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2年かけて見つけた住まいを半年で手放した話

🏝️与論島での住まい探し

与論島に初めて訪れたのは2年半前、美しい海に感動し、その1年後には「この島で暮らしたい」と強く思うようになり、本格的に住まいを探し始めました。その期間、何度も島に訪れ、シェアハウスに住みながら住まい探しが始まりました。

与論空港前

👇与論島にはじめて来た時とシェアハウスを借りて住み始めた時の話

シェアハウスの生活も非常に楽しかったですが、キッチンを使えるタイミングやシェアハウス内でのルールやトラブルに遭遇し、一人で住める場所を探しはじめます。

🏝️2年かけて見つけた住まいを半年で手放した理由

2年かけてやっと見つけた住まいでしたが、様々な事情(父の危篤、透析治療開始)が重なり、先日手放すこととなりました。初めてこの島を訪れてから、結果的に6回この島を訪れたことになります。

当時はまだ車も運転できなかったため、自転車🚲で島を走り回りながら一人で住まいを探しました。その過程で多くの人たちと出会うこともできました。

👇島暮らしするために20年ぶりにペーパドライバーを卒業した話。ペーパードライバー卒業は父の通院の際に非常に役立ちました!

🤯島暮らしは東京より高い

島で暮らそうと思った理由は、自然が豊かでおいしい野菜が食べられるからだけでなく、当時経済的不安があり、「島ならば少しは生活費が安くなるのでは」という安易な考えもありました。しかし実際には、島の生活費は都内よりも高いことが多いです。都市ガスではなくプロパンガスのため、基本料金が非常に高く、生活用品の価格は船や飛行機の燃料費が上乗せされるため、都内よりも高いです。島内の野菜は非常に安いですが、それ以外の食料品は高額です。さらに、通販などで物を買うときも離島のため送料がかかります。大型の商品は、離島だからという理由で輸送を断られるケースも数多くあります。粗大ごみを捨てるにもキログラム単位で費用が必要です。このように、島の生活コストは想像以上に高くなります。

👇シェアハウスは光熱費込みの値段でした。自分で光熱費を支払うことで費用の高さに驚きました。

🚕タクシー会社消滅?!

そして、自分と同じように「安く住みたい」と考えて島に来る人もいますが、実情は決して安くありません。移動手段も車やバイクが主になり、ガソリン代も非常に高いです。また車を購入したり借りたりする費用も高く、タクシー会社も1社しかないため、タクシーを手配するにも手間がかかります。タクシー会社も全盛期は3社ほどあったようですが、現在は1社のみ。しかも従業員は年金受給の高齢者のみ。新規採用も10年以上なく、このタクシー会社も対策しなければいずれは無くなるでしょう。

👇島に人が集まらないのは給与の面も大きく関係しています。安すぎる給与も物価高に伴い改善する必要があります。

🍶アルコール依存患者が島に多い理由

さらに、教育や医療のレベル、考え方も都市部とは異なり、島でできる範囲にとどまります。最新設備や多様な人々は集まりにくいです。また娯楽が限られるため、アルコールやタバコ、パチンコなどギャンブルに依存する人も多く見られます。
島で生まれ育った若い人たちの中には、アルコール依存の親が嫌で、早く島を出ていく人も多くいます。

🏝️移住希望者の課題とは?

一方、自然豊かな島に魅力を感じて移住を検討する人もいますが、最大の課題は住まい探しです。なぜなら、島内にある唯一の不動産が不動産として全く機能していないからです。私の場合、大家さんに何度も直接交渉しOKをもらってから、さらに半年以上かかってやっと契約できました。都内であれば不動産会社を通じて審査が通れば1週間以内に入居できることがほとんどですが、島では大家さんの感情や相性も大きく影響します。

🦗虫問題

また、自然が豊富な分、虫やヤモリ、シロアリなども多く、虫に慣れていない人は驚くかもしれません。部屋のメンテナンスや雑草の処理も必要です。島では近所付き合いもとても重要なので、その点の理解も必要です。

✈️島と都心への交通費はいくら?

実際には、住まいを借りたものの滞在できたのは数回程度でした。飛行機の直行便(東京🔄与論島)を使うと往復で最低でも7万以上かかります。飛行機と船を乗り継げば安く済みますが、沖縄(那覇)で早朝の船に乗るための宿泊が必須。宿泊費を含めると直行便とさほど値段が変わりません。また到着まで1日以上かかります。飛行機の場合、最短で4〜5時間ほどで到着します。

🏝️島暮らしのデメリット

さらに、東京のように多くの人と出会う機会は非常に少なくなります。多くの人と出会うことで人生を変えるきっかけになることも多いですが、島にとどまってしまうとそのような機会は減ってしまいます。

🏝️島暮らしに憧れている人へ伝えたいこと

憧れだった島暮らし。素敵な大家さんにもめぐり会え、短い期間でしたが、とても楽しい体験となりました。しかし、これから島暮らしを考えている方には、この記事を読んでぜひよく検討していただきたいです。実際に行って住んでみないと分からないことがたくさんあります。

島では東京のように物事が目まぐるしく変化することはありません。変化は非常にゆっくりで、そのスピードはとても穏やかです。医療レベルも高くはなく、社会の変化も緩やかです。

競争がなく、穏やかに過ごせるのは魅力的ですが、東京のように自己成長の刺激や多くの出会いは得にくいかもしれません。ぜひ島暮らしのリアルな一面と、東京の多様な魅力をよく考えて、どうすべきかを判断してみてください。

🏝️与論島にできた近代的な施設とは?

与論島の百合が浜近くに、今年の7月に2年かけて新しい施設(Muuru)もできてきました。

中2階の雨宿りできる休憩スペース
手前にある椅子に座って百合が浜を一望できます!
屋上の百合が浜を望める絶景スポット!!

バブル時代(1980年代)にはとても活気づいた与論島。海も日本一美しいといわれ、一生に一度は訪れる価値があります。沖縄に一番近い、鹿児島最南端の島。父も元気だったら行きたいと生前に話していました。健康な体があるうちに是非一度訪れてみてください。

Muuru内にある1階のカフェ
開放的な空間でゆったりできます!
与論産のソデイカを使ったマッサマン風カレー
ドリンクはドラゴンフルーツラッシー!!
与論島のキビザラで甘味をプラスしてます!

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