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「すき」や「いいね」よりも大事なSNS戦略SNSを頑張っているのに商品が売れない店が見落としていること


「すき」や「いいね」よりも大事なSNS戦略

SNSを頑張っているのに商品が売れない店が見落としていること

こんにちは、ぜっとです。

Instagramやnote、その他のSNSで発信をしていると、どうしても気になる数字があります。

「すき」

「いいね」

コメント。

保存。

フォロワー数。

投稿したあとに反応が増えると、やっぱりうれしいものです。

私自身も発信をしていますので、反応をいただけることは素直にありがたいですし、

「この内容は届いたんだな」

「こういうテーマに関心があるんだな」

と考える材料にもなります。

だから私は、

「いいねなんて意味がない」

とはまったく思っていません。

いいねも、すきも、大切な観測材料です。

ただ、店舗販促としてSNSを使う場合、ここで一つ気をつけた方がいいことがあります。

それは、

SNSそのものが目的になっていないか

ということです。



「いいねが増えた」で、販促を成功にしてしまわない

例えば、ある商品のInstagram投稿を出したとします。

写真もきれい。

文章もうまくできた。

いつもより「いいね」も多い。

スタッフからも、

「今回の投稿、反応いいですね」

と言われた。

そこで、

「今回のSNS販促は成功」

と考えたくなります。


ところが翌日、売場を見る。

商品が思ったほど動いていない。

お客様からの問い合わせも特にない。

POPの前で立ち止まる人も増えていない。

スタッフに聞いてみても、

「SNSを見て来ましたという方は、あまりいませんね」

となる。

これは珍しいことではないと思います。

SNSでは反応があった。

でも、売場では変化が起きていない。

ここに、

SNS運用と店舗販促の違い

があります。



SNSの役割は「SNSの中で完結すること」ではない

店舗にとってSNSは、

最終目的ではありません。

お客様に商品を知ってもらう。

気になってもらう。

覚えてもらう。

店を思い出してもらう。

来店してもらう。

売場で商品を見つけてもらう。

そして、

「これ、あの投稿で見た商品だ」

と記憶がつながる。

そこから購入につながる。

私は、店舗のSNSはこの流れの途中にあるものだと考えています。

つまり、

SNS → 来店 → 売場 → 購入

がつながって初めて、店舗販促として意味が出てきます。

SNSだけ切り取って、

「今月はいいねが○%増えました」

だけで終わってしまうと、本来の目的を見失ってしまうことがあります。



SNSでは「忙しい日の夕飯に」。売場では「本日の特売」

例えばInstagramで、

「忙しい日の夕飯におすすめです」

と商品を紹介したとします。

お客様はそれを見て、

「今度行ったら見てみようかな」

と思った。

数日後、そのお客様が来店しました。

ところが売場では、

「本日の特売!」

「198円!」

というPOPしか付いていない。

SNSでは、

生活を助けてくれる商品

として記憶していた。

売場では、

安い商品

として見える。

この瞬間、

お客様の頭の中で情報が切れてしまいます。

反対に、

Instagram。

LINE。

POP。

スタッフの一言。

それぞれから、

「忙しい日の夕飯をちょっと楽にする商品」

という同じ意味が伝わっていたらどうでしょう。

「あ、これだ」

とつながりやすくなります。

私は、この

SNSで作った認知を売場で回収する

という考え方がとても重要だと思っています。



SNS担当者だけが頑張っても、店舗販促は完成しない

これはSNS担当者が悪いという話ではありません。

むしろ逆です。

SNS担当者が一生懸命発信していても、

売場が知らない。

店長が知らない。

スタッフが知らない。

POPが違う。

在庫がない。

商品がどこにあるか分からない。

となっていれば、SNSだけではどうすることもできません。

SNSで期待を作ったのに、

店頭でその期待を受け止める準備ができていない。

店舗では、この問題が起きます。

だから、

SNS担当者の仕事

と、

売場づくり

を分断しないことが大切です。

投稿を出す前に、

この商品は売場のどこにあるのか。

POPはどうするのか。

スタッフは何と説明するのか。

在庫は十分なのか。

お客様が来た時に見つけられるのか。

ここまでつながっている方が、SNSの力を活かしやすくなります。



「いいねが少ないのに売れた投稿」もある

ここも面白いところです。

SNSをやっていると、

たくさん反応があった投稿

が良い投稿に見えます。

でも、店舗販促では必ずしもそうとは限りません。

例えば、

いいねはそれほど多くない。

でも、

「投稿を見て買いに来ました」

というお客様がいた。

商品への問い合わせが増えた。

LINEで質問が来た。

店頭で商品を探す人が増えた。

実際に販売数量が増えた。

こういう投稿もあります。

逆に、

いいねが非常に多かった。

写真もかなり見られた。

でも売れなかった。

ということもある。

だから私は、

SNSの反応

と、

店舗で起きたこと

をできるだけ分けずに見たいと思っています。



いいねは「途中の信号」として見る

では、

「いいねを見なくていいのか」

というと、そうではありません。

見るべきです。

いいね。

保存。

コメント。

フォロー。

閲覧。

こうした数字は、

お客様が何かに反応した

という重要な情報です。

ただし、

ゴールというより、

途中の信号

として見る。

私はその方が店舗販促では使いやすいと思っています。

例えば、

反応が多かった。

では、何に反応したのか。

商品なのか。

写真なのか。

価格なのか。

使い方なのか。

季節感なのか。

スタッフの言葉なのか。

そこを観る。

そして、

その反応を売場へどうつなげるのか

を考える。

ここまで来ると、SNSの数字が販促改善の材料になります。



AIでSNS投稿が簡単になったからこそ、もっと注意したい

生成AIを使えば、

Instagram投稿。

LINE配信。

キャッチコピー。

ハッシュタグ。

かなり短い時間で作れるようになりました。

私自身も店舗業務の中で使っています。

これは本当に便利です。

でも、AIで投稿を大量に作れるようになったからこそ、

SNSを更新すること自体が仕事になってしまう

危険もあると思っています。

今日はInstagramを出した。

明日はLINE。

次はGoogleマップ。

また次はショート動画。

毎日忙しく発信している。

でも、

何の商品を売りたいのか。

何として覚えてもらいたいのか。

売場ではどう受け止めるのか。

が曖昧。

これでは、

発信量は増えたけれど、販促力はそれほど上がっていない

ということもあり得ます。

AI時代ほど、

「何本投稿したか」

より、

「何をつなげたか」

を見る必要があると思っています。



本当に大切なのは「SNSと売場の一気通貫」

私は店舗販促を考える時、

SNSだけを単独で見ないようにしています。

Instagramで知る。

LINEで思い出す。

Googleマップで店を確認する。

来店する。

POPで商品を見つける。

スタッフの説明を聞く。

購入する。

使ってみる。

また来店する。

この流れの中にSNSがあります。

だから、

Instagramだけ良くする。

LINEだけ良くする。

POPだけ良くする。

という部分最適ではなく、

それぞれをどうつなげるか

が大切になります。

ここが、私が『AI時代の中小店舗販促大全』の中でかなり重視している部分です。



SNSで何を伝えるかより前に決めたいことがある

ここまで考えていくと、

「では、SNSで何を書けばいいんですか?」

という話になります。

でも私は、その前に考えることがあると思っています。

何の商品を動かすのか。

誰に届けるのか。

お客様は何に迷っているのか。

何として覚えてもらうのか。

なぜその商品を店としてすすめたいのか。

そして、

その意味を売場までどう残すのか。

この部分です。

ここが決まっていれば、

Instagram。

LINE。

POP。

Googleマップ。

スタッフの一言。

は、それぞれ別々の発信ではなくなります。

一つの商品を売るための、

一つの販促導線

になっていきます。



『AI時代の中小店舗販促大全』では「投稿の先」を扱っています

『AI時代の中小店舗販促大全』では、

単に、

「AIでSNS投稿を作る方法」

だけをまとめているわけではありません。

商品を観る。

お客様を観る。

販促する商品を選ぶ。

第一想起キーワードを考える。

そこから、

Googleマップ。

Instagram。

LINE。

POP。

note。

ホームページ。

店頭チラシ。

売場。

スタッフ。

へつないでいく。

そして、

売れたあとに何が起きたのかまで見る。

そこまでを一つの流れとして考えています。

具体的なプロンプトやシート、媒体をつなぐ実践手順については、この記事では細かく書きません。

SNSだけを頑張っているけれど、

「これ、本当に売上につながっているのかな」

と少し疑問を感じ始めた方に、

まず知ってほしいのはここです。

「いいねを増やすこと」と、

「店を繁盛させること」は、

同じではありません。



SNSの数字を見る時、もう一つだけ見てみる

次に投稿した時、

いいねの数を見る。

もちろん、それでいいと思います。

そのあとに、もう一つだけ。

売場も見てみてください。

投稿した商品を、

お客様は見ているでしょうか。

手に取っているでしょうか。

スタッフへ質問しているでしょうか。

実際に買っているでしょうか。

「あの投稿を見たよ」

という言葉は出ているでしょうか。

SNSの画面と、

実際の売場。

この二つを一緒に観る。

そこから、店舗のSNS戦略はかなり変わってくると思っています。

「すき」や「いいね」は大切です。

でも、

その反応を店頭まで運ぶ仕組み

は、もっと大切です。

SNSを目的にしない。

SNSを、売場とお客様をつなぐ入口にする。

私は、それがAI時代の中小店舗に必要なSNS活用ではないかと考えています。


『AI時代の中小店舗販促大全』はこちら

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