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【街ぶら探検隊】下板橋、大山を歩く 2026年7月

※記事の最後に記事解説ポッドキャストと解説全文あり。

はじめにお断りしておくが、これは下板橋、大山という街のガイドブックではない。自称「街ぶら探検隊」の筆者が、2026年7月に、1人で気ままに朝の下板橋から大山を歩いて、気になったお店や景色を切り抜いた記録である。
ノンフィクションのドキュメンタリーみたいなものだ。あの時、下板橋、大山はこんな街だったということを、後から振り返れるよう、記録して公開することが目的だ。

その日は月曜日だが、海洋国家日本の祝日「海の日」だった。祝日は銀行も郵便局も区役所もお休みである。しっかり休んで英気を養ってもらいたい。
天気予報は日中の体感温度が38度を予測している。平均体温36.5度の筆者には熱中症のリスクが大きすぎる。命を賭けて街ぶらする勇気は私にはない。
こういう日の対策をAI(Gemini)に相談した結果を記事にしたので、参考にして欲しい。
【ライフハック】AI相談(Gemini)体感温度38度予報とシニアライフ|大庭 幸生

1.タカセ 厚切りトーストセット
板橋駅行きの路線バスが下板橋通りに入ったので、板橋一丁目バス停で下車した。下板橋通りを進んで右手にあるタカセ洋菓子店のベーカリー&カフェに入店した。

下板橋通りを走る路線バス
世界のタカセ洋菓子店板橋店全景
ベーカリー&カフェ入口

タカセは9時からの営業で、地元で大人気のモーニングセットが提供されている。この日はモーニングメニューの厚切りトーストセットが、つぶらな瞳で筆者を見つめてきた。

タカセ モーニング メニュー

ホールスタッフのお姉さんに向かって筆者は次の呪文を唱えた。
「厚切りトーストセットでポテトサラダ。飲み物アイスコーヒー」

タカセ 厚切りトーストセット

タカセの厚切りトーストの美味しさの秘密は、自社製無添加食パン「輝き」を使用していることだ。当日朝、焼き上がった食パンを、スライスしてトーストして提供している。カリっとしたパンの耳、ふわふわ中味にバターとジャムを塗って、口に運ぶ。至福の時間に心も体も満たされる。

トーストにバターとイチゴジャムを塗る

付け合わせのレタスとトマトのフレッシュサラダにはマヨネーズを少し付ける。ポテトサラダと一緒にいただいた。

タカセ アイスコーヒー

アイスコーヒーを飲みながら、筆者はスマホを手にして、ニュースをチェック。ワールドカップサッカーはスペインが制した。海の日だから海鮮料理が食べたいと思い、お一人様のランチでパエリアが食べられる店をリサーチした。回転寿司でもよいことに気がつき、会計を済ませて退店した。タカセは現金払いの店なので、得意のキャッシュレス決済は出番がない。

2.文珠大山店 冷やしたぬきそば
タカセから下板橋通りを進み、東武東上線下板橋駅から下り普通電車で隣駅の大山駅へ向かう。スマホのVISAタッチレス決済で乗車した。

下板橋通り 正面が東武東上線下板橋駅
大山駅で下車
大山駅改札口に向かう

この日の筆者は、15分ごとに冷房の効いた場所で休む、熱中症予防15分ルールを守りながらの、街ぶらだ。
大山駅を出てすぐの、そば・うどんの店文珠に入店した。冷房が良く効いていて涼しい。ここで筆者は究極の冷やしたぬきそばと出会った。

文珠大山店
文珠 冷やしたぬきそば

極細のそばが、平らで円形の容器に美しく盛り付けられ、たっぷりの揚げ玉が乗っている。
箸で極細そばを掴んで持ち上げると、揚げ玉が、そばに絡みついて、口に運ぶと、そばと揚げ玉のコラボが口いっぱいに広がる。美味い。
まるでスパゲティボロネーゼのような食感が楽しめるたぬきそばだ。
50代、60代の会社員時代に海浜幕張駅のショッピングモール・ペリエ海浜幕張の「そばいち」で毎日のように食した「たぬきそば」がこういう食感で、追加揚げ玉の無料サービスがうれしかったのを思い出した。

3.エクセルシオール大山店 ミルチェ
夏場はアイスコーヒーだけでなく、フローズンドリンクにも涼を求める。
大山駅近くのハッピーロード大山商店街のアーケードの入口に位置する、エクセルシオールカフェに入店してミルチェを頼んだ。

エクセルシオールカフェ大山店
エクセルシオール ミルチェ

ちなみにミルチェは街ぶら探検隊の大岡山回にも登場した。

筆者の個人的感想では、ミルチェは、アイスコーヒーよりも冷たくて、お腹には軽い。この後のランチに向けて、お腹と心を整える。準備完了だ。

4.回転寿司うおべい(魚米)
東武東上線の大山踏切を渡り、アーケードの無い遊座大山商店街に、日傘をさして進んだ。

東武東上線 大山踏切 渡ると遊座大山

途中の角を右に曲がって、うおべいを目指して進む。うおべいは、魚に米が店名の、地元で大人気の回転寿司屋だ。

うおべい大山店
うおべい大山店正面

回転寿司うおべいは、海の日の選択としては正しいが、祝日のランチタイムで、先客が9人待っていた。入店したら受付機で受付票を発行する。しかし、回転が良く、10分後に受付番号を呼ばれて、案内機で座席票を発行すると席に通された。

うおべい大山店31番席

まずはまぐろ、ネギトロ軍艦、鉄火巻ダブルを、注文用タブレットで注文する。まぐろから始めるのは筆者の得意パターンだ。
上段レーンを寿司皿を載せた新幹線型の容器が高速で走ってくるので、受け取ったら、タブレットに表示されているボタンをタッチする。

うおべい 鉄火巻とネギトロ軍艦
うおべい 大切りまぐろ

ネギトロ、まぐろ、鉄火巻の順で口に運ぶ。海で元気に泳ぐまぐろの姿が頭に浮かんだ。尊い生命に感謝する。
続いて穴子、うなぎ、たまごにぎりダブルを注文する。今度は中段レーンを新幹線が走ってきて届けてくれた。タブレットに表示されたボタンを押してから食べ始める。

奥が穴子とうなぎ 手前がたまご

タブレットで会計ボタンを押して金額を確認後、座席票を持ってレジへ向かう。セルフレジでPayPay払いで会計を済ませて退店した。祝日のランチタイムは無事終了した。

5.ドトールコーヒー アイスコーヒー
炎天下で体感温度が38度。うおべいを出て、遊座大山商店街を板橋区役所方向に進む。15分ルールを適用してドトールコーヒー大山店に入店して、ドトールアプリのチャージ残高払いで、アイスコーヒーを注文した。店内は適度に冷房が効いていて、涼しい。熱中症予防のため、身体を十分に冷やしておく。

6.まとめ
今回の下板橋、大山回の街ぶらは、熱中症対策を優先させて、新規のお店の探検は省略して、筆者行きつけのカフェ巡りを中心に紹介した。
しかし、文珠大山店の絶品冷やしたぬきそばとの奇跡的な対面があった。文珠はチェーン店であるが、店主によると、店舗独自の裁量で仕入れやメニュー開発しているため、店舗ごとの違いがあるそうだ。冷やしたぬきそばは店主の自信作で、褒めちぎったら、またきてくださいとお願いされた。
街ぶらの楽しみは、店や商品との出会いだけではなく、店主との触れ合いやコミュニケーションが大切だ。
生きている間に何回食べられるかわからないが、私が元気な内にまた訪問したい。

7.解説ポッドキャスト
本記事に関する対談形式の解説番組を音声ポッドキャストでご用意しました。筆者も意識してなかった深い内容です。記事と合わせてご利用いただけると幸いです。

8.解説全文
AI(Gemini NotebookLM)による対談形式の解説があまりにも面白かったので、全文掲載することにした。記事+解説ポッドキャスト+解説全文というのは、noteの記事編集の新しいスタイルであり、読者の皆さんにも実践していただきたい。

[00:00]
あの猛暑を生き抜く究極のサバイバル術が69歳の元IT技術者と最新のAIチャットボットそれからスパゲティボロネーゼみたいな食感の冷やした抜きそばこの3つの組み合わせにあるって言ったらリスナーの皆さん信じますか.

[00:18]
いやーなんかそれだけ聞くとかなりカオスというかどういうことってなりますよね.

[00:24]
そうなんですよわけがわからないですよね.

[00:26]
でも実はこれ情報過多な現代諸会で私たち自身の心と体を守りながら日常を豊かに生きるためのものすごく利にかなった戦略なんですよね.

[00:37]
なるほど今日の深森ではまさにその謎をリスナーの皆さんと一緒に解き明かしていきたいと思います.

[00:43]
はい楽しみですね.

[00:45]
今回私たちが読み解くのは2026年7月22日月曜日の海の日に書かれたあるノートの記事です筆者はシニアライターの大葉幸生さんで東京の下が立ちから大山エリアを舞台にしたいわゆる街ぶらの記録.

[01:03]
ですねこの日って気温が38度というもはや命の危険すら感じるような猛暑日だったんですよね.

[01:10]
本当にリスナーの皆さんも夏の休日に暑すぎて外に出たくないでもリフレッシュはしたいって葛藤したこと絶対あると思うんですよ.

[01:19]
まあ大抵の人は冷房の効いた部屋に留まる選択をしますよね.

[01:23]
そうですよねでも今回の私たちのミッションはこの過酷な環境下で彼がいかにして安全を確保して外に出たのかそして何気ない日常の食事からどれほどの喜びを引き出しているのかその視点と技術を探求していくことです.

[01:38]
日常をちょっとした冒険に変えるためのすごく実践的なケーススタディーと言えますね.

[01:43]
では早速なんですけど彼がグルメスポットに向かう前に直面した最大の壁つまり体幹温度38度の対処法から見ていきましょうか.

[01:52]
はいここがまず面白いところですからね.

[01:55]
普通散歩好きの方ならせっかくの休日だし気合で行くぞとか日傘と水分があればなんとかなるってちょっと楽観視しがちじゃねえですか.

[02:04]
日本人は特に気合や根性で乗り切ろうとする傾向がありますからね.

[02:08]
でも彼の平均体温は36. 5度なんですよ記事の中でも命を懸けて待ちぶらする勇気はないってきっぱり断言しているんです.

[02:19]
そこが素晴らしいですよね自分の限界を冷静に見極めている.

[02:23]
で彼が取った行動がなんとAIのジェミナイに猛暑対策の相談を持ちかけることだったんです.

[02:30]
長年の人生経験とか勘に頼るんじゃなくてあえて最新のAIに客観的なリスク管理を求めたわけですね.

[02:38]
ここ個人的にすごく不思議だったんですよだって69年間の人生経験があるなら自分の体は自分が一番分かっているってなりそうじゃないですかなぜわざわざAIに聞いたんでしょうか.

[02:51]
それはですね過去の経験則が全く通用しないほど近年の気候変動が異常だという事実を彼が誰よりも冷静に受け入れているからだと思うんですよ.

[03:01]
ああなるほど経験が邪魔をしていないと.

[03:05]
A元it技術者というバックグラウンドも大きいでしょうね彼は自分自身の身体をエラーを起こす可能性のある一つのシステムとして客観視しているんです.

[03:16]
システムとしてですか.

[03:18]
そうですだからこそ最新のデータに基づくaiの提案を変なプライドを持たずにフラットに受け入れられたんだと思いますよ.

[03:26]
なるほどな自分の体をシステムとして管理するそこでAIと一緒に見つ引き出したのが15分ごとに冷房の効いた場所で休むというルールだったんですよねいわゆる15分ルール.

[03:39]
ですね.

[03:40]
これってなんかまるで深海ダイバーが海面へ浮上するときに行う減圧停止みたいじゃないですか.

[03:45]
原圧停止それはすごくいい表現ですね.

[03:49]
危険な環境を安全に進むために意図的かつ戦略的にオアシスつまりカフェやお店を経由していくただの散歩がなんか高度なサバイバルミッションに変わっているのが面白いなと思って.

[04:00]
まさにその通りで今日のテーマを読み解く上で非常に的確な比喩ですね彼にとってのマチブラは気まぐれな散歩ではなくてオアシスからオアシスへと安全地帯を渡り歩く綿密に計算された行動になっているんです.

[04:15]
実際出発前のルーティンも徹底していますよね朝6時30分に起床して体温血圧酸素飽和度体重BMI体脂肪率まで全部計測してから家を出ているんですよ.

[04:31]
デジタル技術と客観的データを使ってしっかり安全マージンを確保しているわけです無理をしがちな現代人にとってこのリスクマネージメントの姿勢は本当に学ぶ出来点が多いですよ.

[04:45]
そして完璧な準備を整えた彼が最初の減圧停止のポイントに選んだのが下阪橋取にある地元で大人気の高瀬洋菓子店のカフェなんです.

[04:57]
朝9時のモーニングに合わせて路線バスを使って移動して最初の避難行動を取ったわけですね.

[05:03]
炎天下の移動を経て冷房の効いた店内に入った時の安堵感ってそれこそ砂漠でオアシスを見つけたような感覚だったでしょうね.

[05:12]
間違いなくそうだと思いますよ.

[05:14]
ここで彼はホールスタッフのお姉さんに向かって厚切りトーストセットでポテトサラダ飲み物アイスコーヒーってまるで呪文のように迷いなく注文するんです.

[05:25]
事前にシステム化された行動パターンがあるからこその無駄のない注文ですね.

[05:30]
ここからが本当に面白いところなんですけど記事の中で運ばれてきたトーストとの対面を厚切りトーストセットがつぶらな瞳で筆者を見つめてきたって表現しているんですよ.

[05:42]
カリッとしたパンの耳フワフワの中身そこにバターとイチゴジャムを塗るそして付け合わせのフレッシュサラダにはマヨネーズを少し.

[05:51]
つける.

[05:52]
生地のこの微細な描写からは彼が完全に五感に身を委ねていることがわかりますよね.

[05:58]
確かに美味しそうではあるんですけどパンに対してそこまで感情移入して見つめ合うってかなりの没流感というか出発前のあの厳密な数値管理の世界とは別人のようですよね.

[06:10]
そこがすごく重要なポイントなんですよ.

[06:13]
どういうことですか.

[06:14]
朝一での血圧測定とかAIとの対話といったデジタルの世界から一転してここでは完全にアナログな身体感覚に切り替わっているんですちなみにこのお店現金払いのみなんですよね.

[06:27]
あっそうでした普段キャッシュレス決済を使いこなす彼ですがここでは出番がなかったと書いてありましたねスマホでワールドカップのニュースは見つつも支払いはアナログだと.

[06:38]
そうなんですデジタルで安全な移動経路を確保した上であえて現金しか使えないアナログな空間に身を置くこの意図的な環境の変化が心と体のリセットボタンとして機能しているんですよ.

[06:53]
リセットボタンですか.

[06:55]
ええ、常に情報を処理し続ける現代社会において15分ルールという物理的な制約が逆に目の前のトーストの香りとか食感だけに集中するすごく特権的な時間を作り出しているわけです.

[07:10]
なるほど、制約があるからこそ感覚が研ぎ澄まされるってことですね.

[07:15]
そういうことです.

[07:17]
高瀬での最初の減圧停止で私服の時間を過ごした彼は再び過酷な外の世界へ出ますここからは東武東上線のビザタッチレス決済を活用してスマートに隣の大山駅へ移動するんですが駅を出るとまた容赦ない猛暑が待っているわけです.

[07:33]
38度の現実に戻るわけですね.

[07:36]
はいそこで何が起きるかというとルールによる予期せぬ出会いなんですよ.

[07:41]
つまり15分ルールの発動によって予定外の行動を余儀なくされたということですか.

[07:47]
そうなんです熱中症から逃れるために目に飛び込んできた冷房の効いたそばとうどんの店文殊の大山店にいわば緊急避難的に飛び込んだんです.

[07:58]
なるほどオアシスへの緊急ピットインです.

[08:00]
ねそこで彼が出会ったのが究極の冷やしたぬきそばなんですけど彼これを一口さべてまるでスパゲティボロネーゼのような食感が楽しめるって表現するんですよ.

[08:11]
ああその表現ですね.

[08:13]
ちょっと待ってくださいよ和食の冷やしたぬきそばを食べてボロネーゼってどう考えても結びつかなくないですかかなりのパワーワードですよね.

[08:22]
確かに一見するとすごくとっぴな表現に聞こえますでもこれ平たい円形の容器に盛られてごくそばのそばにたっぷりの揚げ玉が絡みつくその物理的な粘り気や重みを表現しているんですよ.

[08:35]
揚げ玉が絡む重みなるほど.

[08:37]
そして何より流用なのは俺をより大きな視点に結びつけるとですね.

[08:42]
はい.

[08:43]
この独特の食感が彼の脳内である種のスイッチを押したということなんです.

[08:48]
スイッチって過去の記憶の引き金みたいなものですか.

[08:52]
その通りです彼はこの食感から50代や60代の会社員時代にペリエ海辺幕張にあったそば市というお店で毎日のように食べていた日々を鮮明にそがらせているんです.

[09:06]
毎日食べていた.

[09:07]
味特定の味や香りが過去の記憶を無意識に呼び覚ますいわゆるプルースト効果と呼ばれる現象ですね彼にとってその絡みつく感覚は単なる味覚を超えてかつての自分自身と再会するためのタイムマシーンのような役割を果たしたんですよ.

[09:26]
ボロネーゼという言葉はその記憶の引き金となった強烈な絡みつきを軽なりに言語化した結果だったんですね.

[09:34]
そう解釈するのが自然でしょうね.

[09:36]
でも緊急避難で偶然入ったチェーン店のメニューでそこまで深い体験ができるものなんですかチェーン店ってもっとこう均一化された味というかマニュアル通りのイメージがありますけど.

[09:48]
そこがこのブンジュというお店の面白いところでしてチェーン店でありながら各店舗の店主にメニュー開発の裁量権があるんです.

[09:56]
よそうなんですね.

[09:58]
だからこの冷やした日そばはマニュアル通りの味ではなくて大山店の店主の情熱がこもった自信作なんです実際筆者がそれを食べて直接褒めちぎると店主からまた来てくださいってお願いされたそうですから.

[10:12]
すごい命を守るための減圧停止として偶然飛び込んだ場所でマニュアル化されていない個人の情熱に触れてさらには自分の過去の記憶へタイムトラベルまでしてしまう.

[10:23]
ドラマチックですよね.

[10:24]
これもし15分ルールという制約がなかったら絶対に入っていなかったお店ですよね店主さんとのコミュニケーションも含めて、町ぶらの真の醍醐味って感じがします。

[10:35]
ええ、自身の感じ性を常に開いているからこそ、製薬によってもたらされた偶然をこれほど豊かな体験に変えることができたんでしょうね。

[10:44]
さて、お蕎麦で思いがかない感動を味わった後も、サバイバルミッションは続きます。 エクセルシオール大山店で冷たいミルチアを挟んでお腹を整えて、いよいよランチのメインイベントへ向かいます。

[10:57]
まだ食べるのかという驚きもありますが健康管理の賜物ですね?

[11:02]
ええ海の日ということで海鮮を求めて夕座大山商店街にある開店寿司ウオベイへ足を運ぶんですね.

[11:10]
ここからの展開が現代の食体験における非常に資産に富んだパラドックスを提示してくれるんですよ.

[11:17]
パラドックスですか?

[11:18]
ええ.

[11:19]
人気店なので入店時は先客が9人も待っていたそうなんですけど彼は全く動じないんです受付機で発券して回転の速さを生かしてわずか10分後には案内機で座席へ向かう.

[11:31]
システムの恩恵をフル活用していますね.

[11:34]
注文はすべて手元のタブレットでお寿司は高速レーンを新幹線型の容器に乗って自動で届く人間の介入を極限まで減らした完全なデジタル空間です.

[11:45]
朝の高瀬での店員さんに口頭で注文して現金で支払うおんのもりあるアナログ空間とは見事なまでに真逆の世界ですよね.

[11:54]
そうなんですで彼は得意のパターンであるマグロネギトロ軍艦てっかまきのトリオから開始してその後に穴子うなぎ卵ダブルと続いていくんですが.

[12:04]
いいペースですね.

[12:05]
ここで突然彼の心の中に非常にスピリチュアルで豊かな感情が芽生えるんですネギトロマグロてっかまきの順に食べながら海で元気に泳ぐマグロの姿が頭に浮かび尊い生命に感謝するという境地に至るんですよ.

[12:21]
尊い生命への感謝素晴らしいですね.

[12:24]
でもつまりこういうことですよね人間と一切関わらずただタブレットをタップして機械から流れてくるお寿司を食べている超効率的なデジタル空間の中でどうしてそんなスピリチュアルな感謝の念が生まれるんでしょうか.

[12:38]
普通はそう疑問に思いますよね.

[12:40]
ええむしろ無機質で冷たい空間に感じてしまって食への感謝なんて湧きにくいんじゃないかって思うんですけど.

[12:47]
デジタル化イコール人間性の喪失と捉え慣れがちですからねでもこれ人間の脳の認知リソースという観点から見ると実はすごく理にかなっているんです.

[12:57]
認知リソースですか.

[12:58]
はい例えば店員さんを呼ぶタイミングを測ったり会話に応じたり注文間違いを気にしたりそういう人間関係の摩擦とか待ち時間のストレスって無意識のうちに私たちの脳のエネルギーをかなり消費しているんですよ.

[13:14]
ああ確かにすみませんって声をかけるタイミングとか気遣いますもんね.

[13:19]
そうなんですでも受付から配膳家でのプロセスが完全にシステム化されたことでその外的なノイズがゼロになったその結果彼の意識は100目の前のお寿司とその背景にある命という自分の内面的な感謝にだけ向かうことができたんです.

[13:36]
なるほどデジタルシステムが冷たいんじゃなくてノイズキャンセリングヘッドホンのように周りの雑音を完璧に消し去ってくれたからこそ純粋な感謝の念に向き合えたと.

[13:48]
その通りです効率化された最新のテクノロジーがあるからこそ逆に食事そのものや内面的な感謝に100集中できている.

[13:56]
すごい逆転の発想ですね.

[13:58]
さらに言えば彼はこの猛暑を生き抜くために新規開拓を諦めて行きつけのカフェやチェーン店を中心にするという制限を自分にかけていますよね.

[14:07]
ああそうですね縁でして名店を探すような無茶はしていません.

[14:11]
にもかかわらずこれだけ濃密な体験ができている特別な観光地に行かなくてもシステムの効率化を利用して自分の感じ性さえ開いていれば近所のチェーン店でこれほどまでに深い時間を過ごせるんです.

[14:24]
本当ですね帰り際もペイペイのセルフレジでサクッと会計を済ませて温天下に出た瞬間にまたドトールへ避難して体を冷やすアプリ残高払いでスマートに最後まで減圧停止のルールを完璧に守り抜いています.

[14:38]
体調管理もAIへの相談もタッチパネルも決済システムもすべては今この瞬間の食事を最大限に味わうためのインフラとして機能しているわけです.

[14:49]
テクノロジーとアナログな感性の最も美しい融合の形かもしれませんね今回の深掘りを通して見えてきたのは体感温度38度という過酷な状況は決して楽しみを奪うだけの壁ではなかったということです.

[15:06]
むしろAIを活用して15分ルールのような厳しい制約を設けたからこそオアシスとしてのカフェの冷房とか偶然入ったチェーン店の一杯のそばのありがたみが輪郭を伴って鮮明に浮かび上がったわけですね.

[15:22]
制限があるからこそ見えてくる自由というか.

[15:24]
はいルールは自由を奪うものではなく新しい発見のためのレンズになるということです.

[15:31]
深海ダイバーが慎重に減圧停止をしながら安全に浮上していくように日常の中に意図的な区切りやルールを設けることで見慣れた下晩橋や大山の街が全く違う新鮮な顔を見せてくれる.

[15:43]
本当に素晴らしい視点だと思います.

[15:46]
リスナーの皆さんも今度の週末暑くて外に出たくないなぁと思ったらあえて自分なりのルールを作って近所を歩いてみていかがでしょうか.

[15:54]
制限から生まれる豊かさをぜひ体験してみてほしいですね.

[15:58]
さて最後に筆者が記事の締めくくりに綴っていたある言葉について触れておきたいと思います彼はムンジュの冷したぬきそばと天使との触れ合いを振り返りながらこう書いています生きている間に何回食べられるかわからないが私が元気なうちにまた訪問したい.

[16:16]
69歳という年齢そして自身の身体と紳士に向き合い15分ルールという命名を結んでまで日々の食事を楽しんでいる彼だからこそこの言葉は単なる感想を超えた深い重みを持っていますよ.

[16:30]
ね.

[16:31]
一食一食が決して当たり前ではない奇跡の連続なのだという事実を突きつけられます.

[16:37]
本当にそうですねそこでリスナーのあなたにこの問いを投げかけて今日の深掘りを終わりにしたいと思いますもしあなたが自分が一番好きな地元のあのメニューを人生であと正確に何回食べられるかを知ってしまったとしたら明日その1回を食べる時の味わいや店員さんに対する感謝の伝え方はどう変わるでしょうか.
以上

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