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神奈川県・(京急線の)最南端の駅、三崎口でまぐろを食べる旅!

私は神奈川県の東西南北にある最端駅を巡ることを密かな目標にしている。今回はその南端…と思って訪れた三崎口駅。しかし後から調べ直すと、ここは正確には「京急線最南端駅」であり、神奈川県最南端駅はJR湯河原駅だった。完全な勘違いだったが、三崎口の旅は十分魅力的だったので、そのまま紹介したい。因みに湯河原駅は過去に一度訪れたことがあるが、エキタグを回収できていないので再訪する予定だ。

最北端駅上陸についてはこちら↑

お得な「みさきまぐろきっぷ」

さて三崎口といえばマグロである。いくら(京急線の)最南端の駅に降り立つのが目標だとしても三崎口に行くのにマグロを食べずに帰るのはあまりにも損。せっかくなら美味しいマグロを食べて満足して帰りたい。

京急では沿線の色々なお得な切符を販売しており、逗子葉山女子旅切符は何度か使ったことがあったが、みさきまぐろきっぷを使うのは初めてだった。

みさきまぐろきっぷ

・京急とバスが乗り放題
・対象店舗でご飯が食べられる
・お土産をもらえたりアクティビティに参加できる

みさきまぐろきっぷとはこの3つの特典が付いてくるお得な切符である。値段はどの駅で購入するか、紙かデジタルかで変わるが、私は上大岡駅から紙で購入したので¥3980だった。

上大岡から三崎口まで特急で40〜50分程。上大岡駅は横浜市営地下鉄も乗り入れている大きな駅なので乗り換えにも便利。車内は平日の9:30過ぎだったのでわりと空いていて快適だった。

三崎口駅。こじんまりとしている。
存在感のあるみさきまぐろきっぷの暖簾

三崎口駅に到着。駅の周りにも店はあることはあるが、港の方が豊富なので三崎港までバスに乗る。改札を出てすぐにバス停があるが、横浜駅や品川駅の京急線乗り場のようにソレイユの丘方面、城ヶ島、三崎港方面など3つの行き先別に色分けされていて目的地のバス停が何番なのか分かりやすくて良かった。(撮影忘れた)

昭和の香りが残る古い港町

城ヶ島行きのバスに乗って約15分程で三崎港に到着。バスは平日にも関わらず沢山の観光客で混雑していた。三崎口駅からのバスは3方面出ているが、一番混雑していたように思う。それだけ城ヶ島や三崎港方面に遊びに行く人が多いということだろう。

空と海の青が美しい夏の三崎港
レトロで重厚な佇まいの三崎館本店

こちらは三崎港に降り立つと一際目を引くレトロな建物。気になって調べてみたところ、明治41年創業の割烹旅館とのこと。相模湾北部を震源地とする関東大震災で被害を受けたが、建て直され今に至る。関東大震災が起きたのは1923年(大正12年)。約100年もの間、この佇まいで三崎港を見守っているのである。ここはみさきまぐろきっぷも利用できるようなのでまたの機会に入ってみたい。

関東大震災が起きた当時、ここ三崎港は震源地が近かった為、甚大な被害を受けた。三浦半島先端部が大きく隆起し、一時期は城ヶ島まで歩いて行ける程だったらしい。先程、紹介した三崎館本店を始めこの近辺の多くの家屋、そして灯台が倒壊した。この港町はその未曾有の大地震を乗り越えた歴史ある港町なのだ。

最近は地元の横浜はもちろん函館や敦賀など港町を訪れる機会が多い。しかし「港町」と言ってもその土地によって全く雰囲気が異なる。ここ三崎港もこれまで行ったどの港町とも違っていた。決して大きいとはいえない漁港の周辺に古い建物が立ち並ぶ。中には売地の看板が立つ廃業してしまった建物もあった。「昔は沢山の人が来て栄えていたんだろう」と、かつて賑わっていたであろう港町を思い浮かべ、ノスタルジックな気分になった。

まるで昭和の時代から忘れ去られてしまったような、寂しさと哀愁が漂っていた。悪く言えば「寂れている」とも言えるが、この雰囲気、私は決して嫌いではない。むしろこの「旅愁」こそが現在の三崎港の特徴、見どころのひとつなのだろうとまで思った。恐らくハマる人にはハマる。そんな「味のある港町」である。

本日のまぐろランチ

今回のランチのお目当ては三崎港から徒歩5分程のところにある「◯つね」さん。

清潔感のある和風の建物

Googleマップの評価が高いことが決め手になった。開店の1時間前から店先にある用紙に名前を書いて順番を先取りしておけるシステムになっているので、バスで三崎港に到着後、すぐにお店に向かった。開店30分前だったが、まだ誰も名前を書いておらずまさかの一番乗りだった。

市場。朝のピークが終わっている為か静かだった

近くにある市場で景色を見ながら少し時間を潰してから再び店に行くと、店員さんがちょうどのれんを出すところだった。店内は4、5人が座れるカウンターと4人掛けの座席が4つのとてもこじんまりとした作り。休日は大混雑するというのは味や接客の良さはもちろんなのだろうが、座席数が少ないというのも関係しているのかもしれない。

まんぷく券メニュー、ちらし寿司とお刺身セット

まんぷく券で食べられるメニューはふたつあり、もうひとつは10食限定の三浦地魚の天ぷらそばだった。(こっちも美味しそうだったけど)

刺身はマグロの他、本日の地魚としてかますとカツオ、マグロの胃袋と卵。初めて食べたが、胃袋はコリコリ、卵はプチプチしていて美味しかった。お酒のお供に良いかも。トロや赤身は文句なしの美味さ!特に右側にある大葉に包まれたトロは文字通りトロットロでちらし寿司に乗せて食べると尚美味しかった!左下の小鉢は魚の珍味のような感じ(正体がわからない。聞けば良かった!)コリコリしていて少ししょっぱい味付けがとても美味しかった。

店員さんや大将もとても元気で愛想良く、Googleマップの評価が高いのも納得。大満足のマグロランチだった。他のマグロ料理も評判が良いのでまた行きたい。

海の駅 うらりマルシェ

道の駅ならぬ海の駅

1階は魚介類、2階は野菜を扱っており、カフェも併設された大きな建物。みさきまぐろきっぷに付いている「おもひで券」で引き換えられるお土産の大半はここで取り扱っている。スイーツ系を扱っている他の店に行くことも考えたが、せっかく来たのだからやはりお土産にもマグロを持ち帰りたいと思い、この中で探すことに。

ホームページでお目当ての商品を決めて店に行くと、めちゃくちゃフレンドリーなおばちゃんが出てきて「お姉ちゃん!おもひで券の引き換えかい?!沢山あるからね!今説明するよ!」と。引き換えできる商品の説明を一通り受け、お目当ての商品をゲット。

まぐろのカマの炙り焼き。オーブンや電子レンジで調理可能

威勢の良いおばちゃんに少しタジタジになったが「お姉ちゃん!」と呼ばれるのは悪い気がしなかった(先日41歳になったばかり)

その後、2階の野菜コーナーで三浦野菜や商品を見ているとお酒コーナーに見知った顔が…!

hyde公式サイトより

なんとラルクのhydeであった。と言っても決して本人に会った訳ではない。hydeがアンバサダーに就任したワインが販売されており、宣伝ポップが貼られていたのだ。ポップを作成したのはラルクファンの従業員だった。「ドエルの私が〜」みたいな文言が書いてあって、まさかこんなところで同志と推しに会えるなんて夢にも思っていなかったので(写真とポップだが)テンション爆上がり。思わずポップを撮影しようとしたが、店内の商品だからやめろと同行していた母に止められ、事なきを得る。(お店の皆さん、興奮し過ぎていてすみませんでした)

三崎港で北海道ソフトクリームを食べるというシュールな絵面になってしまった

暑かったのでカフェでソフトクリームを食べた。カフェメニューは他にも色々あり、地元で製造されたビール各種やその飲み比べセットなんかもあり、とても気になったが、今回はひとまずソフトクリームに止めておいた。

座席の背後にはうらりマルシェを始め、この近辺を番組やドラマの撮影で訪れた有名人達のサインがズラリと飾ってあって非常に見応えがあった。私が好きな嵐やスーパーエイトなどは当時の事務所の関係でサインはなかったが「撮影しました」というドラマや番組の画像入りの貼り紙があった。確か、松潤のドラマやWESTのMV撮影をしたという内容のものもあった気がする。

1階のエントランスホールはちょっとしたゲームセンターになっており、一昔前の機種が多くてこんなところまで昔の名残があるのかと驚いた。ガチャガチャコーナーを何となく見ていたらこんなものがあって思わず笑ってしまった。

三浦ツナ之介その1
三浦ツナ之介その2

マグロを擬人化する訳ではなくそのままキャラにしてしまうという潔さ。そして強気なお値段。そのわりには駅にも街中にもおらず、宣伝には全く力を入れていない。よくわからない謎キャラである。因みに私はガチャ回したか?というと…回してません。(値段が高すぎる!)

うらりマルシェから見た漁港。こじんまりとしている

この日は最高気温が33度を超える猛暑日だった為、歩き回るのは危険と判断し、観光はこれにて終了となった。城ヶ島は今から2年前のちょうど今時期に車で訪れたことがあり、とても楽しかったので涼しくなったらまたみさきまぐろきっぷを使って行きたいと思う。以下は当時撮影した写真。

城ヶ島公園からの眺め
城ヶ島で食べたマグロ丼。美味かった!

現地でお酒を飲まなかったことや先日の福井土産で買ったスパークリング日本酒が不発で不完全燃焼だったので、お土産にもらったマグロのカマの炙り焼きをつまみに何かお酒を、と思って帰りに近所のスーパーに立ち寄った。せっかくなのでご当地ものが良いかと思い、三浦市やその近くで作られた商品を探したがない。悩んだ末に小田原の梅を使ったクラフトチューハイを購入。

瓶の酒って何故こんなに美味そうに見えるのか。

三浦からは少し離れているものの、同じ神奈川県産ということで私的にはオールオッケーである(某HOT LIMIT風に)

切符の特典とはいえこんなにデカいものを貰ってもいいのかと思う程デカいカマ。

おばちゃんが2切れ入ってると言っていたし、袋も結構な重さがあったが外袋を開けて取り出してみてあまりの特大サイズに驚いてしまった。電子レンジで温め、熱々のカマをご飯に乗せつつクラフトチューハイを煽ると程よく酔いが回ってきた。クラフトチューハイは本場の梅を使っているだけあり、缶で売っているなんちゃって梅チューハイとは全く違う、梅本来の酸味がとても効いてて美味しい。炙ったカマの香ばしさと梅チューハイ。抜群な相性であった。

一緒に買ったチータラなんかも食べながらゆっくりと飲み終えると軽くふらついた。ここまで酔ったのは久しぶりで少し驚いてしまった。ラベルを見るとアルコール度数は8%。日本酒の12%程ではないが、いつも飲むチューハイが3、4%だということを考えると酔っ払ってしまうのも無理はないように思われた。「ウェーイ!」と陽気になる人の気持ちが少しだけ分かった気がした。ただ、実際に千鳥足で歩くのは周りにも危ないので、家でゆっくり飲むくらいが私にはちょうどいいのかもしれない。

いつも飲むメーカーものの酒も良いが、たまにはこうしたご当地の酒を飲むのも良いなと思った。またひとつ新たな旅の楽しみ方を見つけられたように思う。これからも色々な楽しみ方を見つけながら様々な地域の旅、そして観光をしていきたいなと思う。(ただし、肝臓が弱いので飲み過ぎにはくれぐれも注意したい)

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