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このまま一人でいるつもりだった私が、とんでもない人に捕まった話【出会い編】

「俺の住んでる街に引っ越してきて一緒に暮らそうよ!結婚したいかも…」

「まって。どこの誰かもよくわかんないやつに一緒に暮らそう?っていわれて自分の好きな街や好きな人たち全て捨てて知り合いがいない地方にいくわけなくない?」

なんの漫画のシチュエーションだよ。なんて思う人も多いと思うが、私が1番知りたい。

みなさんお久しぶりです。この記事を書いたわずか2週間後、こんなことが現実で起きてしまったから私が1番びっくりしている。
本当に私の人生ってこれだからおもしろい。そして、このとき以降、彼は毎日連絡してきて、一向に諦める様子がない。
それどころか現在、私はこの時の彼と遠距離で一緒に働いている。今年の1月とは価値観も考え方も変わりすぎて、正直自分が一番驚いている。

本当ならこんなことネットに晒すことじゃないだろなんて思われそうだし私も思っていた。
でも、周りから、「はじめから遠距離スタートなの確定で、結婚願望ないって言われたら、普通諦めるでしょ。でも、結局、関係が続いてる。これって周りに勇気を与えるよね」って言われて「確かに…!」となったのがきっかけで記事化を決意した。
回避型の私の心情と心の変化。彼の実際のアクションをまとめたら誰かの役に立てるのかもって。

実際にこんな出会い方してる人たちもいるんだよ程度で楽しんでくれたら嬉しいです。

仕事の場で出会った、意識高めの人

彼は一個下で同じフリーランス。とはいえ、駆け出しの私とは違ってもう数年間1人で働いているフリーランスの先輩という感じだった。出会いは仕事の場で、第一印象は特になく顔見知り程度の人。たまにZOOMで見かける違う部署の意識高めの人だなーくらいの印象だった。

そんな私達が初めて直接会ったのは共通のクライアントの会食の場。一次会が終わって二次会、もう帰ろうかな…というタイミングでお世話になってるクライアントから、「3次会に行かないか」と声をかけられた。
どうやらクライアント自身は、新婚ということもあり行かないようだったので、「知り合いもいなさそうなので私も帰ろうかな…」と帰る準備をし始めていた。

そのとき、クライアントが声をかけにいったのが彼だった。

「三次会行かないんですか」
「帰ろうと思ってて」
「りりさんが行く人いないからっていってるんですけど、一緒に行ったらどうですか?」
「どうしよ。じゃあいいですよ」
「え、私三次会行くんですか笑」

そこで挨拶したのが始まりだった。ZOOMでみた通り、意識高い系営業マンという感じで、私が今まで出会ってこなかったタイプ。

笑顔で人当たりはよさそうだけど、私にはなぜか作り笑いに見えてしまって、なんだか絶対的な壁があって「社交辞令?」楽しそうにしてるけど嘘くさい、というか常に周りに人はいるけど寂しそうな人で、人間関係は、狭く深く派の私からしたら理解できないよくわからない人だなという印象だった。

いつか住みたいと思っていた街の人


都内の人だと思っていたのだが、彼は都内の人ではなくてまた違う地方の人。そして私がいつか住みたいと思っていた都道府県の人だった。

「そうだったんですね!私、いつかその街住んでみたいくらい好きで…なんていうか人も食べ物も環境も私に合う気がしてるんですよね…」

「そうなんですか!なんか嬉しいです。」

そんな他愛もない会話をして三次会まで行く道中も彼はずっと私に仕事に関する質問を投げかけてきて、仕事が好きな人なんだろうな〜という印象だった。

なぜか2人きりのカウンター席で

その後、三次会中も彼はずっと私の隣にいて私たちはずっと話をしていた。会話の内容はそんなに大したことなかったんだけど、不思議と時間があっという間に過ぎていく感覚があった。

そして、私たちの関係が動いたのはそのあとだった。三次会の後、締めに軽くご飯を食べに行こう!という流れになったが開いている席が少なく、なぜか私たちだけカウンター席に通された。深夜ということもありカウンター席は2人きり。お互いお酒も抜けてきたタイミングで、彼の方から恋愛についての話や質問をされた。

初対面なのにお互い全部話してしまった夜

「私、恋愛嫌いなんですよね、苦手で。」

なぜか初対面の彼に私が人と一緒にいると逃げたくなることや、でも自分から追うこともあること、両思いにならなければずっと好きが継続すること、自分が回避型なことも全部話した。

彼は、なぜか話を聞いて「なにも悪くないし、全然いいと思う。むしろ変な男にしか出会ってなかったのかも。」「それすらも受け止めてくれる人がいると思うんだけどな」「幸せになってほしいな」とか私の意見を全肯定してきた。

なんでこの人は初対面の拗らせまくりの私に対してそんなに優しいんだろう。とひたすら疑問だった。

そんな彼も彼で、元カノに浮気されたり信じてた人に裏切られたりとなかなか恋愛に前向きになれないながらも、周りが結婚しはじめたのもあり結婚もありかも、と思うようになったと話してくれた。

お互い深い話をしていたら、周りの人はみんな帰っていて気づいたら外が明るくなっていた。
初対面でここまで話が続く?と思うくらい時間の経過があっという間で、思い返せばこの時から私たちの波長はあっていたのだと思う。

突然のプロポーズという名の爆弾投下

そんな帰り際に彼が「LINE登録しちゃおー」とグループLINEから私を登録した。

「これから、LINEでやり取りしたいんだけど連絡しても良いですか」
「LINE苦手だから返信頻度バラバラですがそれでもよければ…」
「あと、僕も、りりさんの住んでる街が好きで定期的にいってるんですけど、今度会いに行ってもいいですか。仕事とかじゃなくて普通に会いたいです。興味があるんです。」
「タイミングあえばね」
「やった!!」

そして、ここからが本番だった。

「あと、そんなに僕の街が好きだったら僕と一緒に暮らしませんか…?結構本気で結婚したいです」
「え、ちょっとまってごめん。私、さっきも話したと思うけど結婚願望ないんだよね」
「え!!!もう30なるのに!?」
「失礼だし、もうそういう時代じゃないの。てかまず、初対面のどこのどいつかもわからないやつに急に一緒に住もう!なんていわれて住むわけないし好きなもの全部犠牲にして「いいよ!」なんていうわけなくない?」
「え、そうだけど変わるかもしれないし、僕が今日で本気で興味持っちゃったので、諦められないので連絡しますし結構すぐに会いたいです。」

こうして私たちはお互いの住む街へ帰った。

毎日連絡してくる彼と、逃げ道のない私

それからというものの、彼は本気で毎日連絡してきた。仕事の話やいましてること、私に対する質問など定期的に送られて来るのだが、彼も自分の事業があるため連絡頻度は少なめ。
1日2、3回のラリーだった。むしろそれが私的にはストレスがない頻度だったのかもしれない。

私は自他共に認める回避型人間なのだけど、ほぼ初対面でプロポーズしてきた彼は、私の回避行動をすべて笑って受け止めてそれでも向き合おうとしてくる。
だからこそ逃げ道がまったくなくて、全部優しさで受け止めてくれる。
連絡しなくなったら「仲良くなれたと思ったのに急に壁作るんだから!」とかいって面白がってくるし、それでもいいといってくる。

「毎日、LINEで意味のない会話をするのがしんどい」という話をしたら、「じゃあ電話ならいいんだよね?」といって2週間がたったころから私たちの連絡手段はLINEよりも電話になった。もちろん、100%相手からの電話なのだけど。

今までの恋愛なら自分から好きになることが多かったから相手の気持ちを読みすぎて、自分の感情が言えないことがあったがそういう意味でも、なんにも意識していなかったから、なんでも言いやすかったというのはあると思う。

そんなこんなで初対面のときから1ヶ月が経とうとしていた…
「俺はあいにいくつもりで仕事頑張ってたんだけど、会えるよね?」
「本気で会うの?仕事忙しそうだし無理しなくていいよ」
「絶対楽しませるし、会うことでお互い得るものがあると思うから、時間ください。」
「でも、うちらの距離って車で7時間……」

この時の心境は正直不安で、会いたいより怖いが正直なところ。
とはいえ、結果初デートをすることになったのですが、それはまた後日。

これが運命ってやつだったのかもしれない

「でも、俺の地元好きなんだよね。それならこっちきて一緒に住もうよ」「確かにあなたの住んでる街は好き。だからといって一緒に暮らすは謎すぎるし、ごめんけど私結婚願望ないから」
「え、結婚願望ないの…!?でもそれだって変わるかもだから…」

冷静に考えて、初対面でプロポーズなんて漫画の世界の話だと思っていた。でも現実に起きてしまった以上、これが私の人生なんだと受け入れるしかない。

そして何より驚いているのは、自分も「この人となら長期的に関係が続くかも…」なんて思って少しずつ心を開いていることに気付いてしまっていること。

本当は、もっと早くに関係性が終了してネタとして話そうと思っていたのだが、おもったより関係が続いているというかすでに未来の話をする関係まで進展しているので今回簡単に出会い編をまとめてみた。
最近では、回避型の私が、逃げ道を塞がれて、でもそれを嫌だと思わない。むしろ安心している自分がいる。

あくまでも診断ではなく個人の実体験なのですが、これが回避型で悩んでいる人や回避型のパートナーを持っている人の役に立てればな。

次回 そんな私たちの初デート編。興味あったらみてみてください。


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