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#539 積極的に止まる価値

3月後半に第三子が生まれ、4月から育児休暇を取得しています。6月には職場復帰を予定しているので、5月に入って早くも折り返し地点を迎えてしまいました。

今回で育児休暇を取得するのは3回目になりますが、改めて今感じている3つのことを忘れないうちにまとめておきたいと思います。


仕事からまとまった期間離れることの尊さ

3人目の一ヶ月検診を終えた直後にも少し振り返っていたのですが、仕事から一定期間離れることの尊さを感じています。

育休に入る直前は、仕事の引き継ぎなどをギリギリまでやっており、休みに入ってからも最初の1週間くらいは、何となく仕事のことも気になっていました。
テレワーク環境やモバイル端末があるので、職場に行かなくても仕事のメールやチャットが見れてしまいます。そういう環境にいることもあり、スマホのバックグラウンドプロセスが電源を消費し続けているのと同じで、私の無意識下で「仕事脳」のプロセスが動いていました。

しかし、2週目に入り、ようやく完全に仕事脳プロセスが停止して、育休に入る前にやりたいと考えながら出来ていなかったことに取り掛かれるようになりました。
もちろん、上2人に朝ごはんを食べさせて保育園に送り、保育園の迎えに行ってご飯を作って食べさせてお風呂に入れて寝かせて・・・みたいなルーティンを繰り返しながら、生後1ヶ月の子どもに3時間おきにオムツを替えてミルク飲ませて・・は発生するのですが、「仕事脳プロセス」が完全停止していることが持つ意味が非常に大きいのです。

脳みその中で複数起動している「脳リソースアプリ」のうち、普段割と大部分を占めていた「仕事脳アプリ」がリリースされたことで、脳メモリの空き容量が明らかに増えました。スマホでもPCでも、複数アプリを同時に立ち上げていたら全体の動きが遅くなってしまうのと同じで、人間も脳メモリの空き容量が足りなくなると、全体の思考力が落ちてしまいます。

子育てや家事でやることはたくさんあるのだけれど、1週間かけて「仕事脳アプリ」を停止することができた。逆に言うと、1週間くらい休まないと「仕事脳アプリ」を完全に停止することはできません。停止させた後にようやく空いた脳メモリを使って他のことを考えることができるので、2週間程度、できれば1ヶ月程度の休みを、今後も年に1回くらいは作っていきたいと改めて感じています。

あと2年で40歳になるということで、人生に一度くらいはサバティカルタイムを取り入れてみても良いかも。今目の前にある「やるべきこと」に取り組むという、延長線だけの人生選択ではなく、一旦立ち止まって変化をつけるための時間を設計していこうという気持ちが大きくなっています。

2ヶ月育休はやはり短い

今は、仕事の繁忙期タイミングということもあり、控えめな2ヶ月育休という選択をしましたが、想定通り2ヶ月は本当にあっという間です。オーストラリアに住んでいる親戚が「父親の半年育休でも短すぎる」と言っていた話が印象的だったのですが、本当にその通りで、予めもう少し長めに計画しておけばよかった・・というのが正直な気持ちです。

私は、仕事が結構好きで、仕事が持っているコアの部分と、コアの周辺にある、仕事をしているからこそ知れる世界や人間関係みたいなのを丸ごと面白いと感じる人間なのですが、そんな自分が2ヶ月育休でも短いと感じているのは、自分でも結構驚いています。

その原因は2つあると自己分析しています。
1つ目は30代後半になり、仕事に対する価値観が変わりつつあることです。ある意味、現在の仕事から学べるものが少なくなったと感じているのかもしれませんし、現在のプロジェクトに参画してから2年が経っているので慣れてきたことによるものかもしれません。

2つ目は、仕事以外にも子育てや大学院での学び、読書、家族との時間など、自分の人生を構成する時間のカテゴリーが増えていて、仕事に割ける情熱の全体の中での割合が相対的に下がっていることです。仕事以外にも色々と考えることややりたいことがあって、それを子育てと両立しながらやるには2ヶ月では全然短い、という感覚があります。

親の子育てスキルも上がっている

かなりビビっていた3人育児ですが、今のところ何とかなっています。1人目が生まれた直後が一番大変で、今回の3人目が一番余裕があります。もちろん、子どもの性格によってだいぶ違ってくるとは思いますが、親の子育てスキルが向上している面もあるのかなと。

例えば、妻との育児・家事の分担も、3人目だと何となくお互いの得意技を理解して、チームとしての役割分担が自然とできてきます。
夜中のミルクについては、上2人の子どもと寝る部屋と、3人目に付き添って寝る部屋を分けていたのですが、生後1ヶ月くらいまでは妻と1日交代で夜中のミルク当番を担うことで、1日おきに夜通し寝れる日を作っていました。

また、ご飯作りも、生後1ヶ月までは私が全て担当していましたが、妻の体力も徐々に回復してきた1ヶ月以降は、1週間ごとに夕食作り担当を分担しています。
1日おきでの交代制だと食材の使い方・次の日への残し方が難しいですが、1週間単位であれば、買い物をするときにある程度何をいつ作るかを計画できます。
また、1週間は夕食何を作ろうか?ということに脳リソースを使わなくて良くなるので、そういった「見えない家事」を減らすこともできます。

もともと私が仕事をしていたときは、平日の夕食作りは主に妻が担当してくれていて、私は休日の夕食作り、という分担だったのですが、1週間交代制での夕食作りは、仕事に復帰してからも継続しても良いかも?と感じている家事習慣です。

こういう気付きも、普段の生活リズムを一旦止めてみたからこそ、得られたこと。

そんなわけで、普段の生活リズムに変化を付ける・改善ポイントを見つけるために、あえて積極的に止まる。止まったからこそ見えるものが必ずあるので、今後も積極的に自分の人生に「休み」を作っていきたいと思います!

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林 裕也  |  探究 × 生成AI もし面白いと感じていただけましたら、ぜひサポートをお願いします!いただいたサポートで僕も違う記事をサポートして勉強して、より面白いコンテンツを作ってまいります!

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