2.6.4項 工程・工程管理
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小中高生に、エンジニアの魅力を伝えたい「エンジニアの教科書」 2.6.4項。
2.6.1項 改善のQC手法で取り上げた「管理図:上限・下限」について、少し詳しく取り上げます。(詳細を知りたい方は、QC検定のテキストを参照ください)。
ここでは、普段の生活で疑問 を持ったり、
高校授業などと関係すること を書こうと思います。
これをもって、エンジニア(志望・若手)の方々が、
もっとエンジニアの技術について興味を持ってもらえれば幸いです。
1.「ハズレを引いた気がする」体験
家電製品や車を買って、
・不具合ではない / 仕様も満たしている / 壊れてはいない
それにも関わらず、
「なんだか振動が大きいな」
「音が少し気になるな」
と感じた 経験はありませんか?
友人の同じ製品と比べたときや、
以前使っていた後継機を買ったときに、
こうした 違和感を覚える ことがあります。
メーカーとしては、
このような 当たり・外れ感 をできるだけ無くすために、
管理値 を決めて生産を行っています。

2. エンジニアによる工程の管理
生産するライン(モノづくりの現場)のことを、「工程」。
そこで行われる管理を、「工程管理」 と言います。
エンジニアが 「工程」 で気にするのは、
・作業者が作業しやすいか、作業時間は適切か、順番は適切か、など。
また 「工程管理」で気にする のは、
・ どこを測るか ( 図面 と比較するか)
・ どう数値化するか
・ どこまでをOKとするか / NGとして廃棄 するか
です。範囲を決め、そこから外れないように、日々見続けます。
「 何か起きたから、対応する 」 ことも確かにあります。
しかし、問題が起きそうな兆しを 工程の中で、早めに見つける。
これも重要な役割です。
3. 高校の勉強は、実際にとても役立つ
高校や大学で、確率・統計を学んだ方も多いと思います。
私も学生の頃、次のように感じたことが有りました。
- 「 確率・統計って、勉強して意味があるのかな?」
- 「どうやって実務に生かすんだ?」
同じように感じたり、思っている方もいると思います。
工程・工程管理の業務では、その当時に学んだ内容が役に立ちます。
ばらつきとは何か、平均値だけを見てはいけない理由、なぜ上限・下限が必要なのか。これらを、実務を通じて感じる ことができます。
疑問を持っている学生の方には、せひ 「工程・工程管理」 の関連書籍を読むことをお勧めします。いかに役立つか理解できるはずです。

4. 小中高生にも、表計算ソフトを
社会人になると、複雑な計算を 手計算しません。
表計算ソフト(Excelなど)を使い、大量の 掛け算・足し算・引き算・割り算 を一瞬で行います。計算間違いも、100%発生しません。
このため、日々同じような計算を行う管理値の計算 も、間違えることが無くなります。
このため、大事になるのは、
・データをどう並べ / ・どの列で計算をさせ /
どの値を見て判断(管理対象と)するか の
仕組みづくりをすることです。
暗記力よりも 「やりたい管理を、どう形にするか」
というアイデア力が試されます。
具体例を示せずに、申し訳ないですが。
後日、更新する際。小中高生にも、表計算ソフトを用いることのメリット を示せるようにしたいと考えています。

5. やる気Upポイント
✅ 学生時代の教科書は、残しておこう
簡単に書いてある 教科書(物理・化学・数学など) は、貴重。
✅ 教科書の数式を、Excelにしてみよう
グラフを併用すると、理解が深まると思います。
✅ 品質管理の話をしたいのではない。
小中高生の学習は、ムダではない!これが言いたいだけ。
6. 参考資料 / Webサイト
1. 図解入門ビジネス ExcelでつくるQC七つ道具を使いこなす本
第 7章 管理図
製造、事務、営業活動に活用できるQC七つ道具を、Excelで作るための手順を詳細に解説した入門書です。QC(Quality Control)七つ道具はパレート図、特性要因図、ヒストグラム、グラフ、チェックシート、散布図、管理図から成り立っており、事実を図表に表すことで仕事の実態を正確に掴み、現状や課題を視覚的に整理するための統計的手法です。
本書では、Excelの表計算やグラフ、関数といった基本的な機能を使って七つ道具を作るための操作手順を図解でやさしく解説しています。はじめてでも気楽に作れる、Excelユーザーのための簡単な統計的品質管理入門です。
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2026/01/12 Z 初版
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