フリーランス転身で広がった視界|会社員を辞めたメリット・デメリット
会社を辞めて、しばらく経つ。
だが、いまだに夢に出てくることがある。
無駄に長いだけの会議、Teamsの圧、何度もトイレに籠り、帰りの電車で止まらない涙。
毎日、同じ電車に乗って、同じデスクに座って、同じ景色を見ていたあの頃、わたしは「ずっとこのままなのかな」と半ば絶望していた。
しかし、そんなわたしは、もう存在しない。
今日は、会社員を卒業してからしばらく経ったいま、わたしが見えている世界がちょっと広がった話。
謂わば、フリーランスに転身したわたしが考える「会社員を辞めたメリットとデメリット」について、書いてみようと思う。
📝会社員を辞めたメリット

1. スケジュールが自分基準
午前中の打ち合わせがない日は、目覚ましなしで起きるのが定番スタイル。
在宅勤務なので、朝はギリギリまで寝ていられる。
「今日も仕事だ」と憂い、気持ちを殺して会社に向かうこともない。
仕事がある朝も、お休みの日の朝も、ちゃんと"ご機嫌なわたし"を保っていられる。
2. 音・光・人間関係ストレスからの解放
まわりの話し声、オフィスの白色蛍光灯、丸一日不機嫌なおじさんたち——。
全部しんどかった。
だけどいまは自宅で、好きな照明・好きな音楽・好きな服装で仕事している。
わたしに最適化された空間、最強。
3. 自由度の向上
自分の「やりたい」にエネルギーを使えるようになったのが、本当に大きい。
やりたいことに取り組む時間の余白、やらなくてもいいことをやらないエネルギーの節約。
どちらも、わたしの生活には必要だった。
4. ご機嫌取りからの脱却
「○○さん、機嫌悪いと当たりが強いから気をつけて」って、なにそれ。
わたしは精神科医でもエスパーでもない。
自分の機嫌を取ることで精いっぱいなのに、なんで他人の機嫌まで気にしなきゃいけないの?
感情の地雷を避けながら働くのは、もう卒業です。
5. やりがい
会社は良くも悪くも、自分がいなくても回るようになっている。
「じゃあ、わたしがここに座ってる意味って、なんなんだろう?」
もちろん、そういう仕組みで会社は動いているし、「誰かがいなくても回る」のは、ある意味すごいことだと思う。
でもわたしにはそこにやりがいを感じられず、心にぽっかりと穴があいたようだった。
会社から独立したいま、やりがいを感じながら仕事に打ち込めている。
感謝の言葉をいただくたびに、心が満たされて、生きた心地がするのだ。
📝会社員を辞めたデメリット

1. 収入が不安定
フリーになると、毎月決まった額が振り込まれるというあの安心感はない。
「もしかしたら来月は仕事がないかもしれない」という不安と常に闘うことになる。
だからこそ、現実的な視点で支出・投資を見直すようになったけど、正直、お金の不安はゼロではない。
2. 孤独との付き合い
ひとりで働くって、すごく自由で、すごく孤独。
会社に行けば、必ず"誰か"がいる。
そんな誰かとの他愛のない会話をするだけの時間、実はとっても大事だったのかもしれない。
3. 自由の対価は責任
気軽に相談できる人、「OK?」と尋ねられる同僚がいない。
独力で判断する機会が、会社員と比べると多いと感じる。
自由の対価は、責任。それが重いときもある。
4. 時間とお金の管理
Todoリストも、カレンダー管理も、自分任せ。確定申告・経理もすべて自分。
油断すると、うっかりnoteを眺めて一日が終わり、やらなきゃいけない仕事や帳簿の記帳が滞ってしまうときもある。(反省)
でも、自分への甘やかしが続くと生計が立てられなくなるので、自分を律する強い気持ちが重要である。怠惰のわたしには厳しい。
5. 下がる社会的信用
たぶんわたしは賃貸物件を借りるときも大変だろうし、ローンが組めない状態だと思う。与信がないから。
いまはまだ実感することはないけど、「会社という看板の力って大きいんだな」と、痛感する日がきっと来るんだろうな。
📝さいごに

会社員を辞めてよかったか?と聞かれたら、答えは「YES」。
これは自信を持って言える。
わたしが見つけた、"やりたいこと"だから。
でも、決して楽な道ではない。
不安も苦悩も当然ある。
だけど、会社員時代と比べると世界が広がり、自分の人生が鮮やかで、豊かで、カラフルで。
会社員のときには真っ黒にしか見えなかった視界が、フリーランスに転身することで180度変わった。
自分を押し殺さない働き方って、こんなに心地いいんだなと感じられるのだ。
わたしにとっての「生きやすさ」って、結局のところ「わたしらしくいられるか」なんだと思う。
完璧じゃなくても、不安定でも、心が静かに満ちていればそれでいい。
