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家庭の資産形成はパートナー選びから始まっている?

家庭の資産形成は、結婚という人生の「パートナー選び」から始まっている。


先日、育児休暇中に通っている子育て支援センターで、あるお母さんから家計管理の具体的な相談を受けました。



その内容を受けてみて、夫婦で資産形成することって意外と難しいかもしれないと思いました。


「誰をパートナーに選んだか」、そして「そのパートナーと、お金に対する価値観を共有できるか」ということが大切だと実感できた瞬間でした



貯まらない家計の典型:対話不足

ご相談者の家庭では、夫婦で子育てをしながらも、資産形成が滞っていました。


その家計の状況は、まさに「貯まらない家計」の典型でした。



以下が、相談者の家計管理状況

✓夫:固定費(住宅ローン、光熱費など)、元妻への養育費の支払い
✓妻:変動費(食費、消耗品など)
✓お互いの収入・支出を把握していない
⇒家計がブラックボックス

✓消費、浪費、貯蓄が無計画
✓貯蓄は「余ったら貯金」の仕組み。
要は、「毎月余った金額を渡してもらう」「お互いに余ったお金で貯金する」
⇒最悪の貯蓄方法

子どもの教育資金を含めた貯金目標や老後の生活といった将来設計について、夫婦で一切話し合っていない


率直に、家計全体の収支構造は複雑そうで、こんな家計管理が本当にあったことに驚きました。


このご家庭の問題は、夫婦間で「お金の価値観の話し合いがない」ために、現状の家計管理の改善改良が進まないことかもしれません。


 資産形成を軌道に乗せるためのステップ


私は、話をすべて聞き終わったあとに、まずは「夫婦の対話」と「見える化」から資産形成を立て直すことを提案しました。

ステップ①:夫婦の対話による「ゴールの共有」

まず最初に取り組むことは、夫婦で「子どもを育てる上で、いつ、いくら必要か」を具体的に話し合い、家族としてのゴールの共有をすることです。


子どもの進学時期、老後の生活費など、将来の大きな支出の時期と概算額を洗い出すライフプランの作成が不可欠です。


これらの目標額を共有することで、日々のお金を使うことが「家族全体の目標達成に必要な行動かどうか」を判断する建設的な視点で捉え直すことができます。


例えば、相談者の旦那さんは、お酒(ビールケース2箱/月)とタバコなどの出費があります。


これが貯金に必要かどうかを建設的に判断可能になります。

ステップ②:「全体像の把握」と「仕組み化」

お金の管理方法は各家庭で管理しやすい方法で良いのですが、最も重要なのは支出と収入の見える化です。


まずはお互いの収入をオープンにし、家計全体で使える資金を把握する「収入のオープン化」から始めることをおすすめしました。


そして、貯蓄目標額と固定費を給料日に自動的に確保する「先取り貯金」を導入し、貯蓄を仕組み化します。


浪費への対応は、感情的に批判するのではなく、数字で「今のお酒とタバコ(浪費・消費)の支出が、目標達成の妨げになっている」という事実を示し、段階的に支出を減らすことを理解してもらう必要があります。

ステップ③:投資への正しい知識と「長期目線」の共有

夫婦でライフプランと貯蓄法を共有したら、次に考えるべきは「お金をどう育てるか」です。


ご相談者のご家庭では、旦那さんが過去にYouTube情報を鵜呑みにして投資に失敗していました。


その経験から、「お金が減るのが怖い」という恐怖心を抱いていました。


まず率直に伝えしたのは、過去の失敗は「投資」ではなく「投機(ギャンブル)」の失敗だということです。


投資への恐怖心は当然ですが、インフレが進む現代においては、現金貯金だけで生きることにもリスクがあるという現実を共有しました。


「では、どうしたらいいですか?」という質問に対し、私は月々1000円〜3000円の少額から始める新NISAの活用を提案しました。


ご相談者は「投資がそんな少額からできるの?」と驚きの表情でした。


「投資は数十万単位で売買して利益を出すもの」というものだという考えがあったようです。


最後に、相談者にこのように話しました。

✓大切なのは、SNSの一時的な情報に惑わされるのではなく、書籍などで投資の基本原則を体系的に学ぶこと

✓基本原則とは、以下の3つです。
分散: 投資先を分ける
長期: 運用期間を長くする
積立: 毎月一定額を継続して買う

✓少額から始められ、利益が非課税になるNISA制度を利用し、全世界株などの投資信託でこの基本原則を実践してみること。

✓投資の素人にとっての最大の防御策は、頻繁な売買を避けること。
「子どもが学費で必要になるまで長く保有する」という長期目線を持つことで、感情的な売買による失敗を防ぎ、資産を育てていくための共通認識を夫婦間で持つことが重要。

相談者にオススメした本


家族の資産形成は「共同経営」

その後、支援センターで出会った相談者が旦那さんとちゃんと話し合えたかどうかはわかりません。


ただ、相談者の内容を聞きながら、改めて家庭の資産形成は、「夫婦の共同経営」だと感じました。


どちらか一方だけが頑張っても、もう一方が無関心であったり、浪費を続けていたりすれば、お金の面から家庭が破綻することもあります。


実際に、私の身近なところでお金のやりとりがきっかけで離婚に至るケースがありました。


私たち夫婦は、お互いの収入を把握し、ライフシミュレーションを行い、お金がかかる時期と目標金額を共有しています。


一括管理でお小遣い制ではありませんが、必要なときに必要な金額を使うという信頼関係のもと、NISAを活用して資産形成を進めています。


お金や生き方の価値観を共有し、お互い真剣に向き合えるパートナーであること。


結婚してからの資産形成は、結婚相手を選ぶ時点からスタートしているのかもしれません。


最後まで読んで下さりありがとうございました。
今日も1日1%成長していきましょう。
ユウたちのかぁーかんでした。
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