30歳・製造業【転職活動をして分かった、失敗しない転職の進め方】
転職したい。
でも、
「今の会社を辞めて大丈夫かな?」
「自分の経験って他社で通用するのかな?」
「年収は下がらないかな?」
「そもそも、どうやって求人を選べばいいんだろう?」
僕自身、転職活動を始める前はこんなことを考えていました。
これまで製造業で長く働いてきたので、転職活動はほぼ初めて。
求人を探して、応募して、面接を受けて、条件を比較して……。
実際にやってみると、思っていた以上に考えることが多かったです。
そして、転職活動を終えて一番感じたのは、
「転職は、内定をもらうことがゴールじゃない」
ということ。
むしろ大事なのは、
「自分に合った会社を選ぶこと」でした。
この記事では、僕自身が実際に転職活動をして感じたことをもとに、
転職前にやっておいたこと
求人を見るときのポイント
自分の経験をどうアピールしたか
面接で意識したこと
年収交渉について
内定を複数もらったときの比較方法
転職先を決めるときに考えたこと
をまとめます。
これから転職活動を始める人の参考になれば嬉しいです。
1.まず「なぜ転職したいのか」を整理する
転職活動を始めるとき、最初にやったほうがいいと思うのが、
「なぜ転職したいのか」を言語化すること。
僕の場合、単純に「今の会社が嫌だから」ではありませんでした。
もちろん仕事に対する不満はありました。
でも、それだけを理由に転職すると、次の会社でも同じような不満を抱える可能性があります。
そこで、
「今の会社で何が不満なのか?」
「次の会社では何を変えたいのか?」
「逆に、今の会社で良かったことは何か?」
を整理しました。
例えば
年収
勤務形態
休日
通勤時間
仕事内容
人間関係
キャリア
将来性
などです。
ここで重要なのは、
「全部良くしたい」と思わないこと。
実際の転職では、すべての条件を満たす会社を見つけるのはかなり難しいです。
だからこそ、
「絶対に譲れない条件」
「できれば叶えたい条件」
「妥協できる条件」
この3つに分けておくと、求人を比較するときにかなり楽になります。
2.転職前に「自分が何をしてきたか」を棚卸しする
転職活動を始めると、
「自分には特別なスキルなんてない」
と思う人もいると思います。
僕も最初はそうでした。
製造業の現場で働いていると、
「機械を操作する」
「製品を作る」
「決められた仕事をする」
という感覚になりやすいからです。
でも、実際に職歴を振り返ってみると、意外といろいろな経験をしていました。
例えば
製造現場での実務経験
新人教育
作業、品質改善
安全活動
設備トラブルへの対応
生産性向上
コスト削減
チームをまとめる経験
リーダーとしての業務
など。
ここで大切なのは、
「何をやったか」だけではなく、「その結果どうなったか」まで整理すること。
例えば、
「新人教育を担当しました」
だけではなく、
「新人教育を担当し、独り立ちまでのサポートを行いました」
のように具体化する。
さらに、
「○人を教育した」
「教育期間を○日短縮した」
「作業ミスを○%削減した」
など、数字にできるものがあれば非常に強いです。
3.「作業者」ではなく「改善できる人」として伝える
製造業から転職する場合、僕が特に意識したのがここです。
同じ「製造現場で10年働いている人」でも、
Aさん
「10年間、製造ラインで作業していました」
と、
Bさん
「製造ラインで実務経験を積みながら、新人教育や改善活動、品質・安全面の課題解決にも取り組んできました」
では、企業側から見た印象がかなり違います。
もちろん、実際に経験していることを伝えることが前提です。
盛る必要はありません。
むしろ、
「自分は現場で何を考えて、どう行動してきたのか」
を伝えることが重要だと思います。
特に、
「問題を見つける」
↓
「原因を考える」
↓
「改善する」
↓
「結果を確認する」
という経験は、製造業ではかなりアピールしやすい部分です。
4.求人票の「年収○万円~○万円」だけを信じない
転職活動をしていて、かなり重要だと思ったのがこれ。
求人票に、
「年収500万円~700万円」
と書いてあったとしても、
「じゃあ自分は600万円くらいかな」
と考えるのは危険です。
年収は
基本給
賞与
残業代
深夜手当
交替勤務手当
その他手当
などによって大きく変わります。
特に製造業の場合、
「交替勤務+残業+深夜手当」
で年収が大きく変わる会社もあります。
逆に言えば、
「求人票では年収が高く見えたけど、実際には残業や交替勤務をかなりやらないと届かない」
というケースもあります。
なので、面接や内定後には、
「提示されている年収は、どのような条件で計算されていますか?」
と確認することをおすすめします。
可能であれば、
基本給
賞与
想定残業時間
残業代
手当
深夜勤務の有無
まで確認すると安心です。
5.「年収」ではなく「年収の中身」を比較する
僕自身、転職活動をしていて強く感じたのが、
「年収だけでは会社を比較できない」
ということでした。
例えば、
A社:年収600万円
B社:年収630万円
だったとしても、
A社は日勤のみ。
B社は交替勤務+残業20時間。
だったら、単純にB社のほうが良いとは言えません。
だから、内定をもらったら、
基本給、月給はいくらか?
賞与は何ヶ月分?手当は何がある?
残業、深夜勤務、交代勤務、はどれくらい?
将来的に何を目指せる?昇給は?
という感じで比較しました。
これをやるだけでも、
「こっちの会社のほうが年収高いから!」
という単純な判断を避けられます。
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6.面接では「何をしたか」より「どう考えたか」を意識する
面接では、実績を話すことももちろん大切です。
でも、僕はそれ以上に、
「なぜそうしたのか」
を話すことが重要だと感じました。
例えば、
「設備の改善をしました
だけではなく、
「設備の○○という問題によって停止時間が増えていたため、原因を分析して改善を行いました」
というように、
課題 → 原因 → 行動 → 結果
の順番で話す。
この形にすると、自分の経験をかなり説明しやすくなります。
7.転職理由は「会社の悪口」にしない
これはかなり重要。
転職理由を聞かれたとき、
「給料が低い」
「上司が嫌い」
「会社の制度が悪い」
「仕事がきつい」
など、本音ではそう思っていたとしても、そのまま伝えるのはおすすめしません。
僕なら、
「今の会社で感じている課題」
↓
「それを変えたい理由」
↓
「転職先で実現したいこと」
という流れにします。
例えば、
「これまで製造現場で経験を積んできたので、今後はこれまでの経験を活かしながら、より幅広い業務に携わり、将来的にはマネジメントや改善活動をさらに推進していきたい」
という形。
ポイントは、
「逃げるための転職」ではなく「次に進むための転職」
として説明することです。
8.年収交渉は「希望額」だけ伝えない
転職活動で悩む人が多いのが、年収交渉だと思います。
「年収○万円欲しいです」
だけだと、企業側も判断しにくい。
そこで、
現職の年収
これまでの経験
転職先で活かせるスキル
希望する役割
希望年収
をセットで伝えることを意識しました。
例えば、
「現在の年収が○万円で、これまで○○の経験を積んできました。御社でもこれまでの経験を活かして○○の部分で貢献できると考えているため、希望年収は○万円程度を考えています」
という伝え方。
もちろん、希望通りになるとは限りません。
でも、
「なぜその金額なのか」
を説明できるようにしておくことは大切だと思います。
9.内定が出ても、すぐに決めない
転職活動をしていると、
「内定が出た!」
という瞬間が一番嬉しいと思います。
でも、ここで焦らない。
内定が出た会社が、
本当に自分が行きたい会社なのか?
を改めて考えます。
僕自身、複数の選択肢を比較する中で、
「年収だけならこっち」
「仕事内容ならこっち」
「将来のキャリアならこっち」
というように、会社ごとに良い部分が違うことを実感しました。
だから、
「どの会社が一番良いか」ではなく、
「自分にとってどの会社が一番良いか」
で考える。
これが大切だと思います。
10.転職で「捨てる条件」を決める
転職活動では、
「年収を上げたい」
「残業を減らしたい」
「休日を増やしたい」
「通勤を短くしたい」
「仕事内容も良くしたい」
「人間関係も良い会社がいい」
……と、どんどん条件が増えていきます。
でも、全部を叶えるのは難しい。
だから僕は、
「絶対に譲れない条件」
を決めることが重要だと思います。
例えば、
1位:年収
2位:昇給・昇格
3位:仕事内容
4位:通勤時間
5位:勤務形態
のように順位をつける。
そうすると、最後に会社を比較するときに迷いにくくなります。
11.転職活動は「情報収集」がかなり重要
転職活動をしていると、
「どの転職サイトを使えばいい?」
「どの求人が良い?」
と悩むと思います。
僕は、最初から1つに絞らず、複数の求人媒体や転職サービスを使って情報を集めました。
理由は単純で、
同じ会社でも、掲載されている情報が違うことがあるから。
求人票だけでは分からないこともあります。
例えば、
実際の残業時間
配属部署
勤務形態
キャリア
年収の内訳
面接で聞かれること
など。
転職エージェントなどを利用できる場合は、こういった情報を聞いてみるのも一つの方法です。
ただし、
「紹介された求人=自分にとってベストな求人」ではありません。
最終的に判断するのは自分。
ここは忘れないようにしたいところです。
12.転職活動で一番大切だったこと
実際に転職活動を終えて感じたのは、
「転職活動は、自分を売り込む活動であると同時に、自分が会社を選ぶ活動でもある」
ということでした。
面接では、
「この会社に採用してもらえるかな?」
と考えてしまいます。
もちろん、それも大切。
でも同時に、
「自分はこの会社で働きたいのか?」
という視点も持っておく。
企業が自分を評価するように、
自分も企業を評価する。
この視点を持つだけで、転職活動の見え方がかなり変わります。
13.これから転職する人へ
もし今、
「転職したいけど、何から始めればいいか分からない」
と思っているなら、
いきなり会社を辞める必要はありません。
まずは、
① 転職理由を整理する
↓
② 自分の経験を棚卸しする
↓
③ 転職先に求める条件を決める
↓
④ 求人を見てみる
↓
⑤ 気になる会社を比較する
↓
⑥ 応募する
この順番で十分です。
そして、できれば、
「今の会社を辞めたい」ではなく、
「次の会社で何をしたいか」
まで考えてみてください。
転職活動を始めると、思った以上にいろいろな会社があります。
「自分の経験なんて大したことない」
と思っていた経験が、意外と評価されることもあります。
逆に、
「この会社なら絶対に良い!」
と思って応募した会社が、自分には合わないこともあります。
だからこそ、
焦らず、比較して、自分で決める。
これが転職活動では大切だと思います。
最後に
僕自身、転職活動を始める前は、
「30歳からの転職って大丈夫かな」
「今より条件が悪くなったらどうしよう」
という不安がありました。
でも、実際に動いてみると、
自分の経験を評価してくれる会社があり、
自分が知らなかった選択肢もたくさんありました。
そして最終的には、
「転職活動をしてみて良かった」
と思っています。
もちろん、転職がすべての人にとって正解だとは思いません。
今の会社に残ることも立派な選択肢です。
大切なのは、
「転職するかどうか」ではなく、
「自分が納得できる選択をすること」。
この記事が、これから転職を考えている人の少しでも参考になれば嬉しいです。
この記事を書いた人
30歳・製造業勤務。
製造現場で経験を積みながら、改善活動や新人教育、リーダー業務などを経験。
実際に転職活動を行い、複数企業の選考・条件比較・年収交渉などを経験し
最終的に希望通りの企業へ入社が決定。
このnoteでは、そんな実体験をもとに、
「転職活動で実際に役立ったこと」
をできるだけリアルに発信していきます。
もし
「これから転職活動を始めたい」
「求人の見方が分からない」
という方は、ぜひ他の記事も読んでみてください。
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