余白はズルくて、甘い。
満ち足りているは、真っ直ぐで、
味がわからない。
一度、水を飲みたい。
- ここにいます。 でも、 そこから先は入れません。 あなたを傷つけるためではなく、 私を守るために。 あなたの自尊心を否定しない。 でも、 その器に 自分を盛ることはしない。 シャーは、 攻撃ではなく境界線。 噛まないための、 最後の礼儀なのだと思う。 名前のない皿には、 口をつけない。
- 好意は、 仰ぎに似ている。 暑い日のハンディ扇風機みたいに、 冷やされているようで、 熱は逃げていない。 近づくことと、 差し出すことは違う。 ぬるい風に、 名前をつけるのは難しい。 春はあけぼの。 好意は、温度。 ぬるいものほど、 置いていく。
- 柔らかさは、 無防備さではない。 可動域は、 自暴自棄ではない。 好意は、 安売りではない。 近づけることと、 差し出すことは違う。
- なんで。 どうして。 そう思うほど、苦しくなる。 他人とは言えない。 けれど、身内だからといって 同じ場所にいるわけでもない。 同じように育ったなら、 同じ生活習慣病にかかるでしょ、 くらいの近さでも。 価値観の違い、 という言葉で楽になるのは、 たぶん、 家族単位よりも細かいから。

