風まかせ文芸部|ふわっとことばあそび【新生活】
前回の【本屋】も、参加していただき、ありがとうございました!
今後とも引き続きよろしくお願いします!
さて、今週のお題です。
風まかせ文芸部・第45回お題企画
お題:「新生活」がテーマの
ショートショート、小説、詩、エッセイ――
ジャンルもスタイルも自由。
あなたの「風まかせな物語」を綴ってみませんか?
読んで、書いて、ゆるやかにつながる。
そんな小さな文芸部の企画にぜひご参加ください!
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締切:3月23日(月)23:59
参加方法:
• あなたの作品に #風まかせ文芸部 のタグをつけて投稿
• 可能であれば、過去の風まかせ文芸部の作品(どなたの作品でも!)に
コメントを一つ以上いただくと嬉しいです!
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「気が向いたときに、ふっと書いてみる」
そんな気軽さで、風のように参加していただけたら嬉しいです。
気軽にどうぞ〜!
【大島蓮司さん】
四月、新しい季節の風に背中を押されるように、ひとりの男は“やり直し”を手に入れます。
過去に縛られていたはずの人生は、静かに、あまりにも都合よく整えられていく。
それは偶然か、それとも――。
積み重なる「不運」の先で訪れる、穏やかな新生活。
けれどその安らぎのすぐ裏側には、誰かの視線と、消えない記録がひそんでいます。
救いと不穏が紙一重で並ぶ、冷たい余韻の残る一篇です。
【鈴蘭さん】
やわらかな風と光に包まれた春の街。
始まりの気配に満ちた季節の中で、ふと立ち止まり、過去の春へと心がほどけていきます。
もう戻れない時間と、もう会えない人たち。
それでも巡ってくる春は、静かに今を照らし出す。
懐かしさと小さな寂しさを抱えながら、前へ進もうとする気持ちをすくい上げる一篇。
季節の移ろいとともに、心にやさしく残る余韻が広がります。
【しゅうびさん】
締め切りの朝、静かなはずの部屋に響くのは――四人のヒロインたちの声。
恋愛小説を書くはずの作家は、いつの間にか彼女たちに囲まれ、導かれ、振り回されていきます。
甘酸っぱい物語を紡ぐはずの時間は、にぎやかな議論とツッコミに満ちたひとときへ。
それでも不思議と、言葉は前へ進んでいく。
創作と日常の境界がやわらかくほどけていく中で生まれる、新しい関係性。
少し可笑しくて、どこか温かい“共作”の物語です。
【ABC共創ラボ|語りとAIの未来設計所さん】
定年を迎えた夫と、変わらざるを得なくなった妻の日常。
長年守ってきた暮らしのリズムが静かに揺らぎ、ふたりの距離が少しずつ形を変えていきます。
ささやかな一言をきっかけに始まる、新しい関係。
生活の中の違和感と再出発を、穏やかに描いた一編です。
【水玉さん】
現実とAIの境界が、静かに溶けていく春の物語。
“自分に似た誰か”が、知らない誰かの隣で笑っている。
違和感と戸惑いのなかで始まる、もうひとつの関係。
触れ合うことのないふたりが、画面越しにだけ共有するささやかな幸福。
距離を保ったまま重なっていく日常が、不思議な余韻を残します。
やさしさと空虚さが同居する、現代的で静かな一編です。
【財布野紐ゆるみさん】
深い藍に沈んだ世界を、ただ上へと泳ぎ続けるふたり。記憶を失った葵と、どこか多くを語らないルーツ。交わされるのは言葉ではなく、波長と気配だけの静かな対話。
かつて「楽園」と呼ばれた海底都市の残響、種族を越えて結ばれた関係、そして戻れない場所の気配。暗闇の中に滲む微かな光は、希望であると同時に、不確かな未来の輪郭でもあります。
これは、失われた過去と、まだ見ぬ地上をあいだに揺れながら進む物語。静けさの奥に、確かなぬくもりと不安が共存する、深海の旅路です。
【カイロウドウケツさん】
軽トラックの荷台に積まれたのは、暮らしの道具と、まだ形にならないこれからの日々。
助手席には、小さなてんとう虫がひとつ、静かに同乗している。
ささやかな出発の風景に、どこかあたたかい兆しが宿る一編です。
【Ryuさん】
理想どおりに整えられたはずの「君」との新生活。
穏やかで満たされているはずの日々の中に、ふとした違和と、消しきれない記憶の影が差し込む。
変わってしまったものと、変えられてしまったもの。
それでもなお手元に残された“幸せ”を見つめ続ける、静かで不穏な同居の記録です。
【藍出紡さん】
三月の冷えた空気の中、知らない土地の「当たり前」に触れるひとりの男。
葬儀の受付で交わされるわずかな沈黙と、後から気づく小さな行き違いが、静かに胸に残る。
制度や作法の向こう側にある、人の戸惑いとささやかな思いやり。
見過ごしてしまいそうな一瞬を丁寧にすくい上げた、淡くあたたかな物語です。
【片桐みかんさん】
春の光に包まれた公園で、何気ない日常の一場面が静かに輝き出す。
家族の笑顔、友人との語らい、夢中で過ごすひととき——そのどれもが、やがて思い出へと変わっていく大切な時間。
新しい季節の入り口で、自分自身とともに歩いていく決意をそっと見つめる。
やさしいまなざしと前向きな気配に満ちた、新生活への静かなエールです。
【不思議の国のアリスさん】
新生活の入り口で立ち止まり、自分の内側と静かに向き合うひとりの時間。
万年筆の重みや、本を手に取る感触が、これまで歩んできた軌跡をそっと確かめてくれる。
過去の記憶と、まだ見えない未来のあいだで揺れながらも、本と言葉に導かれて一歩を踏み出す。
控えめで確かな前進を描いた、内省的であたたかな一編です。
【終わりに】
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皆さんの作品をじっくり読み込むための、週末の美味しいコーヒー代にさせていただきます☕️
