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【命理学とは?】あなたの「取扱説明書」と「人生の天気予報」を知る学問(後編)

こんにちは。

しんしょうの、
『暦皆庭(こよみなてい)』へようこそ。
ご覧いただき、ありがとうございます!

前回は、私と命理学の出会い、そして長年携わってきた日本料理(和食)と陰陽五行の深い繋がりについてお話ししました。(前編)の記事を読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。(前編)はこちら👇

さて、(後編)となる本日のテーマは、
「そもそも、命理学って私たちに何を教えてくれるの?」というお話です。

命理学の面白いところは、たった一つの「絶対的な正解」を押し付けるのではなく、あなただけの「取扱説明書」「人生の天気予報」を教えてくれる点にあります。

一見、難しそうに思えるかもしれませんが、お茶を片手にゆったりとした気持ちでお付き合いくださいね。


📌 1. 「宿命」と「運命」のちがい

~あなたは何の種?~

よく「宿命には逆らえない」とか「運命の出会い」などと言いますが、命理学ではこの2つの言葉を明確に分けて考えます。

宿命(変えられないもの)
生まれた国、親、性別、そして生まれ持った「初期設定の性質」のこと。

例えるなら、自分が「ひまわりの種」か「バラの種」か「サボテンの種」か、ということです。ひまわりの種として生まれた人が、どんなに努力してバラになろうとしても、それは難しいですよね。

ここで、アニメ映画『カンフー・パンダ』の素敵なワンシーンをご紹介します。

ウーグウェイ:「あなたが何をしようとも、その種は桃の木になるのです。リンゴやミカンを望んだとしても、手に入るのは桃の実です」
シーフー:「しかし、桃の実ではタイ・ランを倒すことはできません!」
ウーグウェイ:「できますとも。もしあなたが積極的に教え、育み、信じるならば。信じるのです」

映画『カンフー・パンダ』より引用

ーーありのままを受け入れる
桃の種からは桃の木しか育たないように、自分や相手を、理想(リンゴやミカン)に無理やり変えることはできません。


運命(変えられるもの)
その「与えられた種」を、どんな土壌で、どう育てて花を咲かせるかという、これからの選択と行動のこと。

命理学は、あなたが「何の種を持って生まれてきたのか」という取扱説明書を教えてくれます。

自分の種(性質)を知ることは、他人と自分を比べて落ち込むのをやめ、「私は私として、どう美しく咲こうか」と前を向くための第一歩になります。


📌 2. 運気のバイオリズムは「人生の天気予報」

もう一つ、命理学が教えてくれる大切なものが「運気のバイオリズム」、つまり「人生の天気予報」です。

私たちの人生には、自然界に四季が巡るように、常に運気の波があります。

・「今は冬の時期だから、じっくり土の中で根を張ろう
(学びや力を蓄える時)」

・「春が来たから、外に出て新しいことに挑戦しよう
(行動する時)」

あらかじめ「今日は雨が降る」と分かっていれば、傘を持って出かけられますよね。それと同じで、人生の天気予報を知っていれば、予期せぬトラブルに慌てることなく、「進むべきベストなタイミング」を自分で選べるようになります。

東洋の古い知恵には、こんな言葉があります。

「命(めい)を知りて、恐れず、これを利用す」

これは、「自分の生まれ持った性質や、避けられない現実をしっかりと受け入れ(命を知りて)、必要以上に怯えたり嘆いたりせず(恐れず)、与えられた状況をむしろ自分らしく生きるためのバネとして最大限に活かしていく(これを利用す)」という、達観の教えです。

『論語』にある*「命を知りて憂えず(知命不憂)」*という言葉や、江戸時代の『養生訓』にも通じる、豊かに生きるためのセルフケアの極意とも言えます。

運命に怯えてビクビク生きるのではなく、自分の性質や運気の流れを客観的に知って、自分の人生を自分らしくクリエイトしていく。

命理学は、そのための心強い味方になってくれるのです。

『命理学』

📌 3. 代表的な5つの「命理学」

一口に「命理学(めいりがく)」と言っても、実はいくつかの種類(占術)があります。

👉そもそも命理学とは、古代中国から伝わる「五術(命・卜・相・医・山)」という5つのカテゴリーの中の「命(めい)」にあたる学問です。生年月日や出生時間という「変わらないデータ」を用いて、個人の宿命や性格、運勢のバイオリズムを割り出すのが特徴です。

ここでは、その中でも代表的な5つの学問を簡単にご紹介しますね。それぞれに異なる、素晴らしい視点を持っています。

☯️ 四柱推命(しちゅうすいめい)
~生年月日時から導く「占いの帝王」~
生まれた「年・月・日・時」の4つの柱をベースに、陰陽五行のバランスから、その人の生まれ持った性質や運気のバイオリズムを驚くほど深く読み解く学問です。

🔮 紫微斗数(しびとすう)
~東洋のホロスコープ、宿命の星の配置図~
四柱推命と同じく生年月日時を使いますが、こちらは中国の伝統的な天文学や星の配置をベースにしています。12の部屋に配置された星々から、個人の性格や人間関係、一生の運命を細やかに映し出します。

🌿 算命学(さんめいがく)
~自然界の法則から紐解く、人生の羅針盤~
古代中国の軍略や人間学としても使われた、非常に理論的な学問です。生まれた「日」のエネルギーを自然界(太陽や海、大樹など)に例え、その人が現世で果たすべき役割や宿命を読み解きます。

🌙 宿曜占星術(しゅくようせんせいじゅつ)
~月の巡りが教えてくれる、心の性質と相性~
インドから日本へ、弘法大師・空海によって伝えられた歴史ある学問です。「月」のバイオリズム(27の宿)をベースにしており、個人の内面の性質や、驚くほど深い対人関係の相性を知るのを得意としています。

🗓️ 九星術(きゅうせいじゅつ)
~古来より伝わる、生まれ年の星が持つ大自然のサイクル~
中国の古い天文学を起源とし、古くから日本でも重宝されてきた歴史ある学問です。「一白水星」や「九紫火星」といった9つの星に分類します。生まれ持った心の奥の性質(傾斜宮)を深く読み解くだけでなく、私たちの暮らしに身近な「毎年の運勢の波」を大自然のサイクルから導き出すのを得意とします。

どれが良い・悪いということではなく、それぞれアプローチ(見方)が違うだけ。

どれも私たちの人生を豊かに照らしてくれる、素晴らしい先人たちの知恵の結晶です。

📌 このブログでこれからお伝えしたいこと

これら東洋の知恵は、決して遠い世界のものではありません。

当ブログでは、四柱推命、自然の巡りや暦にまつわるお話をはじめ、皆様がご自身の「命式(めいしき)」をゆるやかに読み解き、生まれ持ったエネルギーの「偏り」を知るためのヒントをお届けしていきます。

そして、その偏りを知った上で、長年、調理師として培ってきた私の経験も交えながら、日々の「食」や東洋の知恵を取り入れ、どのように「養生(ようじょう)」して心と体を整えていくか、という具体的なセルフケアのお話も配信していく予定です。

東洋医学(鍼灸・漢方など)やアーユルヴェーダの世界には、「心身一如(しんしんいちにょ)」という言葉があります。

「心の健康が、体の健康をつくる」

心と体は別々のものではなく、常に密接に影響し合っています。東洋思想の知恵と日々の食事を通して、皆様が心身ともに健やかに、自分らしく豊かに生きるためのお手伝いができれば幸いです。

🌸 結びの挨拶

日々の喧騒から少し離れたくなったら、いつでもこの庭に羽を休めにいらしてくださいね。

本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。

いつもありがとうございます❤️

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日々の暮らしの合間に
ゆるりとお付き合いくださいね

ブログ『暦皆庭』しんしょう

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