巨石と星と鬼が導く 神秘の佐渡
春分に海を渡る
〜2025年3月20日 春分〜
春分の新潟はまだまだ寒く、朝まで冷たい雨が降っていました。
突然の「春分佐渡旅行」の誘いにも関わらず、即決!してくれた旅の先輩お2人に大感謝です。1人では寒さと暗さと暴風……に、くじけてしまっていたことでしょう。人生はノリと行動力だ!(と教えてもらった気がします)
【 1日目の旅程 】
新潟港発 9:25 → 佐渡両津港着 11:55
昼食→北沢浮遊選鉱場跡→佐渡金山→弁慶のはさみ岩→宿にチェックイン→夕食
佐渡金山や北沢浮遊選鉱場跡は、前回の佐渡旅「佐渡は宝の島すぎる」の中で詳しく紹介していますので、ご興味がありましたらお読みください。
カーフェリーの乗り方や、佐渡のおしゃれカフェ、安くて親切なお宿は後半に紹介いたします。
今回はいきなり本題に入ります!!!
「佐渡は宝の島すぎる」237Bew ありがとうございます!(2025.5.28)
モチベーションになります。感謝感謝です!
「弁慶のはさみ岩」は海洋民族の遺跡なのか?
いきなりこんな話をされたら、「あんた、何を言っているの?」と思われることでしょう。実際、「弁慶のはさみ岩の間に沈む夕日を見に来ました!」と言うと佐渡の方は怪訝な表情をしていました。それもそのはず、弁慶のはさみ岩は、夕日よりも「落ちない岩」として受験祈願の場所となっているようです。
その土地に眠る伝説や物語を小説を読むように旅するのが、にこ舟道中のテーマです。想像力高めに、違う世界線のお話を楽しむような気持ちで読んでいただけると嬉しいです。
(前置きしないと、このブログどこさ行ぐ〜?という回になりそうな予感)

波打ち際の岩のラインも気になりますね。
「弁慶のはさみ岩」伝説とは

佐渡弁慶ら山伏一行が相川(佐渡金山付近)から金北山へ修行に行く途中、待ち伏せした鬼が力比べを所望。その際に佐渡弁慶が投げ飛ばした岩が、下相川の浜まで飛んできたと伝えられています。
名奉行「鎮目市左衛門の墓」と佐渡金銀山関連資産の「吹上海岸石切場跡」が隣接しています。(佐渡観光ナビより抜粋)
いろいろ探しているのですが「弁慶のはさみ岩」伝説が書かれた書籍が見つかりません。このままでは何だかモヤモヤする……と図書館で調べましたら、全体像が見えて来そうな伝説が残っていましたので紹介いたします。
佐渡と鬼の関係は
「金北山」
金北山は佐渡で最も標高が高く神の山とされ、中世から近世にかけて峰続きの金剛山、檀特山へ修験の「三山駆け」が行われていたそうです。
「山は鬼の棲家」
むかしの佐渡は山には鬼が棲み、里には人が住んでいた。だから人間は山へ入って山を荒らすことはしなかったし、鬼も里へ来て悪さをすることがなかった。
しかしある時、村の産土神様が「この島で一番高いところに坐りたいなぁ」と思ったので、鬼に山を譲るように伝え、鬼が断ったので勝負することになりました。神様は金北山の頂上までの道を簡単に作れると言うので、鬼も朝に鶏が鳴くまでに、山までの石段を作ってみせると石段を積んだけれど、九千九百九十九段と一段が足りず、神様に負けてしまい山を譲ることになりました。
「これが、おんでこ(鬼太鼓)の起源?」
負けた鬼は、このまま引き下がるのは癪なので、年に一度祭の日だけは里に出て暴れることにし、神様もこの日だけは多めにみるようになりました。
「祭に鬼が暴れるわけ」より抜粋・要約
佐渡の民話「佐和田国仲の伝説と世間話」児玉宗栄 著
(秋田県にも鬼の積んだ九九九段という伝説があります)
*****
「鬼」とは何か? 縄文人とする説もあるようです。
海洋民族や巨石を研究されている武内一忠さんの著書『真実の歴史 エピソード0』では、ケルトの流れをくむ渡来系鉱山師(石工)は山に残り、里の村人からは「鬼」と恐れられる存在になっていったとあります。鬼は森を愛し水を祀った存在だったようです。
「弁慶のはさみ岩」伝説では、金北山にもともと棲んでいた鬼が、山伏(修験者)に、金北山に入るなら力比べをしようと持ちかけました。
山伏は怪力か法力かを使用して持ち上げた岩をぶん投げると、相川の浜の岩の間に挟まったという話のようです。
鬼も鉱山技師であり、山伏もまた鉱山技師の側面がありました。金北山をめぐる鬼と村の産土神との石段づくり勝負も「石」の技術を争っています。
観光案内で金北山が修験道の山だったと紹介されているのは、このとき鬼が金北山を譲ったためでしょうか。余談ではありますが、現在、金北山の頂上には自衛隊のレーダー基地が置かれております。時の流れを感じますね。
そして、佐渡のおんでこ!!!
鬼太鼓は佐渡の祭で神社で奉納されたり、村の一軒一軒を門付けしてまわったりします。踊りは集落ごとに違いがあり、代々大切に受け継がれてきた伝統芸能となっています。佐渡の鬼は“福を招く存在”とされ愛され続けています。
資料をいろいろ探していたら、金北山での勝負で鳴いた「鶏」の情報や鬼太鼓の衣装の柄に関わる話も見つかり、佐渡沼にますますハマってしまいました。
鶏と衣装の柄のお話は、またいつか。
2024年6月12日牛尾神社宵宮 薪能にて 鬼太鼓奉納
*****
佐渡には「鬼」や「竜」の伝説が多く残っています。
「弁慶のはさみ岩」のすぐお隣、千畳敷には「鬼」と「竜」が対談したとされる場所があります。
「鬼」の次は「竜」です。
佐渡へは次から次へと訪れる者があります。(時代の流れとしては、○→縄文人→鬼→竜→産土神・山伏でしょうか?)
佐渡には玉造部(管玉などを作る職業地域)が置かれていたとされ、弥生時代の遺跡も多く発見されています。出雲が龍蛇信仰であったため「竜」とは出雲族?とも想像してしまいます。出雲の大国主命(オオクニヌシノミコト)が佐渡の赤玉石を欲しがったという伝承もあるそうですよ。
鬼と竜が対談? 千畳敷
陸に住む鬼と海に住む竜が、陸と海の境をめぐって喧嘩になった。長く争ったが埒が明かないので、それぞれ7人ずつ代表を出して談合をしようということになった。その談合場所もなかなか決まらなかったが、陸と海の中間の波打ち際ですることに決まった。
竜は海底の岩をボコボコ突きあげ、鬼は山の岩をガリガリ崩して千畳敷の広い談合場所を作った。(千畳敷:千枚の畳が敷けるような平らな場所)
談合で話がおさまり酒盛りになると、きれいなおなごたちが酌とりに出た。酒に酔った竜の頭両が、かわいげなおなごをヒザに乗せ「ほしいものはなんでもとらす」と言うと、娘はすかさず「はなの千畳敷がほしゅうございます」と言った。いま残る相川の千畳敷はそのときのものだそうです。
また、千畳敷には炭焼き藤五郎と戸河神社の話も残っています。
昔話や伝説のなかに「炭焼き」という人物が登場した場合、たたら製鉄や鉱山に関係していることが多いようです。明治以前の古い専業的な炭焼きは、鉱山の精錬や鍛冶の技術に付随して発達したものだそうです。
「山伏」もまた鉱山技術者の側面もあるようです。
鎮目市左衛門の墓/吹上海岸石切場跡/炭焼き藤五郎/次に紹介する善知鳥神社・・・まで書いてしまうと、更に更に長文になってしまうで、補足寄り道ブログを作りました。ご興味がある方は、さらに佐渡の奥地まで寄り道していってくださいね。
春分の日 日没後のこと
「弁慶のはさみ岩」で太陽を明日へと見送った後、お隣の千畳敷にトイレ休憩に立ち寄りました。日没後の海が真っ暗でも、3人なら怖くない!だってウォシュレット付の新しいトイレです。
Googleマップで千畳敷付近に表示される「善知鳥神社元宮」の表示が気になって、戸河神社付近を散策したい気持ちにもなりましたが、一緒に旅をした関西の占い師さんより「18時過ぎたら神社に行くのはやめたほうがいいよ。」というアドバイスを素直に聞き入れ帰路につきました。
お腹も空いてきて、佐渡相川地区に縁のあるもう一人の案内で、某有名人もお忍びで来店するという人気の焼き鳥店を探し、車でぐるぐると彷徨っていました。するとその友人が「あ、ここ、墓じまいしたけど、ご先祖様のお墓があったお寺!」と暗闇を指さしました。ゾゾゾーと感動にも似た鳥肌がたち、イメージのパズルが組み合わされていきます。
彼女のご先祖様は佐渡の宮大工だったといいます。海洋民族の船大工が宮大工になっていったという説と、春分の夕日、お彼岸・・・それらが一つの線に繋がり「これはご先祖様参りの旅だ」と、ご本人以上にエモーショナルな感傷に浸ってしまいました。
星と巨石が出会う場所
にこ舟道中では、 「エンシェント・ワン・ワールド」--超古代世界は、海洋民族によって繋がった一つの文化圏だった。この夢のような説をもとに海洋民族の痕跡も探しています。世界中に同じような盃状穴や巨石、ペトログリフ(ペトログラフ)が見られ、ハーバード大学教授 故バリー・フェル博士は「巨石文化は海洋民族によって世界中に伝播した」という説を唱えてます。
前回の旅では、佐渡金山敷地内、高任神社の手水石に盃状穴を発見しました。
盃状穴とは、手水石や神社の階段などにポコポコとくり抜かれている穴のことです。世界中に存在し、子孫繁栄や死者の蘇生を願ったもの、再生や不滅のシンボルとして信仰されてきました。日本では縄文時代から存在が確認されています。

そして海洋民族は夜の星をたよりに航海したことから、星信仰があるとされています。常に北を指し示す北極星、必ず真東から登り真西に沈むというオリオン座の三つ星は、目指す場所や未来へと導く神様に見えたのではないでしょうか。
北極星は北辰信仰・妙見信仰へとつながり、航海の神様である住吉神社の底筒男神、中筒男神、表筒男神の住吉三神は、オリオンの三つ星を表しているともいわれています。
太陽もまた世界中で信仰され、ギリシャ神話・エジプト神話・メソポタミア神話・北欧神話・日本神話と多くの神話に太陽神が登場します。
佐渡島相川の「弁慶のはさみ岩」は春分の太陽が沈んだあと、岩と岩の間にオリオン座が見えるといいます。空の天体と「弁慶のはさみ岩」の関係は偶然なのでしょうか?
次からは、星(太陽)と巨石が出会う場所を何ヶ所か紹介していきます。
偶然か意図か? 事実を心の眼で感じとってみてください。
熊本の猫 免の石
佐渡の「弁慶のはさみ岩」と同じような形状をしている石が熊本にもあります。いえ、正しくはありました。佐渡と同様“落ちない石”として人気スポットでしたが、2016年の熊本地震で残念ながら石が落ちてしまいました。
石が落ちた後は、洞窟の形が猫に見える!と今も人気のスポットなのだそうです。少しほっとする話です。

ピンクの線は石が挟まっていた位置
写真:フォトACより
この洞窟の中から見上げると、北極星と竜座が見えることから、地元では古くから「竜の卵」と呼ばれ神聖な場所とされてきたそうです。ちょうど猫のひたいの位置に北極星が来るようです。
岩の材質にもよると思いますが、佐渡の岩より風化が進んでいるように思えます。太陽信仰より北極星信仰のほうが古いからでしょうか。(説明するにはまだ知識情報不足のため、またいつの日か)
伊豆のはさみ石
<はさみ石の伝承>
昔、付近の海岸はサザエやアワビの宝庫であったため、漁場をめぐる争いが絶えませんでした。
この争いを見かねた天城山の天狗が石を運び、間に石をはさんで争いをおさめたという伝承が残っています。
20万年前頃まで活動していた天城火山の溶岩が波の浸食をうけ、大きな二つの岩が小さな岩をはさみこむ奇岩を作り出しました。
(伊豆半島ジオパークホームページより)
天狗と山伏は習合され、天狗は山伏の服装で描かれています。伊豆もまた金山銀山で栄えた土地であり、領土(漁場)争いの話も佐渡の千畳敷の話と似ています。
そして伊豆のはさみ石は、2本の柱の間を夏至と冬至の太陽が通るのだそうです。はさみ石の役割とは???
佐渡相川と東伊豆のはさみ石の位置関係は下図のとおり。おしいけどやや直線(笑)この辺りに金鉱脈があるのでしょうか。
東伊豆のはさみ石は、陸路からはかなり険しく危険なため、クルージングでのみ見れるのだそうですよ。

※兵庫県豊岡市竹野海岸の「はさかり岩」とその周辺にも鬼の伝説があります。太陽や星の運行との関わりは不明です。

弁慶の七戻り
筑波山神社の境内地で西側の男体山と東側の女体山からなる筑波山(茨城県つくば市)の女体山頂近くにある
古来から「石門」といわれ、聖と俗を分ける門と考えられていました。 頭上の岩が今にも落ちそうで弁慶も七戻りしたといわれています。
「弁慶のはさみ岩」とは弁慶繋がりです。検索中に「男と女」というキーワードも出てくるのですが・・・。
山の中にある、このような形状で、自然に挟まった石はチョックストーンとも呼ばれるようですね。

写真:フォトACより
金山巨石群
春分で検索すると出てくるのが、「金山巨石群」です。縄文時代からあり太陽カレンダーの機能があるそうです。イギリスのストーンヘンジのような巨石群が日本にもあるんですね。春分や秋分、夏至や冬至の太陽光を観測できるそうです。
このような遺跡が残っているのは素晴らしいことです!新潟にも縄文時代のストーンサークルがあったのですがダムの底に沈みました。残念!
住所:岐阜県下呂市金山町岩瀬

押戸石の巨石群

夏至に太陽が昇り、冬至に太陽が沈む
写真:フォトACより
この丘陵上標高八四五米の地に「押戸石の丘」(おしといしのおか)といわれる大小の石群があります。最大のものは高さ5.5メートル、周囲15.3メートルの巨岩でピラミッド型をしています。
伝説では鬼達が夜な夜なこの山でいしなご(お手玉)をして遊んだ石とも言われています。人為とも思われる石の配置から太古の遺跡ではないかと推定されています。
大岩には約4,000年前のシュメール文字がペトログラフ(岩刻文字)として刻まれていて他の石群とともに興味深い謎を秘めています。
南小国町観光協会公式ホームページより
住所:熊本県阿蘇郡南小国町中原511
奈良檜原神社と二上山
巨石ではありませんが「春分」で検索したとき何故か真っ先に目に入った檜原神社。奈良の三輪山には訪れたばかりだから?
檜原神社と二上山(にじょうさん/ふたかみやま)もまた太陽の運行と関わりのある場所です。
檜原神社は元伊勢とも呼ばれ、天照大神が現在の伊勢神宮へ遷る前に一時的に祀られていた神社です。天照大神といえば太陽ですよね。
春分と秋分の日は、檜原神社の鳥居の間、真正面に見える二上山の雄岳と雌岳の間に夕日が沈みます。
このイメージが強かったせいか、佐渡から戻って数日後に夢をみました。

写真:フォトACより
再び、弁慶のはさみ岩
古代のアーティスト
「本来は、逆さまに見るんだけどね。」
佐渡から戻った数日後の朝方、夢と意識の中間で、誰かがわたしに語りかけました。この声に目が覚め、すぐさまスマホを取り出し「弁慶のはさみ岩」を逆さまにしてみました。
ーーそうか、この形は「生まれ変わり」を表しているのか。
太陽は東からのぼり西に沈みます。古代世界では、1日のうちに太陽の生と死が存在すると思われていたのでしょう。西の方角は「死」「冥界」「浄土」の象徴となっており「彼岸」でもあります。
2つの岩が鳥居にも思えました。神社もお参りするときは参道(産道)を通って、お宮(子宮)でお参りして戻るときには生まれ変わっているとも言われます。
熊本県球磨郡相良村にある「雨宮神社」では「三産くぐり」が有名です。弁慶の七戻りのような形の狭い場所を3回くぐると子宝に恵まれるという言い伝えもあります。
おそらくこの造形を考えだした人たちの感性はアーティストでありデザイナーだったのでしょう。何重にも意味が重ねられた象徴の形。そんな気がしました。
真実を見抜くまじない
とある歌のアニメーションの中に「狐の窓」という“まじない”が描かれているというので、調べたことがあります。
それは化け物などに擬態したものを見抜く“まじない”だそうです。その他、股から逆さまに向うを見る、着物の袖からのぞくと本当の姿が見えるなどがありました。
夢現つのなかでも意識は動いているようで、「逆さまに見る」は股のぞきのことか?と考えを巡らせていました。目が覚めて「弁慶のはさみ岩」を真っ先に逆さから見たのち、「股のぞき」も検索しました。
ゾゾゾー! またもやゾゾゾ。
「股のぞき」は船乗りに伝わる幽霊船や怪異を見破る方法だというのです。地方によっては子どもが股のぞきをしていると、次の子が生まれるなど言い伝えもあるようです。
*****
「弁慶のはさみ岩」は海洋民族の遺跡なのか?
結論から言えば、その答えは分かりません。こんな想像ができただけでも十分楽しめました。
わたしたちが訪れた春分の日は雲が厚く風も強く、夕日が「弁慶のはさみ岩」のどの位置に沈んだのかも正確には検証できませんでした。
見えない夕日が沈む時刻、西(彼岸)に向かって、見えないご先祖様へ感謝の気持ちを心のなかで伝えました。「ここまで命を繋いでくれて、ありがとうございます」
縄文時代、大航海していたであろう先人たちを思い浮かべながらーー。
天候の悪いなか、一緒に春分を過ごしてくれた2人も、それぞれの祈りを行なっていました。とても思い出に残る旅となりました。
佐渡旅行 〜カフェや宿やお店紹介〜
1日目の夕食は、結局焼き鳥屋さんが見つからず「持田屋」さんで、魚料理をいただきました。佐渡の魚ももちろん美味しかったのですが、一番美味しいと感じたのは「わかめ」。春のわかめは絶品!オススメです!
【 2日目の旅程 】
宿泊先→ 尖閣湾で迷う→七浦海岸(夫婦岩)→学校蔵Cafe→度津神社→里山カフェ山里(昼食)→宿根木(茶房やました)→Aコープ羽茂→宿泊先→弁慶のはさみ岩再チャレンジ

佐渡ベルメールユースホステル
住所:新潟県佐渡市姫津369−4
海が真ん前に広がり、天候さえ良ければ夕日も美しく朝の散歩も気持ち良さそうです。3月はまだ島開きしておらず、お部屋はたくさんあるものの貸切状態でした。お風呂は1つのみ。ジェットバス?温度もちょうど良くて気持ちよかったです。
弁慶のはさみ岩から近く、「朝食がオススメ!」という口コミ情報をもとに朝食付きで予約しました。
口コミ通り、朝食が素晴らしい〜!!貸切状態と世間話が好きなお年頃3人組ということもあり、宿のご夫婦と和気あいあいと会話させてもらいました。(宿のご夫婦は占い師さんに、占いもしてもらっていました)
<料金>
2食付: 7,900 円~
1泊朝食のみ: 5,650 円~
素泊まり: 4,700 円~
1泊夕食付き:6,950円
お部屋は畳部屋に布団を敷く形式、入浴タオルや浴衣はレンタルになります。入浴時間が早めに終わり、男湯と女湯が時間によって切り替わります。普段は釣り目的の宿泊が多いようですので、3月のお泊まりはオススメです!

佐渡産の白米、佃煮のり(佐渡産)、佐渡のお豆腐やさんのおから炒り&フキ味噌、佐渡産干物の唐揚げ、冷奴、卵焼き、海藻の味噌汁、あんぽ柿のシャーベット
佃煮も瓶詰めと違い甘さ抑えめでノリの味がフレッシュです。おから炒りも、干物も、地元ならではの味が市販品とは少しずつ違い、そこがとても美味しかったです!
七浦海岸
荒れる日本海のダイナミックな景色を眺めながら海岸線をドライブ。青空なら広々と爽やかな景色かと思います。荒れる海もワクワク(台風の前みたいに)自然に魅せられ心が洗われます。
奇岩がたくさんあり夫婦岩が有名です。夫婦岩は緑色で同じ場所に赤い岩もあり、少し沖には白い島もあるそうです。岩がカラフルで不思議な場所でした。
この夫婦岩はイザナギとイザナミが産後の疲れを癒すために、自分たちの分身として岩を作り、ここから残りの島々を作ったと伝わっています。
七浦海岸に関しては、佐渡の伝説に興味深い内容が載っていましたので、別で次回ご紹介いたします。


学校蔵cafe
旧西三川小学校を活用した尾畑酒造のカフェ。海岸線道路から高台へ急な坂を登ると日本海が眺める絶景が広がります。
わたしたちが伺ったときは、スマホのカメラさえ落しそうな強風で、景色はいいのに笑えてきました。当時の小学生たち、冬はどうしていたんでしょう?
住所:新潟県佐渡市西三川1871
営業日(11月-4月):金・土・日
営業時間:10:00〜16:00
※季節や都合により変更あり。営業カレンダーにてご確認ください。









(わたしは運転手なため飲めず)

酒の風味が香るティラミスを
味見させてもらいました!
度津神社・宿根木

度津神社・宿根木の歴史などは前回の佐渡旅ブログで詳しく書いていますので、ご興味がありましたらご覧くださいね。

茶房やましたさんでお茶休憩

日本酒に詳しい友人が世間話に盛り上がる
佐渡の方は話好き?観光シーズンじゃないから?
里山カフェ山里
廃校になった小学校の理科室がカフェになっています。わたしが少女時代に憧れていた雑誌オリーブにも縁のある、雰囲気のあるカフェです。
カフェに駐車し入口に迷っていたら、野生の朱鷺が見れました。想像以上に羽がピンク色で感動しました。
カフェ入口が分からず、飼われている山羊さんを驚かせてしまいました。入口は間違えないようにしましょう。

真ん中頃に入口があります

シャビーですね
(アンティークレースやっぱり好きだわ)

見た目も味も美味しかったです!!
ふれあいハウス 潮津の里

住所:佐渡市背合38番地
スタンダード2食付き:大人9,350円/子ども8,800円
夕食付き:大人8,250円/子ども7,700円
朝食付き:大人6,930円/子ども6,380円
素泊まり:大人5,500円/子ども4,400円
お風呂・トイレは共同(お風呂は24時間入れます)
2日目の宿泊先は、ふれあいハウス潮津の里さん。修学旅行にぴったりな工芸体験やキャンプなどができる見晴らしのいい高台の宿です。
当初1泊予定でしたので旅費をおさえ素泊まりすることに。3月は佐渡の日プランにより1泊1人3,980円!!で宿泊できました。お部屋も畳2部屋分あり、お茶や飲食と寝室が分けられます。
お風呂も広くて温度も快適でした。宿泊客が少ない時期でしたので貸切状態でゆっくり入れました。

宿に向かう前にAコープ羽茂店さんで、お刺身や地元お惣菜を購入し冷蔵庫へ。わたし1人で「弁慶のはさみ岩」の夕日再チャレンジをしようと思っていたら、2人も「全然行けるよ」とのことで、わたしの酔狂に付き合ってくれました。いや、2人とも疲れ知らず!元気!!
「弁慶のはさみ岩」に向かう途中、海を黄金光に照らす夕日が神々しい。しかし期待虚しく、晴れてはいたのですが海水面上空に雲がかかり夕日の検証は叶いませんでした。
大人の修学旅行、理科の時間みたいで楽しかったです。お付き合いありがとうございました。

佐渡のスーパーに売っているお刺身の安さと美味しさに驚愕しました。おすすめスーパーです。
【 3日目の旅程 】
宿泊先→蛭子神社→ハーティーウッズ(佐渡のオリジナルコンビニ)→道の駅→両津港12時45分発→新潟港15時15分着
蛭子神社

住所:佐渡市加茂歌代200
お地蔵さんや仏像、石碑が多数ある不思議な雰囲気の蛭子神社。夷地域にあるので「えびす」と読んでよいのか、それとも「ひるこ」でしょうか?
御祭神は事代主神(コトシロヌシノカミ)、蛭子神(ヒルコノカミ)とのこと。室町時代の狛犬さんもおられました。




拡大してじっくり読みたい
ハーティーウッズ

住所:新潟県佐渡市両津夷300
前回に引き続きハーティーウッズでお買い物〜。みんな大好きハーティーウッズ。佐渡オリジナルのコンビニです。所狭しと並んだ他では見かけない商品たち。じっくり棚を眺めたくなります。佐渡のお惣菜やお弁当、お菓子やパンが楽しめますよ。

(食べかけ失礼いたします)
昼食はハーティウッズのお惣菜やパンですませ、お昼のカーフェリーに乗り新潟港へ到着しました。
1人はそのまま同窓会へ(幹事だそうです)、わたしと関西の占い師さんは新潟の健康食品が買えるお店、新潟のB級グルメ イタリアンを買いに向かいました。先輩のお2人、体力ありすぎです!!!!

新潟港からのカーフェリーの乗り方
3月いっぱいカーフェリーへの車載往復価格が9800円!とお安いため、初めて船に自家用車で乗船することにしました。佐渡を細かく満喫するには車が必須です。
参考になればと思い、佐渡汽船に車ごと乗船する情報を載せていますので興味のある方はお読みください。そこは興味なーい!という方はすっ飛ばしてくださいませ。
さどまるアプリを登録
カーフェリーは「さどまるアプリ」より予約申し込みをしました。さどまる倶楽部の会員になると、いろいろお得そうなのでアプリをダウンロードし、佐渡を楽しんでくださいね。
申し込みの際は車種や車の長さの登録が必要ですので資料をお手元にご用意ください。届いた予約完了メールには、切符売り場の窓口に「予約番号を提示」と書いてあります。
根がビビリのわたしは、メールの内容だけでは不明点が多いので、先輩旅行者のブログで行程を確認します。確認してヨカッタ〜。
どこから乗るの?
新潟港から船に乗り込む場合、朱鷺メッセ方面へ橋を渡ります。道路に書かれた「佐渡航路」という文字を頼りに車線を選びます。1時間前(遅くとも30分前)には「カーフェリー車のりば」へ向かいましょう。
立体駐車場(E)を通り過ぎ、看板を頼りに「カーフェリー車のりば」と書かれた車線を選びます。「カーフェリー車のりば」の広い駐車場には、係員の方がいて誘導される場所に車を停め、「カーフェリーきっぷ売り場」へ向かいます。その際必要なのは車検証。車には必ず搭載されていると思いますが、お忘れなく!
切符を買う
①車検証 ②「さどまるアプリ」画面 ③予約時に送られてきたメールを窓口で見せ、車載料金+自分の乗船券(往復)を購入します。
購入し停車中の車へ戻ると、係員が切符のQRを読み込み、窓へ確認用の紙を貼り乗船準備完了のようです。

車で船内へ
頃合いになると(たぶん何分前などではない)、駐車している車が動き出します。慌ててエンジンをかけて待機します。係員の誘導により停車した列ごとに船に乗り込み、停車位置も係員の指示に従います。
車を降り、慣れた方たちが吸い込まれる入り口に向かうと、エレベーターがありすぐに客室のある上の階へ行けました。
佐渡両津港→新潟港への帰りの船は、停車位置が船の端だったためか階段を登り客室に。
行きも帰りも、船が陸へ着く前には船内アナウンスがありますので、聞き逃さないようにしましょう。エレベーターから停車した車まで戻り、船の扉が開くのを待ちます。階段から登って客室に入った場合もエレベーターから降ります。
初めてのカーフェリー、2日間分の荷物が車に乗せておけるので、とても便利でした!!
あとがき・・・なのにレイラインの話
ブログを書きながら『真実の歴史 エピソード0』も同時に読んでいました。熊本の北緯32度から彼岸(真西)を拝するとき、日本からみて西にある北緯32度のエルサレムでは正午の太陽を拝んでいるーーとても壮大で面白い話ですので興味がありましたら、ぜひ読んでみてください。
レイラインとは「古代の遺跡には直線的に並ぶよう建造されたものがある」という仮説です。
佐渡の「弁慶のはさみ岩」にも、もしかしてレイラインがあったりして?と北緯38度、西ではなく東の日本に目を向けてみました。
「弁慶のはさみ岩」から東へ
→まずは佐渡の「両津港」(笑)
→弘法大師の独鈷で湧き出した「どっこん水」/乙宝寺
→新潟県関川村「 素盞嗚神社 」
→山形県小国町「大宮子易両神社」
→山形県長井市 名水「三階滝」
→山形県長井市「環状列石」
→山形県高畠町「日向洞窟」「大立洞窟」「安久津八幡神社」「まほろばの七福神/瓜割石庭公園」※鬼の岩屋・瓜が割れるほどの清水がある
→宮城県白石市「郡山横穴古墳群」蝦夷穴と呼ばれる

(拡大して見てくださいね)
ピンクは「にこ舟道中」で旅した場所
もはやレイラインと呼んでいいのか分からないくらい周辺は遺跡だらけでした。そして「にこ舟道中」は北緯38度付近を旅しがち。北緯38度の旅も面白いかもねー!といったオチになりました。
個人的には、「縄文の里・朝日」と山形のピラミッド「富神山」「戸神山」「千歳山」が東西に並んでいるのがアツイすぎます!!!
次回は7月に佐渡編の続きを出したいと思います。これもたぶんアツイ!!!ので、よろしければフォローしてお待ちいただけると嬉しいです。
長文お読みいただき、ありがとうございます。厚く御礼申し上げます。
