
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