【JR/国鉄】2026年03月 国鉄(有馬鉄道) 有馬線 有馬駅跡でホテル建設開始
神戸電鉄有馬温泉駅より徒歩約10分。
久し振りに国鉄有馬線(有馬鉄道)有馬駅跡に行ってきました。
本サイトでは2025年7月記載の記事にて、「国鉄有馬駅跡にリーガロイヤルホテルズ系のホテルが建設されるのではないか」と指摘させて頂きました。⇩
当時は、株式会社ロイヤルホテルから発表された情報があまりにも少なく、ホテル建設場所の特定はあくまで私の推測でしたが…
今回、私の推測が正しいか確かめるべく、国鉄有馬駅跡を再訪しました。

神戸電鉄有馬温泉駅から北(三田方面)へ徒歩約10分。
乙倉橋にやってきました。

乙倉橋を渡った先に国鉄有馬駅がありました。

橋の欄干には、当時の国鉄有馬駅の様子が描かれてました。

有馬線は有馬鉄道が建設した路線で、1915年4月16日に有馬~三田間が開業しました。
開業と同時に鉄道院に借り上げられ、1919年3月31日には正式に買収され、国鉄有馬線として運行されました。
残念ながら1943年6月30日に戦時中の不要不急線として営業が休止され、その後復活することなく現在に至っています。

有馬線は非電化単線。
これは橋の欄干に飾られていた開通記念式典の様子です。

国鉄有馬駅は、神戸電鉄が1928年に開業するまで有馬温泉の玄関口として栄えたようです。

こちらは2024年8月に訪れた際の様子。
橋の両側には民家が建っていましたが…

こちらが今回の様子。
右側(南側)の民家は完全に撤去されていました。
左側(北側)の民家も一番手前の建物が撤去されていました。


道路の南側、民家があったところは完全に更地になっています。

道路から南側(有馬温泉方面)を望む。
重機が稼働中でした。

温泉街方面に続く小道があったのですが、完全に封鎖されていました。
小道の両側にあったフェンスを、重機がどんどん撤去していきます。
草が生い茂っていた空き地もどんどん整地されていってます。

電柱の横には、まだ木柱が立っていました。
この木柱が、有馬駅の遺構で唯一現存しているモノだと思われます。

木柱の左側に広がる空き地に、駅舎・ホーム・留置線がありました。

乙倉橋を背にして、道路から東側を望む。
左方向(北側)が三田方面、右方向(南側)が神鉄有馬温泉駅方向になります。
真正面に駅舎が建ち、山際に留置線が敷設されていたことになります。

駅舎があったであろう場所から三田方面(北側)を望む。
以前は草で覆われた空き地でしたが、今は草が刈られています。

さらに三田方面に歩いてみます。

空き地の一番端までやってきました。
以前はこの辺に空き家が一軒あったのですが、見事に解体されていました。

振り返って、南側(神鉄有馬温泉駅方面)を望む。
更地の部分が国鉄有馬駅の敷地になりますが、ここに新しくホテルが建つようです。

道路脇には「建築計画のお知らせ」が掲示されてました。
ホテルは地上8階建て。
2026年7月1日に着工して2027年11月1日に完了予定となっています。

こちらは「開発事業計画のお知らせ」。
こっちは2026年3月26日着工で、2026年6月6日完了となっています。
要するに、今年3月に工事を着工し、6月までに整地が完了。
7月からは建物の建築が始まり、来年11月に完成ということでしょうか?
なお、現地に掲げられていたのは、この「建築計画のお知らせ」と「開発事業計画のお知らせ」のみ。
この中には “リーガロイヤルホテルズ” に関係しそうなホテル名も、運営会社となるであろう “株式会社ロイヤルホテル” の記載もありません。
“株式会社ロイヤルホテル” さんの新ホテル予定地はここではないのか?
…ということで、
ここで再度、ロイヤルホテルさんのサイトをチェック。
2025年11月14日付で、有馬に開業するホテルの概要が発表されていました。
ホテル名:ノワ・バイ・リーガ 神戸有馬
住所:兵庫県神戸市北区有馬町 (有馬川沿い)
建物概要:2027年11月頃竣工予定 地上8階建て
客室数:93室(予定)
開業予定:2028年2月末頃(予定)
アクセス:神戸電鉄「有馬温泉」駅より徒歩約10分
建築主:リバー産業株式会社
現地で掲示されていた「お知らせ」との共通点を探してみると…
・有馬川沿い
・2027年11月頃竣工予定
・地上8階建て
・客室数93室(予定)
・建築主がリバー産業株式会社
建築主や建物概要(階数・客室数)など、多くの点が一致します。
私が過去記事で推測した通り、国鉄有馬駅跡がロイヤルホテルさんの新ホテル建設予定地だと考えても差し支えないでしょう。

こちらは現地で掲げられていた土地利用計画図。

現地の様子と見比べてみると、遺構の木柱は建物には被らないものの、敷地内の道路予定地には被っていそう。

整地がすすむ空き地に1本だけ立つ木柱。
唯一の遺構なので、是非とも残してもらいたいものですが、高級ホテルに木柱は似合わないですよね…
できれば敷地内の片隅に移設してでも保存してほしいというのが鉄道ファンとしての本音ですが、やはり撤去されそうです。

着々と整地が進んでいるので、もはや木柱の撤去は時間の問題。
写真は3/27時点の様子ですが、記事掲載時点では撤去されている可能性もあります。

乙倉橋に戻って、ホテル建設予定地を望む。

神鉄有馬温泉駅方面に有馬川を少しさかのぼった地点から、ホテル建設予定地を望む。
重機2台で、フェンスが次々撤去されていきます。

木柱の横から神鉄有馬温泉駅方面に続いていた小道は、このように封鎖されています。
着々と進む国鉄有馬線有馬駅跡でのホテル建設工事。
さらに工事が進むと現場に近づきにくくなる可能性もあるため、現地の記録を取りたい方はお早めに。
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