USB Type C メモリー10モデルをスマホと接続させたみた
いくつかのUSB C端子対応のモデルをレビューしてきました。
スマホ適合を謳っているモデルもあれば、そうでないモデルもあります。
その違いは、何なのかという比較検証してみることにしました。
(10モデル比較検証で長くなってしまいました。)
検証するスマホの条件は?
まず、検証するスマホですが、ベンチマークテストなどの性能的な検証するというより、実際、スマホ使用する環境を想定した機能面での検証します。
自身もそうなのですが、スマホにケースを装着して日常は、使用しています。そういった環境でUSBメモリーを使用した時にUSBメモリーが認識するか、スマホケースの条件はどうなのかという点を重視しています。
USBメモリー使用時にケース脱着しないと使用できないというのは、なるべくなら避けたいケースです。
検証するスマホは、以前に緊急で交換したスマホで、モトローラ moto g64 5Gになります。交換した時の記事は、↓を。
こちらのモデルは、付属品としてケースがついてきたので、その純正ケースを装着した状態で検証します。ケースは、PVCの柔らかい素材です。USB端子部分の厚みは、1~2mm程度といったところです。
検証するUSBメモリーは?
USB Type C端子のあるUSBメモリーを10モデルチョイスして検証することにしました。(リンクは、個別のレビュー記事になります。)
他にも検証したUSB Type C端子を持つUSBメモリーは、ありますが、入手可能な10モデルを選択しました。(他のモデルもそのうち検証するかも)
どんなことを検証するのか
以下の3点を検証していこうかと思います。まず、最初に書いたスマホケースをつけたままUSBメモリーを使えるのかという点を押さえたいです。
検証1 : スマホケースを装着した状態でのUSBメモリーが認識するか
[判定]
1. USBメモリーを挿したら、すぐ認識する - 〇
2. USBメモリーをケースに押し付けると認識する - △
3. USBメモリーをケースに押し付けても認識しない - ×
※ 3.の条件だった場合、ケースを外して、認識するかを試します。
検証2 : USBプラグの長さ測定
端子の段差のない細い部分を実測します(参考程度に)
全体検証 : USBメモリー性能に何か特徴があるか
全体のまとめとして、特徴があるのか検証していきます。
次の項では、実際に検証してみます。
各モデルの検証
BUFFALO RUF3-AC

検証モデル : BUFFALO RUF3-AC32G-BL
検証1 : 判定1 - 〇 : 軽く差し込む程度ですぐに認識してくれました。
検証2 : USBプラグの長さ約8mm
スマホケースの装着状態が良くありませんが、ちょっと乱雑な感じでも十分認識してくれました。カバーキャップ部分が画面にかかりますが、このスマホでは、問題ありませんでした。液晶フレームが極薄のスマホでは、気になるかもしれませんが、その時は、カバーキャップ面をスマホ裏側になるように接続すれば問題ないと思います。(見た目は、微妙ですが)
ELECOM MF-CAU

検証モデル : ELECOM MF-CAU32032GBK
検証1 : 判定2 - △ : 強めに押し込まないと認識しませんでした。
検証2 : USBプラグの長さ約7mm
PVCケースが凹む程度に押し込まないと認識しませんでした。一時的な使用であれば、問題なさそうですが、ある一定時間装着した場合、外れてしまうのではないかと心配になります。(PVC弾性回復力の戻りで)
ELECOM MF-SPU3

検証モデル : ELECOM MF-SPU3032GSV
検証1 : 判定1 - 〇 : 軽く差し込む程度ですぐに認識してくれました。
検証2 : USBプラグの長さ約7mm (段差部分を含めると約9mm)
流石にスマホ対応を謳っているだけにMF-CAUシリーズからの使い勝手を反映させているように思いました。スマホに接続させるときの指の滑りや持った時のグリップ感は、検証したモデルの中では、一番良かったです。
IO DATA U3C-STD

検証モデル : IO DATA U3C-STD32G/K
検証1 : 判定3 - ✕ : ケースを装着したままでは、押し込んでも認識せず。
スマホケースを取り外した状態では、認識しました。
検証2 : USBプラグの長さ約7mm
この検証テストで唯一、判定3となってしまいました。この理由は、検証まとめにて記事しますが、USBメモリーとしては、ベーシックなデザインですが、スマホケース装着状態での使い勝手が悪そうだということがわかりました。
Logitec LMC-LCAUAC

検証モデル : Logitec LMC-LCA64UAC
検証1 : 判定2 - △ : 強めに押し込まないと認識しませんでした。
検証2 : USBプラグの長さ約7mm
こちらは、ELECOM MF-CAUシリーズとほぼ同一なため、結果も同様になりました。当たり前と思われる結果ですが、本当にそうなのかという検証も兼ねています。
SanDisk Creator Phone Drive

検証モデル : SanDisk Creator Phone Drive 128GB
検証1 : 判定1 - 〇 : 軽く差し込む程度ですぐに認識してくれました。
検証2 : USBプラグの長さ約7mm (段差部分を含めると約9mm)
商品名に「Phone」と入っているので、余裕の対応でした。(そうでないと困惑してしまう) サンディスクの製品は、ある程度、スマホケースを装着している事を考慮している設計なのかなと思います。どのUSB C対応モデルでも、スマホ接続をどこかでアピールされています。
SanDisk Ultra Dual Drive Luxe

検証モデル : SanDisk Ultra Dual Drive Luxe 64GB
検証1 : 判定1 - 〇 : 軽く差し込む程度ですぐに認識してくれました。
検証2 : USBプラグの長さ約8mm
こちらも余裕の接続でした。このモデルと前述のCreator Phone Driveの弱点は、メタルボディで本体重量があることです。PC接続時には、気にならなかった重量がスマホ接続すると、以外と気になったことを付け加えておきます。
SanDisk Ultra Slider

検証モデル : SanDisk Ultra Slider 64GB
検証1 : 判定1 - 〇 : 軽く差し込む程度ですぐに認識してくれました。
検証2 : USBプラグの長さ約8mm
こちらのモデルもスマホ接続が想定されているので、この程度の条件では、問題なく接続できました。今回検証したサンディスク製品では、唯一のプラボディ軽量だったので、装着感や重量感を感じないという点が良かったです。
Sanwa Supply 600-IPCLED 128G

検証モデル : Sanwa Supply 600-IPCLED 128G
検証1 : 判定1 - 〇 : 軽く差し込む程度ですぐに認識してくれました。
検証2 : USBプラグの長さ約7mm (段差部分を含めると約9mm)
スマホ用というだけあって、接続に問題なく、見た目の統一感が一番良いかもしれません。このモデルは、Mag Safe対応ということもあり、付属の延長ケーブルで背面に取り付けすることも可能ですが、ケースがついている場合は、ケースがMag Safe対応している必要があるかもしれません。
Transcend JetFlash 890

検証モデル : Transcend JetFlash 890 32GB
検証1 : 判定2 - △ : 強めに押し込まないと認識しませんでした。
検証2 : USBプラグの長さ約7mm
こちらもELECOM MF-CAUシリーズと同じような結果でした。個人的には、このモデル、ELECOM MF-CAUシリーズのOEM元なのかなと思っています。そういった意味では、似た特性が出ていると感じた検証でした。
検証まとめ
まずは、装着できた、できないの違いは、次の項でまとめることとします。使い勝手という面の発見ですが、スマホでの使用が前提であれば、USBメモリーは、ストレート型やスライド式が良いかなと思います。片手にスマホを持ちながらの装着を考えるとキャップ式のキャップを外すというひと手間は、ちょっと面倒に感じました。
USBメモリーを認識する、しないの違い
この違いは、何なのかという点ですが、USBプラグの長さは、できるできないに長さは、そう変わらないです。実測でも多くは、プラグ長さ約7mmと違いは、ありませんでした。

違いがあるのは、プラグの根元部分にあります。凸部を限りなく小さくしたものが、判定1になり、少しでも大きいと判定2となります。判定2のプラグも装着しているスマホケースのプラグホールの大きさによっては、簡単に認識するかもしれません。

判定3の場合は、プラグ根元が本体となっているケースです。この場合は、残念ながら、ケースから外してUSBメモリーを装着するしかなさそうです。
プラグ根元をスリムにしつつ、約9mm程度の長さを確保するというのが、判定1に繋がるというのがわかりました。
それでも認識できないスマホケースもある
自身は、スマホ2台持ちであり、もう1台は、i Phoneなのですが、こちらには、耐衝撃性の高いスマホケース(バンパータイプ)をつけています。
このケースの場合は、耐衝撃という点を重視しているので、検証で認識判定1のモデルでも差し込むことは、できませんでした。
そもそも、厚みがあるので、ケースを外さずにUSBメモリーを使用するという用途は、難しいかもしれません。(延長ケーブルを使用するか、ケースから外すかの2択)
性能的に見た特筆すべきポイント
今回検証したモデルの性能的に見てみると、以外と検証した全モデル性能平均値もしくは、平均値より高いモデルが多いように感じます。

スマホからのデータ転送を考慮してか、書込速度もそれなりに数値がついていることがわかります。特にサンディスクのUltra 2モデルは、平均値を大きく上回り、スマホからデータ転送でストレスなく行えるだろうと想像できます。

スマホ対応という付加価値で、従来のベーシックなUSBメモリーより、一つ上のクラスという位置づけをしているのかなと思います。
スマホとの相性が良いなと思った2モデル
個人的な感想ですが、10モデルをスマホと接続した中でスマホとの相性が良いなと思ったモデルを2つ挙げます。理由は、3つあります。
良いなと思った1つ目の理由
USBメモリーを取り出してから装着まで片手でできること。USBメモリーに対して、両手を使うということは、以外と煩わしいと感じてしまいました。
良いなと思った2つ目の理由
USBメモリーが手から滑らないこと。当然、片手で装着するにあたって、PCより対象が小さいので、以外と重要かもと感じました。
良いなと思った3つ目の理由
USBメモリーの本体が比較的軽いこと。USBメモリー自体、そう重量があるものではないですが、スマホという片手持ちを想定した機器に接続すると、以外と重量を感じてしまいます。そういった意味では、重量というのも気にした方が良いかもしれません。
一つ目は、エレコムのMF-SPU3です。
コンパクトながら、唯一、滑り止めを考慮してあるモデルで、スマホを持ちながらの接続を考えられていると思います。
もう一つは、サンディスクのUltra Sliderです。
USBプラグを保護したいというリクエストに応えられるスライド式を採用している他、性能面が特筆すべき点です。エレコムと比較すると、大き目ボディですが。
