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40代女性独身パン職人のリアルな悩み

どうも、ゆんです
幸せに働くパン職人が増えるように、今日も発信していきます🍞

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前回の投稿から1ヶ月以上空いてしまいました

前回は番外編として
私がお世話になった尊敬するパンの師匠について書きました
改めて自分で読んでみて(相変わらず長いですが)
本当に尊敬すべき師匠であり出会えて良かった人であると
しみじみ感じました
よかったら読んでみてくださいね

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これからのパン職人人生に悩んでいた

さて1ヶ月の間何をしていたかというと
パン職人を応援する!!という気持ちは変わりませんでしたが
私自身が今後どうパンと関わっていくか
どうパン職人として生きていくか どう生活していくか

そんなことを考え 悩み 苦しんだ1ヶ月を過ごしていました

好きなことを仕事にする
すごく夢があって素敵なことですよね
私自身好きなことを仕事にしてパン職人になったわけですが
最初からそうしようと思っていたわけではありません

むしろ

・好きなことを仕事にするなんて現実的じゃない
・好きなことで生きていくなんてそんなに現実は甘くない

そんな風にずっと思っていました
パン屋で働いてみようかなと初めて思ったときから
実際に行動に移すまでに約2年くらい悩みました

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じゃあ実際はどうだったか?
●好きなことを仕事にするなんて現実的じゃない
→自分の覚悟と行動次第
 好きなことだから続けられたし
 意欲や向上心を持ち続けられた

●好きなことで生きていくなんてそんなに現実は甘くない
→これは確かにそういう面もある
 私は会社員からパン職人への転職だったので
 働き方や給与がガラリと変わりましたし
 一緒に働く人のタイプも大きく変わりました
 環境や人間関係の変化に適応できるかがポイント
 ずっと働き続けられるかの視点も大事だと感じます

「ずっと働き続けられるか」
これは私にとって当時は気づけない視点でした

29歳で会社員からパン職人に転職し現在41歳
パン職人という仕事は大好きですし情熱もあります
私の1番の趣味であり生きがいでもあります
私が世の中に価値提供できる手段とも言えます

でも

パン屋の現場で働き続けることが
少しキツくなってきていた
のも事実です

今回は「40代女性独身パン職人のリアル」をテーマに
私自身がアラフォーになり感じ始めたパン職人としての悩み
好きなことを仕事にするときの
「ずっと働き続けられるかの視点」
について
お話しできたらと思います

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30代後半 初めて感じた体力への不安


現場のリアルを伝えながら
パン職人を応援することが私の投稿の目的なので
オブラートに包まずリアルに発信していきたいと思います笑

飲食業界全体に当てはまりますが
パン職人は体力が必須
労働時間や立ち仕事にプラスして
釜のポジションは夏場は汗だく
機材や粉袋 生地が物理的に重く
体勢の上げ下げも多いので体力は絶対必要

私は幸いにも身体が丈夫で体力もあったので
何とかやってくることができましたが
30代後半くらいから疲れが抜けにくくなった感覚がありました

勤めていた店が忙しく
睡眠時間が短かったこともありますが
当時は販売のマネージャー職に就いていたこともあり
早朝から夜遅くまで働き続ける毎日で
「いつまでこの働き方ができるかな、、」
初めて不安を感じたのを覚えています

体力が限界というよりも「働き方」への不安ですね
都心のお洒落なベーカリーカフェということもあり
スタッフは皆若く 私は最年長組の1人
気づいたら同年代で社員で働く女性はいなくなっていました

40代突入「この働き方であと何年自分は頑張れる?」


その後 製造職への復帰と働き方改善のため
古巣のパン屋に37歳のときに戻りました

郊外のパン屋で製造量は限られており
労働時間も自分の裁量次第でしたが
やはりお客様に喜んでもらいたいという思いや
自分自身の創作意欲から
やれることは最大限やろう!という気持ちで働いていました

また1人職人(社員)体制の店だったため
日々の製造業務に加え
新商品開発やパートさんの教育・労務管理
SNSやEC 事務仕事などやることはそれなりにあり
前職に比べれば労働時間は減りましたが
朝4時起きの生活や長時間の立ち仕事から
やはりジワジワと体力的な辛さを感じるようになりました

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朝に強いので
早起きに苦労することはなかったのですが
朝4時の真っ暗なうちに起きて職場に行き
夜暗くなってから帰る生活
当たり前に10年以上続けてきた生活が
次第にキツく感じられるようになりました

自分の裁量で働くことができて
しっかりやるべき仕事を果たせば
本当に自由にさせてくれる職場でした
職場への不満 待遇への不満はありませんでしたが
「この働き方であと何年自分は頑張れるかな?」
という考えが常に浮かぶようになりました

今はまだ頑張ることができます!
でも45歳は?50歳は?その先10年は?
そう考えたとき
今後の働き方のことをちゃんと考えないといけない
と感じました

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勤め続けることの難しさ


パン職人として
このまま50歳60歳まで勤め続けることは
正直難しいと感じました

体力面のこともありますが
勤め続ける以上は当然結果を出し続ける必要があります
日々の売上やイベントへの対応
商品のクオリティ維持や新商品開発
SNSでの発信などなどなど

決して無理はしなくて良い環境でしたが
現状維持は衰退の始まり
どんなときもベストを尽くしたい自分の性格上
1人職人体制の職場で
あと10年20年それを背負い続けることの想像ができなかった

というのが1番の理由です

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2番目の理由はやはり体力・体調面です
40代後半〜50代半ばのパートさんと一緒に働いていましたが
年齢を重ねての体調の変化などにより
急な体調不良が数日から1週間ほど続くことが
不定期に皆に起きていました

更年期の症状かもしれないし違うかもしれない
パートさんたち自身も原因が分からなかったり
予想できないタイミングでいきなりやってくる不調
戸惑いや不安を抱えていましたし
めまいや吐き気が酷いようで
ちょっと無理したら頑張れるような程度ではないようでした

自分もいずれ歳を重ねたときに
同様の症状が出るかもしれない

そうしたときに体力ありきの仕事はよりキツくなるだろう
1人職人体制の職場では大きな迷惑がかかってしまうだろう
考え始めると不安はたくさんありました

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そんなこと今考えても仕方ないし
先のことは分からなくて当然
そのときそのときでベストを尽くせばいい
会社とも相談しながらやっていけばいい
当然そうも考えました

「パン職人として」もう転職はしないと決めていたので
今の職場で働き続けるか退職するか
退職する場合は独立するのか会社員に戻るのか
そんなことを日々考えるようになっていきました

そんな極端な!と思うかもしれませんが
もし先々のことを考えて会社員に戻るのなら
1日でも早い方が良い
ということは分かっていました
飲食業の現場で働くのではない限り
会社員経験があるといっても新卒時代の数年のこと
40代ほぼ未経験で転職回数多数の私の市場価値がどのくらいか
人材業界に在籍した経験があるのでその厳しさは分かっていました

どんよりとした気持ちの一方で
ちょうど良い区切りのタイミングかもしれないという思いもあり
気持ちは大きく揺れ動いていました

独立するしか道はないのか??


当然「独立」についても考えました
経験を積んできたし大好きな仕事です
友人や知り合いの飲食店のオーナーさんたちからも
いつ独立するのかと常に聞かれていました
でも私にとって
独立はそれほど前向きな選択ではありませんでした

長くパン屋で働くなかで
パン屋で生計を立てる厳しさを感じていました
私は独立するなら1人でと決めています
どんなに小規模だとしても
製造場所・製造機材・厨房設備には相応のお金がかかり
原材料や資材もどんどん値上がりしています

うまく中古の機材などを揃えられたとしても
開業費や固定費含め出費に対して
1人で製造販売するパンの売上でどこまで採算がとれるか
集客が簡単ではないこと ロスパン対策の問題も当然感じています

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独立を目指して頑張っている方や
独立されてしっかりお店を経営されている方には
その程度か!と思われてしまうかもしれません

パン職人として第一線を走り続ける師匠や
パン屋を開業した元同僚たち
SNSやTVで見るたくさんの独立したパン屋さんたち

本当に凄いなぁ覚悟が決まっているなぁと
いつも眩しく見えて
少しの後ろめたさを感じることもあります

でもパン職人全員が独立を夢見ているわけではないし
独立しないパン職人は情熱がないわけでもない

大好きな仕事で思いを込めてパンを作っていても
体力や気力に限界を感じることはあるし

私にとって独立は魅力よりも不安が上回る
それが紛れもない
40代独身女性パン職人の私のリアルな思いでした

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パンとの関わり方・働き方を変えていく


パン屋を開業することは自分の中では明確にNO
悩んだ末に考えついたのは
パンの仕事を副業にするというものでした

高齢になってきている両親のこと
私自身の健康や生活が今後どうなっていくか
そうしたことも加味して
持続可能な働き方ができる
生活の軸となる定職に就いた上で
パンは自宅工房で受注販売のスタイルにする

これが最も現実的で
最も私らしい選択だと考えました

受注販売についてはずっと考えていることではありました
ロスパンを出したくないという強い思いと
長年お店で頑張ってきたので
自分の家族や友人
お世話になってきた方々や応援してくれている方々
私のパンを今後も食べたいといってくれるパートさんたち
今後はそうした人たちに向けてパンを作ることができれば
それで十分だという思いでした

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好きなことを仕事にすることはできる

ずっと働き続けられるか?の視点が大事だった


29歳でパンの世界に飛び込んだとき
私には「ずっと働き続けられるか?」の視点はありませんでした

勢いで気持ちだけで飛び込んだので
そんな長期的な視点は持てていませんでしたし
パン職人の働き方がどんなものか
年齢を重ねたときの自分の身体のこと
自分自身の生活がどうなるか(結婚するのかとか)
高齢になる親のこと
そういうことが
当時30代手前の自分には想像できなかったんですよね
でもそれも仕方のないこと

大切なのは
節目節目で先のことを考えながら
しっかり人生設計することだと感じました

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体力勝負の仕事は尚更に
「気合い」とか「根性」にはいずれ限界がくる

若い時は夢中!でも良いけれど
30代になったら5年先くらいは考えながら
40代は10年20年先を見越して考えることが
本当に大事なんだなぁと実感しています
もしかしたらみんな当たり前に考えているのかな、、

私みたいにあれこれ体力とか働き方とかを問題にせずに
ずっと定年まで勤める方もいらっしゃるだろうし
独立して自分のお店を持つ方も多いと思います
チェーン展開のお店だと
店舗仕事からSVや本部職に異動とかもあるのかな?
そういうキャリアチェンジができるお店に転職するのも
一つの方法かもしれませんね

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まとめると、、、


いろいろ書いてきましたが
私はパン職人に転職したことはまったく後悔していません
(当時に戻れるとしてもパン職人になると思う)

ただ40代になって
このまま当たり前に同じように働けるわけじゃないんだな
という現実に直面しました
(あくまで私はです)

これは「好きなことを仕事にする!!」
とパン業界に飛び込んだ当時には想像できなかったことなので
今かつての私のようにパン業界に飛び込もうとしている方には
「働き続けられるか?」の視点は大切だよ
ということが伝わったら嬉しいし
(独立をきちんと計画されている方は素晴らしいです)
今まさに私と同じように悩んでいるパン職人仲間がいたら
大変だけど頑張ろうねという気持ちです

そしてこの1ヶ月は定職探しの転職活動をしていて
それがめちゃくちゃしんどくて死んでいましたということでした
(無事決まりました)
パン職人→会社員の転職のしんどさもいつか投稿したい笑

仕事に慣れたらパン工房作り始めていきます!

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かなり個人的な内容ではありましたが
素敵なモデルケースは
SNSでいくらでも目にすることができると思うので
中年パン職人のリアルを伝えるのも
参考になる方がいるかなと思い
まとめさせていただきました

今回はかなり投稿の間が空いてしまいましたが
また定期的に続けていきたいと思いますので
感想や聞きたいことなどありましたら
コメントしてもらえると嬉しいです

それでは また次の投稿で😊

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