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中国人夫はなぜNIKEを推す?

中国人夫はなぜNIKEを推すのか

先日、サンダルを買いに行った。

私は最初から気になっているサンダルがあった。

Tevaだ。

茶色が入った2トーンのデザインで、横から見た感じが可愛い。

私は昔からスポーティーなデザインより、アウトドアっぽい雰囲気の方が好きだ。

だから店で見つけた時も、

「あ、これ可愛いな」

と思った。


ところが旦那の反応は違った。

「Teva?それ何のブランド?」

そして続けて、

「絶対NIKEの方がいい。」

と言う。

なぜそんなにNIKEを推すのか。

聞いてみると、

「有名だから。」

要約するとそんな感じだった。

確かにNIKEは誰でも知っている。

品質も悪くない。

でも私は思った。

いや、履くの私なんだけど。


実はこういうこと、今までにも何度かあった。

以前、旦那が私にシャネルの化粧品を買おうとしてくれたことがある。

知り合いの奥さんが使っていたらしい。

だから私も喜ぶと思ったそうだ。

もちろん気持ちは嬉しい。

でも私はそこまでテンションが上がらなかった。

高級ブランドだから嬉しい、ではなく、

自分が好きな香りかどうかの方が大事だったからだ。


今回のサンダルも少し似ている気がした。

旦那の中では、

有名ブランド=安心

有名ブランド=間違いない

という感覚が強い。

だからNIKE。



一方の私は、

ブランド名よりも、

「なんか好き」

を大事にしたい。

結局その日、私はNIKEのサンダルを買った。

色はベージュ系。

合わせやすいし、悪くない。

実際に履いてみても悪くない。

本当に悪くない。

でも翌日、幼稚園のお迎えで履いていた時にふと思った。

「あー、やっぱりTeva可愛かったな。」

特に横から見た時の茶色の2トーン。

あれが好きだった。


面白いのは、旦那にそう言われなければ、私はTevaを選んでいた気がすることだ。

そしてもっと面白いのは、

旦那に「変だ」と言われても試着したことだった。

昔の私なら、

その時点でNIKEにしていたと思う。



だから今回気づいた。

サンダルの話に見えて、

実は価値観の話だったのかもしれない。

有名だから選ぶのか。

自分が好きだから選ぶのか。

中国人夫と買い物に行くと、

時々こういうことが起きる。

そして私はたぶん来年も同じことで悩んでいる気がする。

でもその時は、

もう少しだけ自分の「好き」を信じてみたいと思う。


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